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OUTERSHELLのKyleってどんな人?

さぁみなさん、気持ちよく自転車に乗れる季節になってきました!
朝晩の空気もいい感じで、ふらっと自転車を漕いで外に出たくなる日が増えてきましたね。

この時期になると、ちょっとしたパーツを変えてみたり、バッグを付けてみたり、自分のバイクをいじりたくなる方も多いのではないでしょうか。

これまで何度もご紹介してきたOUTERSHELL / アウターシェル
機能面や作りの良さはもちろんなんですが、私たちが長年取り扱いを続けている理由は、そこだけじゃなかったりします。

“作っている人の顔が見える”

ガレージブランドならではの距離感や、手仕事が伝わる温度感。もともと取り扱いを始める時にも大きく影響するのが、どれだけプロダクトが素晴らしいものかという以上に、その人たちに魅力を感じるかどうかという点。フィーリングが合う、私たちにとってとても大事なポイントです。


作り手の魅力が自然とプロダクトにも出ていて、気づけばブランドごと好きになっている。

実際、モノとして良いから選ぶというより、「あの人たちが作ってるから使いたい」と思って手に取っている方も多いんじゃないでしょうか。

ということで今回は、改めてOUTERSHELLの創設者、Kyle(カイル)について。

SNSやブログで見かけたことがある方も多いと思いますが、彼のことを知ると、このブランドの見え方がちょっと変わるかもしれません。

後半では再入荷しているアイテムもご紹介しますので、そちらもあわせてぜひ。

そう!この写真の人物が、OUTERSHELLのオーナーであり、デザイナーであり、ありとあらゆる役割を担っている超重要人物です。🦸‍♂️

超多忙な彼ですが、改めてカイルのことを紹介したい!とお願いしたところ、快くインタビューに応じてくれました。

実際にカイルが撮影した写真とともに、ご紹介します。

Q1: 出身地と現在の居住地について、簡単に自己紹介をお願いします。

出身はロサンゼルスで、17歳のときにサンフランシスコへ引っ越しました。
今は36歳になるところなので、もう19年前のことですね。以来ずっとここに住んでいます。


Q2: OUTERSHELLではデザインリードとして活躍されていますが、具体的にはどのようなことをされていますか?

オーナーとしては、会社のさまざまなセクションを管理して、全員がうまく連携して動けるようにしています。各メンバーにタスクを振り分けて、それらがきちんと連動するように調整しています。

デザイナーとしては、プロトタイプを自分で縫製して、実際に使ってテストし、改良を重ねて、パターンを作り、製作の手順を整えています。つまり、製品がどう作られるかをすべて考え、それに必要な設備も整えています。ショップ全体の構造や機能の設計も担当しています。

それに加えて、新しいマーケティングにも関わっていますし、ウェブサイトのデザインや構成の多くも担当しています。

ものを作ること、それを形にすることが、自分のやっていることですね。


Q3: 自転車に乗り始めたきっかけは何ですか?最初に買った自転車や印象的なエピソードがあれば教えてください。

自転車に乗り始めたのは、自分の住んでいたエリアから外に出るための手段としてでした。まだ車の運転ができなかったので、郊外から出て他のカルチャーに触れるための唯一の手段が自転車だったんです。

初めてCritical Massに参加したときのことを覚えています。あれが初めてのグループライドで、ロサンゼルスの車中心の文化に対する政治的なメッセージでもありました。


Q4: 2015年にOUTERSHELLを始めたきっかけは何ですか?また、名前の由来についても教えてください。

OUTERSHELLは、自転車用のバッグを作りたいという気持ちから始まりました。自分自身や他の人が、自転車で世界を探検するのを助けるようなものを作りたかったんです。

最初からビジネスとして始めたわけではなくて、多くの人がそのバッグを欲しいと言ってくれるようになってから、結果的にビジネスになっていきました。

ロゴは、The Tao of Physicsという本から来ています。現代物理学と古代仏教哲学の共通点を探る内容の本です。

「Outer Shell」という名前は物理学の用語で、原子の最外殻(価電子殻)のことを指しています。宇宙のあらゆる相互作用がそこで起こり、つながっているという考え方です。


Q5: 製品作りはどのように学びましたか?影響を受けた人物などはいますか?

OUTERSHELLを始める前から製品は作っていました。自分や周りの人のために作り続けていて、どんどん良くなっていったんです。

売るためじゃなくて、自分で使うために作っていると上達しやすいですね。

思いつくままに挙げると、Marie Kondo、Toyota、Evan Kinori、Edward Abbey、Balenciagaあたりに影響を受けています。


Q6: OUTERSHELLの製品は洗練されたデザインや高い縫製技術、日常からアドベンチャーまで対応する機能性が特徴ですが、製品づくりで大切にしていることは何ですか?

自分たちの製品を、世の中で一番耐久性のあるバイクバッグにしたいと思っています。そして、できるだけシンプルで使いやすいものにしたい。

多くの場合、シンプルにすることが、その両方を実現してくれます。

シンプルな見た目も好きです。純粋で主張しすぎず、自転車に乗るという行為の良さをそのまま表現していると思います。


Q7: これまでの製品の中で特に思い入れのあるもの、またはよく使っているものはありますか?
なぜその製品を作ろうと思ったのか。きっかけとなった出来事はありますか?

Everyday Toteがすごく好きです。毎日使っていますし、自転車以外でも使っています。

他のバッグと同じようにタフなんですが、見た目がいわゆるバイクバッグっぽくないのが特徴です。どんな用事にも使えて本当に便利です。

何がきっかけで作ったかは正直はっきり覚えていませんが、長く使っているうちにいろんな経験が重なって、もう一体化している感じですね。


Q8: 最初のOUTERSHELLの製品は何でしたか?なぜそれを最初に作ったのでしょうか?

いろいろ単発で作っていたものはあるんですが、最初に正式に販売した製品はRolltop Saddlebagだったと思います。

当時あまり市場になかったものだったし、数も作りやすかったんです。量産するうえでの最初のテストでもありました。


Q9: 次に作りたいと考えている新しいアイテムはありますか?(可能な範囲で教えてください!)

作りたいものは本当にたくさんあります。

例えば、もっと大きいサイズのmusetteで、ファッショナブルなグロサリートートみたいなものとか。リアラック用のトランクバッグとパースの中間みたいなものとか。

パニアバックパックのプロトタイプも結構作ったんですが、製品化には至らなかったので、もう少し詰めたいなと思っています。もしくは別のタイプのパニアとか。

どうなるかは、楽しみにしていてください。


Q10: 少し個人的な質問ですが、どんな子どもでしたか?当時好きだったものは何ですか?

いわゆる“ラッチキーキッド”で、テレビに育てられたような子どもでした。

いろんなことを自分で何とかしないといけなくて、その分たくさん失敗もしましたし、問題もよく起こしていました。

トトロがすごく好きでした。サンリオだとバッドばつ丸が一番好きです。

その後は車にハマって、自分で組んだりしていました。14歳のときにはジャンクヤードのパーツで初めて車を組み上げました。


Q11: 自転車で訪れた中で印象的な場所はどこですか?また、バイクパッキングでの印象的な体験があれば教えてください。

Baja Divideを走ったときはすごく良かったです。

バイクツアーの途中で世界遺産の場所でシュノーケリングをして、マンタと泳いだりするって、なかなかない体験ですよね。

一人で長い時間走っていると、自分の考えと向き合う時間が増えて、それがきつく感じることもあります。すごく内省的になったり、存在について考えたりして、処理するのが大変なこともあります。


Q12: 少し前になりますが、パリ・ブレスト・パリへの参加がとても印象的でした。その経験はその後に何か影響を与えましたか?

ランドヌールを始めて、PBPの資格を取って、そのまま出場するまでを1年でやったのは、自分の中で一番大変な経験でした。

諦めるのが嫌で、意地でやり切った感じです。

あれはすごく大きな自己発見の時間で、自分の意志だけでどこまでできるのかを知ることができました。

フランスだけじゃなくて、世界中のPBPの文化や歴史もすごく良かったです。本当に貴重な経験でした。

ただ、やりすぎた反動で、その後しばらく自転車に乗りたくなくなってしまって、1年くらい離れていました。今はまた違う形で自転車との関係を見直しているところです。


Q13: サイクリング以外で、今ハマっていることや興味のあることはありますか?

ロッククライミングにかなりハマっています。

いつか楽器もやりたいと思っていますが、すでに趣味が多すぎますね。


Q14: どんな音楽が好きですか?好きなアーティストやジャンル、作業中によく聴く音楽はありますか?

基本的にいろんなジャンルを聴きます。ブルース、ジャズ、カントリー、パンク、ハードコアなど。

今ならVicente Fernándezとかいいですね。

作業中は、そのときの気分でいろんなプレイリストを流しています。


Q15: 好きな本はありますか?

Desert Solitaireは、アウトドアへの憧れを膨らませてくれるいい本です。


Q16: 特に好きな場所はありますか?その魅力も教えてください。

Joshua Treeはロッククライミングをするには世界でもトップクラスの場所だと思います。

それと砂漠が好きですね。景色がすごく力強くて、厳しい環境の中でサボテンや植物が鮮やかに存在している感じがいい。砂漠はすごく純粋な場所だと思います。


Q17: お気に入りのお店やショップはありますか?また、日本からアメリカを訪れる人におすすめしたい場所はありますか?

サンフランシスコ周辺で言うと、

Guerra’s Meats
Grooves Records
Center Hardware

あたりが好きです。

あとは、

Conservatory of Flowers
Lands End

に行ったり、The Knockoutでショーを見るのもおすすめです。


Q18: 2019年にはCirclesやEarly BirdsでPOP-UPやトークイベントも開催されていましたね。沖縄や伊豆にも行かれていたと思いますが、日本にまた来る予定はありますか?また、行ってみたい場所はありますか?

今のところ具体的な予定はないですが、また行きたいと思っています。

もし呼んでもらえたらいつでも行きますよ!!

リエと一緒に旅した時間がすごく良かったので、また一緒に行きたいですね(忙しいとは思いますが)。

北海道がどんなところか気になっていますし、ジブリ美術館にも行きたいです。あと、シンヤと一緒にトヨタの工場見学にも行ってみたいです。


ありがとうカイル!

ぜひまた日本で、POPUPやライドイベントなど開催したい!みなさん楽しみにしていてください!!

interview:2025年

ちなみに、再入荷商品も

OUTER SHELL
Mega Bar Bag

価格:58,850円(税込) ~ 64,350円(税込)

OUTER SHELL
Top Tube Bag

価格:17,050(税込)

春夏シーズンに向けて、在庫切れだった商品・カラーがたくさん再入荷しています!今が一番在庫が豊富なタイミングです!

自分のバイクにピッタになアイテムを見つけてくださいね。

サイズやモデルで迷ったときはお気軽にご相談ください!
お待ちしています〜🌺

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nami
西出 奈未

Circlesの飲食部門、Earlybirds Breakfastのスタッフとして仲間入りし、それまで小さな折りたたみ自転車で爆走していたところから、自転車の世界へ足を踏み入れた。外遊び、山、畑、音楽、映画、自転車は山の中をガンガン下るのがすき。かわいいかわいい娘の母。姉妹店PFMでお菓子作りとパン焼きも。Circlesの卸部門で仕入れなどを行っている。カメラ修行中。
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