事の発端は、一昨年に開催された「秋ヶ瀬の森バイクロア」の会場に遡ります。
当時のCirclesブースでは、お客様からお借りしたバイクや店頭のデモバイクなど、実際に土の上で様々な車種をテストライドしていただけるラインナップをご用意していました。やはり自転車好きが集まる特異な空間。異なるジオメトリーや素材のバイクを乗り比べ、次なる機材へのインスピレーションを高める方が多くいらっしゃいましたが、今回ご紹介するPBJのオーナー様も、まさにそのお一人でした。

それまで、太いタイヤを履かせた小径車をメインの足として愛用されていました。しかし、ブースに展示していたRETROTECのFunduroに試乗した瞬間、29インチの大径ホイールが生み出す圧倒的な走破性と、フルサイズフレームならではのダイナミックな乗り味に衝撃を受け、新たなバイクの導入を真剣に検討されることになります。
そして、「もっと旅や冒険がしたい」という具体的なビジョンが固まりつつあった絶妙なタイミングで、SKLAR BIKEから新型フレーム「PBJ」の発表がありました。機敏なストリートライドから、未知のダートツーリングまでをシームレスに繋ぐそのコンセプト。それはオーナー様にとって一目惚れに近い、必然的な出会いであり、迷うことなくオーダーをいただく運びとなりました。


SKLAR PBJ
そして出来上がったのがこちらのバイク。
ツーリングを前提としたアッセンブルでまず導入が決まったのがこちらのダイナモライト。信頼性の高いドイツの SON NABENDYNAMO のハブとライトはペダルを回す限り光続けて、出先でのバッテリー切れの恐怖や充電の煩わしさから解放してくれます。
そしてフレームにかかるあらゆる応力を受け止めるヘッドパーツには、絶対的な信頼を誇る CHRIS KINGを選択。定期的なメンテナンスを施すことで、フレームの寿命以上に滑らかなハンドリングを提供し続ける、最も安心感のある選択です。



足回りには、転がりの軽さとトラクションのバランスに優れたTERAVAILのHONCHOをセット。そして、そのタイヤに推進力を伝えるのは INDUSTRY NINEのHYDRAリアハブです。なんと690ものエンゲージメントポイントを持ち、遊びはわずか 0.52度。ペダルを踏み込んだ瞬間、ラグなしで即座に動力が伝達されます。そして何より空転時の音が気持ちいい!



BIKE LIFE With PBJ
これまで小径車で東京の街を走っていたオーナー様。このSKLAR PBJを手に入れたことで、行動範囲は劇的に変化しているよう。
先日開催した Circles Tokyo2周年の大島ライド へも参加くださいました!
伊豆大島といえば、海沿いのタフなアップダウンに、三原山の火山灰が堆積した裏砂漠という非日常的なグラベルルートが待ち受けています。まさにPBJが掲げる「All Terrain」のコンセプトを体現するには、これ以上ないうってつけのフィールドですね。



小径車では躊躇してしまうような荒れた路面や深い轍でも、アダム・スカラーの意図したフレーム設計が真価を発揮します。29インチの大径ホイールによる高い走破性に加え、5/8インチという極細のクロモリチューブで構成されたシートステーが、火山灰や砂利のノイズを見事に吸収し、上質なサスペンションのようにトラクションを逃がしません。裏砂漠では参加者全員がPBJを羨ましく思ったはず。笑

小径車で東京の路地を駆け抜けていたオーナー様が、フルサイズのPBJを手に入れ、海を渡り、火山灰のダートを踏みしめている。機材ひとつで、人間の行動範囲と好奇心はここまで拡張されるという事実を、私たちも大島でのライドを通じて改めて目の当たりにしました。
もし、「今よりもっと遠くへ行きたい」「自分のライフスタイルに根ざした、長く付き合える確実な道具が欲しい」と感じているならぜひ一度、Circles Tokyoのへご相談にいらしてください。
あなたに最適なアッセンブルをご提案させていただきます。
