服は道具なのか、装飾物なのか。
そう考えたとき、きっとそのどちらにも当てはまるのだと思います。けれど、私が大切にしているのは、どちらかといえば「道具」としての側面です。

冷たい空気の中を走るライドで、「こうすれば寒い冬の日でも快適に走れるんだ!」という発見に出会った時。あの感覚は、私にとってビビビっと体に電気が走るような、衝撃・快感でした。
気候や環境に対して、服がちゃんと機能すること。身体の動きや感覚に寄り添ってくれること。それを知ってしまって以来、私にとって服は、装飾物である以前にまず道具として成り立っていることが前提なのです。
わたしが選んだのは PATAGONIA Baggies Shorts
柳瀬さんもVol.2のブログで「定番」として挙げていましたが、私はこのすーぱー・ミラクル・ロングセラーなPATAGONIA Baggies Shortsこそ、強く推したいアイテムです。

流行を追わないこと。
定番を、定番として続けること。
新しさを更新し続けるのではなく、長く使えるものを作り続けること。
そしてそれらがすべて、地球を守ることにつながっていること。
販売開始からほとんど姿を変えないまま、40年以上人々に愛され続けているBaggies Shortsには、そういったPatagoniaの思想ごと宿っている気がします。
良さは、いたってシンプルです。軽くて、動きやすくて、乾きやすい。
特別なギミックが施されているわけではありませんが、たとえば腰回りがベルトではなく紐であることも、無駄な干渉によるストレスを感じさせません。寝巻きにしてもいいくらい。(まぁ、そんな日もありますよ。)


朝のShorts Style
最近始めた朝ラン。
だいすきなJUDY AND MARYが歌う「Hello! Orange Sunshine」の一節、♪細い体をタフに仕上げて
という歌詞を素直に飲み込んで、体を細くタフに仕上げている真っ最中です・・・!目指すのはヘルシーな体!!!

それでも日焼けは気になるので、UVカットと吸湿発散性に特化した PATAGONIA M’s L/S Cap Cool Sun Shirt を合わせる。
走る時なんて、身軽であればあるほど良いので、軽さと動きやすさを兼ねたこのスタイルは、道具としての機能をしっかり果たしてくれます。

日常着のShorts Style
朝のアクティビティを終え、1日の始まりに備えてエネルギーチャージ!!!さっとフーディを羽織るだけで、この季節にぴったりなカジュアルスタイルにチェンジしました。

フーディは、今季発売した ’95オーバルロゴが可愛すぎて入手した PATAGONIA W’s ’95 Oval Logo Daily Hoody。この視点は、完全に装飾物としての服、ですね。
フーディとショートパンツの組み合わせはまさに王道。これだけで街に出掛けられちゃうし、店頭に立つときもよく取り入れるスタイルです。

Baggies Shortsは『水陸両用』というイメージが先行しがちですが、こういったカジュアルな服装にも馴染みが良いし、自転車を漕ぐときだってバッチリ。
個人的にショートパンツとBEDROCK SANDALSのMountain Clogを合わせるのが気に入っていて、ソックスとの掛け合いも含めて楽しんでいます。
今日は高山植物図鑑のBurgundyをチョイスしました。
流行だけでは、40年以上も残らない。
道具として優れているものが、同時に装飾物としても愛されることがある。身体を快適にしてくれるものが、その日の気分まで整えてくれることがある。(ここでいう「整える」は、ただ落ち着くだけじゃなく、気分を上げたり、季節を楽しんだり、気合を入れたりすることもふくめて。)
どちらのスタイルにもすっと馴染み、ちゃんと使える道具でありながら、ちゃんと「着たい」と思わせる装飾物でもあること。
Baggies Shortsが長く愛されてきた理由は、そんな二面性を自然に持ち合わせているからなのかもしれません。
まだまだ奥深い「服の選び方、楽しみ方」をこれからも探っていこうと思います。

さて来月は、「野外イベントStyle」をテーマにお送りします。楽しみなイベントが続々とやってくる季節ですからね!お楽しみに♪