7月25日〜26日に白馬で開催された「OMM LITE/BIKE HAKUBA 2026」
OMM BIKEとは地図とコンパスを手にして指定されたポイントまで自転車で探して走り回り得点を競う、ロゲイニング形式のナビゲーションレース。
今回は今年で3回目の参加となるベテラン(?)のダーさんと、以前一緒に乗鞍岳も走ったCirclesの仲間のもひこさんとチームを組み、初参加してきました!


頼りになる二人
イベント前は初参加だし得点重視というよりかは楽しんで走って、タコス屋さんにも行きたいね〜なんて話してましたが、レースが始まると2日ともひたすら地図を読みながらペダルを回し続けていました。






白馬は暑さはありながらも湿度は低く比較的カラッとしており、終始気持ちよく走ることができました。
結果はというと230チーム中71位(男女混合チームだと68チーム中/17位)という初参加にしてはまずまずな結果になったのではないかと思います。
最後の方は上り坂でめちゃくちゃ失速してしまったので、来年もし出れるとしたら最後まで走り切れるようにそれまでに鍛え直して挑みたいと思います💪
毎回本当に素晴らしいイベントを運営してくださっている運営に携わる皆さんにはこの場を借りて感謝いたします。ありがとうございました!
SKLAR PBJを選んだワケ
そして、今回このOMMのために組んだのがSKLAR PBJ

昨年シゲさんが書いてくれたブログの影響もあり、OMMに出るならPBJと決めておりました。未読の方は是非シゲさんのブログも見てくださいね!
https://circles-jp.com/products-review/194771/
PBJはSKLAR BIKES/スカラーを代表する現代版の全地形対応オールテレインバイク(ATB)。
現代的なジオメトリーを採用しながらも、街乗りやツーリングからトレイルライドまで「あらゆる瞬間を楽しく走る」ことを目的に設計されています。
僕が自転車を購入するときに考えるのは、普段の日常生活でも使えるか(使い易いか)ということ。

何か特化したものの方が性能が高く、その良さを簡単に早く享受できます。これは間違いありません。これまではそうした自転車をいくつか手にして乗ってきました。
20代の頃はそれでも楽しかったのですが、30代になってからはもう少し速度をおさえて、速さや距離を追い求めるのではなく、散歩をするようにゆったりと自転車に乗り、まちの景色や歴史、食などのささやかな出会いを楽しむような、散走スタイルにシフトしています。



SKLAR PBJは決して「最速」を競うための自転車ではありません。
自分のペースで自然の中へ入り、景色を楽しみながら走る。その時間を豊かにするための一台として、今の自分にちょうど良いと思ったのです。
無駄のない、美しいシルエット
PBJを初めて見たときに惹かれるのは、その飾らない佇まい。
細身のスチールチューブが描くフレームラインは力強く、それでいてどこか優しい印象があります。

プロダクションモデルとはいえ、パイプの種類や厚みまで細かくこだわるアダム・スカラーの設計が随所で効いています。
派手な造形や複雑なフレームワークではなく、自転車という道具が本来持つ美しさを素直に表現しているように感じます。
年月を重ねても古びることのないデザインは、まさに「使い込むほど味わいが増す道具」と呼ぶにふさわしいでしょう。
PBJの乗り味は、ライダーを急かさない
PBJの魅力は、数字では表現しにくい「気持ちよさ」にあります。
スチールならではのしなやかさが路面からの衝撃を穏やかに受け止め、未舗装路でも安心してペダルを踏み続けられます。
ステムを軸にダンシングすると登坂ではうねる様に軽快に進みます。また、下りでは安定感がありながらも、その気になればかなり速く攻めたダウンヒルも可能です。未舗装路でも細かなライン修正もし易く感じます。


派手な性能を主張するわけではありませんが、気がつけば長時間乗ってしまう。そんな自然体の乗り味がPBJの大きな魅力です。
今年で11回目を迎えるOMM LITE/BIKE HAKUBAは昨年から少し場所が変わりルートも南北に拡大。舗装路の比率も上がり上り坂下り坂と連続するコースでしたが、PBJの進みの軽さと安定感にかなり助けられました。
PBJ用に組んだASTRAL SERPENTINE × WTB Macroの組み合わせも好感触でした。アシンメトリー設計により左右スポークのテンションバランスが良く、組んでいるときから良さそうな雰囲気があったのですが、いざ乗ってみるとカッチリ感はあるのに乗り心地が良く、車体を倒してもタイヤがヨレる感じがないので安心感がありました。

駆動周りは最近発表されたMICROSHIFT ADVENT MXをインストール。SHIMANO XTよりもシフターのクリック感が軽く、操作感がかなり良いです。
RDの変速動作も変にもたついたりすることもなく、良い意味で癖がありません。これまでのモデルとは一線を画す操作感で、最初はそこまで期待していなかったのですが良い意味で裏切られました。
ADVENT MXはかなりおすすめできます。
自分らしい一台に育てられる
PBJは完成形が決まっている自転車ではありません。
軽快なクロスカントリー仕様にすることもできますし、大きめのタイヤを履かせてバイクパッキング仕様に仕立てることもできます。



ハンドルやサドル、バッグを変えれば、同じフレームでもまったく違う表情を見せてくれます。
「完成車を買う」というより、「自分だけの一台を育てていく」楽しさが、このフレームにはあります。
どんな人に向いているのか

- 林道や里山をのんびり楽しみたい人
- 長く付き合えるスチールバイクを探している人
- レースよりも旅や散策が好きな人
- パーツ選びも含めて一台を育てたい人
- 自転車を単なる移動手段ではなく、趣味として楽しみたい人
一方で、最新のレース志向ハードテールのような軽さや瞬発力を最優先に考える人には、少し穏やかに感じるかもしれません。

SKLAR PBJは、派手な性能を競うためのマウンテンバイクではありませんが、乗る人のペースを尊重し、景色や時間を楽しむことを教えてくれる一台です。
速さよりも心地よさを。
遠くへ行くことよりも、その道の途中を楽しむことを。
そんな価値観に共感できる人にとって、PBJは単なるマウンテンバイクではなく、人生をちょっぴり豊かにしてくれる相棒になるはずです。