
フレームの形状が洒落ているんだけど、なんか普通じゃない。よ〜く見るとテンプルがない。その代わりにナイロンコードが付いている、不思議なサングラス。
僕がOMBRAZ / オンブラスというサングラスを知ったのは、もう何年か前のこと。SNSでULTRADYNAMICOを主宰するULTRAROMANCEことロンが掛けているのを見たのが、その存在を知るきっかけでした。
当時は日本で実物を見る機会もほとんどなく、「なんだ、このサングラス?」と思ったのを覚えています。
その後、NOMADICS / MoonlightGearが日本国内での展開をスタート。僕自身もVialeというモデルを使い始め、これがとても気に入ってしまいました。

そして2年前の2024年。当時Circlesでの取り扱いはありませんでしたが、個人的に愛用していたこともあり、OMBRAZのPOP UPをCirclesで開催。このPOP UPをきっかけに、CirclesでもOMBRAZの取り扱いをスタートしました。

それから2年。今回、久しぶりとなるOMBRAZのPOP UPを、東名POP UP TOUR Vol.17 OMBRAZ POP UP STOREとしてCircles Tokyo、そして名古屋のCirclesで開催します。
せっかくOMBRAZのラインナップがたくさん揃うこのタイミング。今回は僕が最近よく使っているRefugioについて、実際に使って感じていることを書いてみようと思います。
OMBRAZは、いわゆるサイクリング専用のアイウェアではありません。むしろ僕がOMBRAZを知ったきっかけもそうだったように、ULハイキングやアウトドアの世界で目にすることの多いサングラスです。
でも、何年か使い続け、Circlesでも取り扱ってきて、自転車のある生活にもとてもよく馴染むサングラスだと感じています。
まさかOMBRAZから、こんなサングラスが出てくるとは
そんなOMBRAZからRefugioがリリースされたのを見た時は、ちょっと驚きました。
テンプルをなくしてナイロンコードで固定するOMBRAZ。そこに大きな一枚レンズを組み合わせた、かなりスポーティーでパフォーマンス寄りのデザイン。
正直、こんな形のサングラスがOMBRAZから出てくるとは予想していませんでした。
これまでのOMBRAZが持っていたアウトドア寄りの雰囲気とは、ちょっと違う。でも、この意外な組み合わせが妙に気になりました。

そして実際に使ってみても、これが良い。
見た目以上に掛けやすい
Refugioを使い始めて、まず感じたのが視界の広さです。
大きな一枚レンズが顔を覆うので、上下左右ともに視界が広い。自転車に乗っている時もフレームが視界に入りにくく、顔へのフィット感も高いので、風の巻き込みも少なく感じます。
一枚レンズが大きく回り込む見た目から、かなりカーブの強いサングラスを想像するかもしれませんが、レンズは6ベースカーブ。実際に掛けてみると、見た目から想像するほどカーブは強くありません。

僕自身、最初にRefugioを見た時は、この大きなレンズが頬に当たってしまうんじゃないかと少し心配していました。でも、実際に掛けてみたらそんなことはなく、顔への収まりも良い。

さらに独立したノーズパッドを備えているため、鼻まわりにも収まりやすく感じます。
こういったシールドタイプのスポーツサングラスは、「自分の顔には合わない」「頬に当たりそう」と最初から選択肢から外している方もいるかもしれません。
でもRefugioは、スポーティーな見た目に反して、意外と掛けやすい。
日本人にも比較的試していただきやすいシールドタイプのサングラスだと思います。
OMBRAZならではの使い方
初めてOMBRAZを掛ける方が気になるのが、ナイロンコードでの固定だと思います。
コードを絞って頭に固定するので、「しっかり締めないとズレるんじゃないか」と思うかもしれません。でも、実際にはそんなにキツく絞る必要はありません。
ほどほどで大丈夫。
この「ほどほど」が最初はちょっと分かりづらいかもしれませんが、何度か使っているうちに、自分にとってちょうど良い締め具合が分かってきます。一度そこが分かってしまえば、顔に押し付けられているような感覚もなく、それでいて自転車に乗ったり身体を動かしたりしてもズレにくい。

そしてOMBRAZを使い続けていて、僕がかなり気に入っているのが、サングラスを外した時に置き場所やしまい場所に困らないこと。
日が出ている時、屋外にいる時は掛ける。日が暮れたり、屋内に入ったら外して、そのまま首に掛けておけばいい。
ケースにしまう必要もないし、シャツの襟元に引っ掛けたり、どこかに置いて忘れたりすることもない。「外したサングラスをどうしよう」と考えなくていいのは、使ってみると思っていた以上に楽です。

すぐにまた掛けそうな時は、コードを少し緩めて額に引っ掛けておくこともあります。正しい使い方なのかは分かりませんが、これも意外と便利。笑

そして首から下げている姿も、なんとなくアクセサリーを身につけているような感じがして、ちょっとだけおしゃれになった気分にもなる。そう思っているのは自分だけかもしれませんが。笑
もちろん、普通のサングラスより少し面倒なこともあります。
テンプルがあるサングラスなら、片手でサッと外して、またサッと掛けられますが、OMBRAZはナイロンコードを頭の後ろに回す必要があるので、基本的には両手を使った方が楽です。
自転車に乗っている最中や、車を運転している最中の掛け外しには向いていません。特にトンネルを何度も出入りするような道では、普通のサングラスの方が楽だと感じることもあります。
とはいえ、使っているうちに片手で扱う技もなんとなく習得しました。笑
初めから何もかもが便利というわけではない。でも使っているうちに、締め具合や掛け外しも含めて、自分なりの扱い方が自然と身についてくる。
それもOMBRAZの面白さなのかもしれません。
ライド中だけなら、もっと良いものがある
Refugioは自転車でもかなり調子が良いです。視界は広いし、顔へのフィット感も高い。風の巻き込みも少なく、スポーツサングラスとしてもしっかり使えます。

でも、自転車に乗っている時間だけを切り取って、純粋なパフォーマンスを比べるなら、これまで使ってきたSMITH Syncline Asian Fitには敵わないと思っています。
ライド中だけを考えるなら、やっぱり専用品には専用品の良さがあります。
でも、一日を通して考えると話は少し変わってくる。
自転車に乗る。降りる。歩く。お店に入る。また外へ出る。

Refugioなら必要な時は掛けて、必要がなくなったら首に下げておけばいい。
ライド中だけならSyncline。でも、その前後まで含めるとRefugio。
最近はそんなふうに感じています。
この違和感が好き
そして、Refugioを気に入っているもうひとつの理由が、その見た目です。
大きな一枚レンズを使った、かなりスポーティーでパフォーマンス寄りのデザイン。それをTシャツやシャツなど、普段のカジュアルな格好に合わせた時に生まれる違和感が、とても好みです。

明らかにスポーティーなものが、普段着の中にひとつだけ混ざっている。
Refugioが発表された時に感じた「OMBRAZがこの形を作るんだ」という違和感と、自分の普段着に合わせた時に感じる違和感。
たぶん僕は、そのちょっとしたズレが好きなんだと思います。
そして、使わない時に首から下げている姿も含めてRefugio。サングラスというより、アクセサリーのように一日中身につけている感覚に近くなってきました。
自転車に乗っている時間だけを切り取れば、もっと自転車に適したサングラスはあります。でも、その前後も含めた一日で考えると、自然とRefugioを手に取ることが多くなりました。

数年前、ULTRAROMANCEが掛けているのを見て「なんだ、このサングラス?」と思ったところから始まり、自分でもVialeを使い、2024年にCirclesでPOP UPを開催。そして今回、久しぶりにOMBRAZがCircles Tokyoと名古屋のCirclesにやってきます。
普段から取り扱っているOMBRAZですが、これだけ多くのモデルを実際に掛け比べてもらえる機会はなかなかありません。
Refugioの見た目にちょっとでもグッときた方。そして「OMBRAZって実際どうなの?」と思っていた方も、ぜひ今回の東名POP UP TOUR Vol.17 OMBRAZ POP UP STOREでいろいろと掛け比べてみてください。
見た目から想像していた印象とは、少し違うかもしれません。
