池山 豊繁
Shop Manager / Racer

池山豊繁

Ikeyama Toyoshige


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学生の頃のメッセンジャー・サークルズでのアルバイトを経て、今に至る。 サークルズスタッフ最年少を公言していたが、今ではニュージェネレーションも加わり、古参の存在。 でも身長も最小です(163cm)。

昨シーズンまでシクロクロスC1ライダーでしたが、今期からC2へ降格。 速く走ることも大事ですが、強く走りきることのできるサイクリストでありたいと思います。お酒は苦手ですが、無類のカルピス好き。 現在SimWorksUSA特派員としてアメリカ駐在中。

Bikes:

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Hunter Round Top Road【詳細】
Hunter CX

Hunter CX 【詳細】
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Cielo MTB【詳細】
PARLEE Z5i

PARLEE Z5i 【詳細】
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Cielo CX Racer 【詳細】
Hunter Round Top Road(Repaint)

Hunter Round Top Road(Repaint) 【詳細】

【ULTRADYNAMICO】
ダイナミックなチョイスを!

ULTRADYNAMICO / ウルトラダイナミコ の創設者であり、タイヤフェチでもあるパトリックとロンは、生活にあるものは全て機能的だけでなく、美しさも兼ね備えていなければならないと信じている。

自転車というものは実用的かつアーティスティックなデザインの集合体であり、機能性とスタイルが相まった関係を象徴している。本質的に、走りの質と外見の審美性については同じくらい重要であるということだ。

そのようなタイヤに関する機能性と審美性を50年もの間研究を重ねてきているのだが、パトリックとロンはすでに無感覚になっていた。 というのも、今の自転車マーケットにあるタイヤはどれも、派手なロゴばかりで、ひどいトレッドパターンが横行し、大量生産の産物であり、気の抜けたケーシングを採用したものばかりになっており、本当にタイヤ好きにとっては欲しいものは何もない冷めたマーケットになっているからだった。

全ての地形を走り抜いて培われた経験、ハイエンドなゴムに対する情熱、デザインに対する鋭い洞察力、そして小学三年生ばりの科学知識が、タイヤそして部品会社を作るきっかけとなり、彼らの情熱と、新しい必要性、そして消息不明だったアムジェン(アメリカ製薬メーカー)の株を売り払った資金でそれが現実となった。

「私たちは袋小路があるような田舎の道を余裕で走れるような、そして悟りの領域にあるであろう銀河系一のグラベルロードを走れるようなタイヤをデザインしています。そう、タイヤ通のためのタイヤです。」

どのようなタイヤを選ぶかによってあなたのバイクがかっこよくなるかならないかが決められる。 そしてその選択がパフォーマンスや美しさにおける究極の表現となるのは間違いない。 自分が組み立てた自転車は、自分の分身のようなものであり、あなたのライディングスタイルはあなたの心を映し出すもの。 平凡で面白くないオプションばかりの世界で、あなたに力強くダイナミックに選んで欲しい。

「ご飯を数回食べずに、その浮いたお金でタイヤを買ってみてください。必ずやいいことが起こるでしょう。」


というわけで、先日来日していた ロン a.k.a Ultraromance そして、パトリック a.k.a Ultratradition の二人によって作られた 新進気鋭のタイヤブランド ULTRADYNAMICO / ウルトラダイナミコ より、良質なラバーを用いたニュータイヤが着弾!

【ULTRADYNAMICO】 Rose Race & Brevet

Size : 650B x 47.99
Price : 9,500円(税抜)

彼らが最初にリリースしたアイコンともなる独特なパターンの Rose / ロゼ はオンオフ問わない万能なタイヤパターンとして、グラベルラバーの新たな選択肢となること間違いなし。

【ULTRADYNAMICO】 Cava Race & Brevet

Size : 650B x 47.99
Price : 9,500円(税抜)

また、今回新しくラインナップされた Cava / カヴァ は、よりアグレッシブなパターンで、あなたに一つ上の走りを可能とします。

ちなみに、ウルトラロマンスがGrinduroで来日時に持って来ていたCRUST / Lightning Boltは、フロントにRose、リアにCavaという組み合わせでした。

2種類のパターンに対し、とにかく走りの質を追い求め、純粋に転がりを軽く、そしてタイヤのしなやかさを引き出すことができるよう、耐久性を度外視した軽量なサイドウォール・独自のレースコンパウンドを採用したグレーカラーのRaceモデルと、それに比べてより耐久性を持たせたコンパウンドのBrevetモデルの2つのコンパウンドのラインナップ。

是非あなたのバイクにも、ダイナミックなチョイスをしてみては?

その他、オリジナルのキャップやTシャツも入荷しております。
こちらも合わせて、チェックしてみてください!

【FROM TAILORED】
HunterCycles / Wood Rat Dirt Tourer

連休明けみなさま調子はいかがですか? 今日はバイクチェックってことで、2Fテーラードより。 久々登場のHUNTER CYCLES

このセクシーなモノステーの虜になった人は少なくないはず。 今回はストックフレームとして2Fに吊るしていたバイクがお嫁に行きました。

Wood Rat Dirt Tourerと銘打ったバイクは、カリフォルニアの荒野を駆け回ってきたリック・ハンターの経験が詰まったワイルドな一台。 29″ & 27.5″+のコンバーチブルで、日本だったらトレイルで遊ぶにもツーリングのお供にも調子の良いバイクです。 今回は大きめのリアラックも装着して無骨なダートツアラーとしての提案。

創業30周年を迎えた PAUL COMPONENT や、WHITE INDUSTRIES、そしてWTBなどリックともつながりの深いノーキャルのメーカーでバシッと固め、もうどんな道だってお構いなく突っ込んでいけるヘビーデューティーという言葉がよく似合うアッセンブルに。

やっぱり彼の作るバイクは、とても自由な発想で自転車としてのフォーム&ファンクションを表現しているなって思ってしまうわけです。

FrameHUNTER CYCLESWood Rat Dirt Tourer
HeadSetWHITE INDUSTRIESEC 34 HeadSet
HubWHITE INDUSTRIESXMR 32H
CrankWHITE INDUSTRIESM30 Crank
HandleSIMWORKS BY NITTOSmog Cutter Bar
StemPAUL COMPONENTBox Car Stem
BrakePAUL COMPONENTKlamper SP
Brake LeverTRPRRL SR Brake Lever
SeatpostPAUL COMPONENTTall And Handsome Seatpost
Shifter MountPAUL COMPONENTSram Shifter Adapter
TireWTBRanger 29×2.25″
Frame PumpSILCAImpero Ultimate Frame Pump
Rear RackBLACKBURNOutpost Rear World Touring Rack

彼自身、長年住んでいたサンタクルーズからスリーリバーへと引越しをし、新しい環境でモノづくりを初めた様子。 残念ながら現在はカスタムオーダーを受注をストップさせて頂いており、ストックフレームのみのご案内となっております。
いつかまた違った形でご提案ができる日がくると願いつつも、近々ストックフレームが新しくやってくるという吉報もございますので、どうぞお楽しみに。

Built By Circlesなバイクアーカイブ 【まるで我が子のように。】 も随時更新しておりますので、是非一度チェックしてみてください。

【OUTER SHELL ADVENTURE】 POP UP SHOP!!

一昨日のサークルズピット。
あれ、どこかで見たことあるバイクだなと思ったら、、、

Hi Kyle!! 👋

そう、 OUTER SHELL ADVENTURE / アウターシェル アドベンチャーKyle / カイル が初来日を果たし、名古屋に遊びに来てくれました!

カイルは今まさに開催している RIDEALIVE2019 沖縄 にも参加しつつ、そのあとは伊豆でバイクパッキングを目論んでいるようですが、せっかくの長い滞在ということで、この週末沖縄から戻ってくるカイルと共にお店でイベントを企画しました!

OUTER SHELL ADVENTURE
POP UP SHOP & TALK SHOW

– POP UP SHOP
日時:10月26日(土曜日) – 27日(日曜日)
場所:Circles

– TALK SHOW
日時:10月27日(日曜日) 18:30〜
場所:Hedgehog Diner

10月26日(土曜日) – 27日(日曜日)の2日間、店内ではOUTER SHELL 特設コーナーをご用意してお待ちしております。 ちょうどこのタイミングで欠品していた商品も再入荷してきておりますので、是非手にとってご覧ください。

そして、期間中にOUTERSHELLの商品を20,000円(税抜)以上お求めいただいた方には今回カイルが来日するタイミングでリミテッド生産したTシャツをプレゼントいたします! どこでもドアがあったらどんな所にでも旅に行けますが、カイルもこの3週間の滞在で日本の色んな土地へ訪れるのを楽しみにしている様子。 何よりみなさんと会えることをとても楽しみにしています!

27日(日曜日)はカイルも店頭に立ってくれますので、是非セイハローしに来てくださいね! 夕方18:30からはHEDGEHOG DINERにて、去年ケイタ・イノッチとともにオレゴンティンバートレイルをバイクパッキングで旅した時のことを振り返りながらのトークショーも開催します

というわけで、カイルに会いたいという方は、27日にご来店くださいね!

そうそう! 我らが SimWorks USA を切り盛りいてくれている リエボウ も一時帰国しており、27日はサークルズにカイルと一緒に来てくれますよ!

是非ともみなさまお誘い合わせの上、お越しください!

【SMITH OPTICS】Early Special Color!!

一段と秋が深まって来た今日この頃。 冬に向かっていくにつれてトレイルを駆け回るにも最適な季節となっていきますね。

ウインタースポーツ用のアイウェアに端を発し、レギュレーターシステム、ターボファンシステム、レンズ交換システムなど様々な技術を開発、革新的なアイウェアを生み出し続けてきた SMITH OPTICS / スミスオプティクス より、秋にぴったりなカラーのヘルメットが入荷してきましたのでご紹介します。

【SMITH OPTICS】 Session MIPS Early Model

Color : Matte Mystic Green / Black
Size : M / L
Price : 26,000円(税抜)

スミスのヘルメットのラインナップの中でも、マウンテンバイク向けのモデルとしてサークルズでオススメしている Session / セッション というモデル。 こちらに2020年新カラーのアーリーモデルとして新色が加わりました。 翌年の新色となるモデルは例年秋頃に発表され、年明けにデリバリーが始まるのですが、このカラーだけ先行的に発表された新色となります。

新しいカラーはMatte Mystic Green / Blackと呼ばれるカラーで、国内への入荷数も限られたものになっています。秋らしい独特のカラーはトレイルでも馴染みやすい落ち着いた印象です。

もちろん、スミスのお家芸であるコロイドと呼ばれるハニカム構造は健在。 全体に配置するのではなく転倒時に最もリスクの高い側頭部のみにコロイドを配することで、重量を抑え、大きな開口を設けることでベンチレーション性能を発揮します。

30,000円を下回る価格帯ながら、MIPSというシステムを搭載し、万一転倒した際に、衝撃を逃がすような構造により、脳へのダメージを抑え、脳しんとうを防ぐという重要な役目を担います。

元々はアイウェアメーカーであるスミス、もちろんアイウェアとヘルメットの親和性についてもしっかりと考え抜いています。 バイザーと本体の間のエアーチャネル部にはサングラスがスマートに収納ができ(サングラスの形状によってはバイザーの上で収納することもできます)、また3段階のバイザーポジションはゴーグルを併用する際に干渉などなく快適なかけ心地を持ちます。

これからの時期のトレイルライドはもちろん、バイクパッキングやツーリング、もちろんグラベルライドにももってこいなスタイルです。 バイザーは取り外すこともできるので、例えば通勤などでも被りたいという方はあえて外して使うのも良いですね。

また、このカラーをお求めいただくと、ボーナスアイテムとしてスミスのベースボールキャップもついて来ますので、新しいヘルメットを探されていた方は是非選択肢の一つとしてご検討ください!

【GRINDURO】First Grinduro in Japan was amazing!!

RIDEALIVE特別編 #BikeToFishing を琵琶湖で楽しんでいた最中、そこで ウルトラロマンスことロニーと、パトリック という ULTRADYNAMICOの二人と合流。 パナレーサーとの打ち合わせ、そして日本中、いや世界中が待ちに待ったあのイベントがここ日本で開催されるということで来日した彼ら。 旅は道連れということで急遽一緒に長野へと行動を共にした。

台風接近の中開催した国内第1回目のグラインデューロ。

GRINDURO / グラインデューロ 、カリフォルニアにルーツをもつこのイベントは、グラベルライドをベースに、キャンプ、食事、音楽といった様々なカルチャーをミックスしたイベント。

そんなイベントがついに日本でも開催されるということで、エントリーは募集開始して間も無くSOLD OUT。多くの期待が長野県は斑尾高原へと集まった。

しかし開催を前に、無情にも台風19号が列島を直撃する予報が出て、開催が危ぶまれる事態に。 実際開催するかどうかの判断はオーガナイザーがギリギリまで悩みに悩んで決められた。 色んな意見があるが、やるとなれば僕らは走るのみ。 ましてやアメリカからの仲間もきているんだからなんとかみんなで走り切ろうと、そんな思いで僕らは一路長野へ向かった。

ゲストハウス LAMP で”ととのう”。

本来であればキャンプインの予定だったが、天候を考慮しテント泊は断念、シムワークスもんじゃリコメンドの野尻湖畔にあるゲストハウス LAMP / ランプ さんに急遽お世話になることに。

アウトドアスクールの宿泊施設だった建物を改装して作られたゲストハウスでは、地元の食材を使った美味しい料理が振舞われ、野尻湖をはじめとする周辺の大自然で様々なアウトドアアクティビティーを楽しむには最高の拠点。 しかも宿泊者のみが利用できるセルフビルドのサウナ小屋でバッチリ整うこともできるという。

弾丸スケジュールで疲れていたウルトラな二人も、LAMPさんのおかげでしっかりとリフレッシュすることができ、また思いがけないサウナにウルトラハイになったのだった。 斑尾方面に遊びに行かれる方は是非LAMPさんへいってみて欲しい。

そして当日。

台風接近を受け、ルートは当初の予定から大幅に変更になり、30kmという短い設定に加え、スタート時間を前倒すことでなんとか台風が本格的にやって来る前にイベントを完了させようという決断に。

会場へ向かうのはまだ夜が明ける前、予報通りの雨だったが、個人的にはこの春にカリフォルニアで体験したFISH ROCKを思い出させる。 初めましての人や、久しぶりの方々との再開で話に花が咲いたが、あっという間にスタートの時間に。

ルートは短縮されたけれど、カリフォルニアのダイナミックなダートとはまた違った日本らしいシングルトラックや次々に景色が変わっていく様はライダーを飽きさせない。 途中3つの計測区間があり、そのタイムの合計で順位を競うのだが、そんなことを忘れて夢中にシャッターを切りながら走っていた。

後ろからすごい勢いでやってきたロニーはベッドロックサンダルにポンチョという出で立ちで、スリッピーな下りのグラベルを彼らが作るタイヤの名の通りダイナミックに駆け抜けていた。 最後は手を取り合って仲良くゴール。 We made it!!

多くの方々の力があったからこそ楽しめたグラインデューロ。

正直、台風接近を受けて果たしてどれくらいの人がやって来るのだろうと思っていたが、箱を開けてみれば467人のエントリー中、267人の出走があったそうだ。 やはりそれだけみんなの期待が大きかったのだと思う。

そして、もはや伝説とも言える台風接近を前に開催したこの第1回グラインデューロは、運営スタッフの方々、ボランティアの方々、そして地元の方々の力があったからこうして無事に成功したわけである。 彼らのおかげで本当に楽しい時間を過ごすことができた。

オフローダーの心意気。

今回のルートを作ること、そしてイベントと台風が過ぎ去ったあとにこのルートを修復することを想像すると本当に多くの人の手がかかっていることがわかる。

普段自分が走っているグラベルも、台風や荒天のあとは木が倒れていたりするのはよくあること。 そんな時は自分のできる範囲でいいから少しでも次に使う人のことを思って行動をする。 ゴミが落ちていたら拾ったり、ハイカーさんとすれ違う時は道を譲ってもちろん挨拶は欠かさずに。 「この先道がこうなっているよ」とか、「この間イノシシが出たよ」とか、そこから話が膨らむこともしばしばだ。(なぜか僕はハイカーのおじちゃんにクリームパンの差し入れを貰うことが多い。)

Thanks for 📸 @ultraromance

誰かが作ってくれた道を走るのは簡単だけれど、自分たちで作ったり、選んだ道を進んでいくこと、そしてそれを仲間と共有すること。 それこそが、グラベルバイカー、マウンテンバイカーを問わずオフローダーの心意気なんだと思う。 グラインデューロはそれを僕に改めて教えてくれたイベントだ。

台風接近を受け、「開催しない」というのが一番簡単な選択だったと思うが、それでもなんとか開催しようと決断した彼らにはリスペクトしかない。 本当に難しい判断だったと思いますが、中止にしたいと思っていた人は主催者、参加者含め誰もいなかったはず。

国内初開催となるグラインデューロに関わった全てのみなさんに最大限の感謝を。 そして、台風19号で被災された方に、一刻も早く平穏な日々が訪れることを心から願います。

【MONDAYS】Funahashi’s SEVEN CYCLES Mudhoney SL

久しぶりのMONDAYS。 張り切ってバイク紹介といきたい所ですが、今日は少し趣向を変えて。 自身にとって2台目となる SEVEN CYCLES / セブンサイクルズ として、ダートライドやシクロクロスレースを楽しむことを主眼とした Mudhoney SL を手に入れた 船橋氏。そんな彼にボールを投げてみました。

なぜ2台目もセブンとなったのか。 彼をそうさせたのには、セブンが誇る独自のフィッティングメソッドがあったからのこと。 そして、その根底にはここで彼が言及している、自分自身への問いがあったから。

是非、ご一読ください。


あなたは自転車から何を受け取っていますか?

Text By Yuta Funahashi

最近何か心に残る体験はありましたか?

そう問われたら、どう答えるだろう。 「いやぁ、最近はほとんどないですが 幼稚園のときだったか、何故か上を向いて歩いていて、そしたら側溝に落ちて大量に出血してしまいまして… 母がタクシーで病院まで連れてってくれたんですけど、溝に落ちた瞬間の空の色とか雲の形は何故だか今でもありありと思い出せるんです。」

そう答えるかもしれない。

もちろん、 あなたはきょとんとするだろうけど。 どうやら私は、「問い」がないと文章が書けない、あるいは物を考えられないらしい。 なのでこうやってしばしば訳の分からない問いを自分に投げかける。 空に向かって投げたボールを太陽に妨害されながら必死に受け止めようとするみたいに。

でも本当にこの場で自分に問わなければいけないのは、そんなことではなかった。 自転車からあなたは何を受け取っているか? そう問われたら、 なんと答えるだろう。

私もこれを読んでいる方と同様に、自転車という存在に大きな意味を見出してる人間だからこそ、このシンプルな問いに答えるのは難しい。 でも、私なりに考えてみたい。

例えば、仕事から家に戻り、玄関に置かれた自転車のチェーンステイを眺めて立ち竦むとき。 もうあとちょっとだからと険しい峠の終点を騙され続けてやっとたどり着いた眺望に触れたとき。 寒い日のライド、 立ち寄ったうどん屋で出された器に上る湯気が目にしみるとき。 ハードライドの帰路、風に包まれつつ、仲間と共に夕暮れに染められるとき。

その瞬間、私たちの中にはある固有の感覚が立ち上がっている。 それらは独自の色と、香りと、音と、光の量を持っている。 私が自転車から得ているのは、そういう形のないもの、意味のないものたちの声を掴み取る力なんだと思う。 自転車は、身体を運ぶ移動装置であると同時に知覚の補助装置なのだと思う。 最高のファンツールである所以はそこにある。そう考える。

移動装置、あるいは知覚の補助をするからこそ、私たち一人一人に自転車は様々な意味で最適化されておく必要がある。 それは、サイズや柔軟性、軽さに留まらず、単純に心惹かれるかどうか、 あなたのこれからの時間に寄り添えるかどうか、という意味でもあなたの身体と心にフィットしているべきである。私はそう思う。 私が自分の自転車を選んだ理由もそこにある。

言ってしまえば、必ずしも軽くて速く走れるバイクである必要もないし、ましてや自動車が買えそうな金額のバイクを皆が買う必要などカケラもない。道具はその主人との関係性によって、意味が割付られるべきだと思うからだ。 とはいえ、自らの身体とバイクでどんな場所で何を感じ取りたいか、それらをビルダー伝え、然るべき時間と端整な仕事を経て、正確に体現されたオーダーメイドの自転車が、あなたの手足の延長となり、皮膚の感覚を鋭敏にし、普段聞き取れないものの声を掴み取る為に力を貸してくれることは間違いないと思う。

私自身、スポーツサイクルに乗り始めてすぐに、セブンサイクルズにたどり着いたわけではない。 会社に入って初めてもらったボーナスで手に入れたアルミのアンカー。 レースに出るようになってから手に入れた羽のように軽いキャノンデール。 それぞれに同じように惹かれ、様々な人と場所に出会った。 そういった時間と経験を経て、 今この自転車に乗っている。

朝のライドを終え、 無気力な時間を部屋で過ごしたのち、少し風の温度が和らいだ夕方、 食料を買いにフロントバッグをつけた自転車でスーパーに向かう。 サンダルでペダルを漕ぐのはやや難儀だが、母指球のあたりで踏めば効率よく進んでくれる。 むしろ、若干の効率の悪さが周りに広がる光景の変化に目を向けさせてくれる。 スーパーで納豆を買う。 暑ければあずきバーも買うかもしれない。

帰り際、先日の台風を乗り越えた水田の稲穂はまだ優雅に揺れながら、 夕日で金色に染まり始めた。 その瞬間、世界が自分だけのものになっている。 これがいい。 また少し目を瞑る。 風と稲穂の香りをもう一度吸い込む。 遠くから電車の音が聞こえた気がした。 僕の自転車は今日も僕の身体とあらゆる感覚をここではない場所に運んでくれた。

【TORAYA EQUIPMENT】105 Circles 再入荷!

先日好評のうちに幕を閉じた TORAYA EQUIPMENT / トラヤ イクウィップメント のPOPUP。 ご来場頂きありがとうございました。

おかげさまで沢山の方から受注を頂き、また、スタッフの中にもちゃっかり新しいショーツをオーダーした者もいたりなんかして、仕上がりが楽しみです。

そんなTORAYAさんにサークルズ別注のバッグとしてお願いしていた 105 Circles、春にリリースさせて頂きおかげさまでファーストロットは完売しておりましたが、このタイミングで再入荷しております!

【TORAYA EQUIPMENT】
105 Circles

Color:Olive , Camel
Size:W25cm x H45cm x D13cm
Fabric:ナイロン(裏面にPVC加工)
Price:34,000円(税抜)

TORAYA EQUIPMENTの通常ラインナップにある “105 SINGLE” をベースに、サイクリストにとって使いやすいディテールを落とし込んだバッグとなっています。 その嬉しい機能をおさらいしてみましょう!

1 : ヘルメットやシューズも入れられる大きなフロントポケット

メインの荷室とは別に外側に設けた大きなフロントポケットには、ヘルメットやシューズを収めることができる十分なスペースを確保。 輪行ツーリングや、Bike To Hikeで重宝します。

2 : ボトルがちょうど収まるサイドポケット

ウォーターボトルやペットボトルがちょうど収まるサイドポケットは、ドローコードもついているので、中身の大きさに応じて調整可能。 ライド中はボトルケージに入れておいたボトルを、バイクから降りた時に収めておくにもちょうどよく、To Goのコーヒーを入れたボトルを持ち運ぶのにも便利です。

3 : 取り外し可能な底面のツールポーチ

パンク修理キットや、携帯ツールなどを収納するのに便利なツールポーチがバッグ底面に付属。 着脱可能なので、不要な時は外して背負うこともでき、またツールポーチも単体で活用することができます。

4 : 背面や肩掛け部分にはメッシュ素材を

バッグを背負った時の汗はサイクリストの天敵。 105 Circlesは背面と肩掛け部分の裏地を全てメッシュにしてほしいとリクエスト。 夏場でも快適に背負えるように仕上げています。

5 : 裏面にPVC加工を施した耐久性に優れた生地

いわゆるウルトラライトではなく、日々の通勤から、旅のお供に使いやすいように、軽量ながら耐久性・撥水性に優れたナイロン素材を採用。 裏面にPVC加工を施し、さらにサイクリストに嬉しい耐久性を備えました。

涼しくなってきたこれからの季節、日々の通勤はもちろん、輪行や日帰りのツーリング、またデイハイクなどでも活躍するバッグ。

ちょっとした移動から、週末の旅のシーンまで、是非これを背負って色んな所へと足を伸ばして頂けたらと思います!

【ASSOS】魂は細部に宿る。

ちょっと秋っぽくなって来ましたが、まだまだ気温は35度近くまで上がる日が続きますね。 台風15号ファクサイの動きが気になる今日この頃。

なんだかんだ言ってまだまだ夏用のウェアの活躍する時期ですが、むしろこれからがちょうど良い、今日はそんなグローブのご紹介です。

ASSOS / アソス と聞くと、「値段が高い」と思う方が多いかもしれません。 確かに高いです。 でもそれにはやっぱり理由があるわけで。 値段だけで物事を決めつけてしまうのは良くないですね。

とにかく彼らが作るウェアというのは、エキップメントという表現がしっくりくる。 まさに快適なライドのための最良のツール。 それは決して主役となるジャージやビブに限らず、他のアクセサリーでも同じことが言えます。

【ASSOS】RS Aero FF Gloves

Size : XXS / XS / S / M / L
Price : 8,800円(税抜)

今年新しくリリースされたグローブは、ちょっと珍しい、夏用のロングフィンガーグローブ。

外側にはとても薄いメッシュ構造のテキスタイルを用い、通気性は抜群。 内側には薄めな生地ながらも頑丈でグリップの高い合成レザーを用いています。

さりげなく配置された低反発なパッドのおかげで長い距離も快適です(ここ最近は、バーテープに厚みが出て来たこともあり、多くのグローブがパッドを省略していますが、ASSOSは効果的にパッドを配置しています) 。

グローブは、自転車と乗り手がコンタクトする数少ない箇所だけにそのチョイスがとても重要ですが、かさばらず、振動を吸収しながら、暖かい時期でも通気性を最大限に引き出してくれる頼もしいアイテムです。 暑い日がずっと続いていましたが、少し暑さが和らいだこれからの時期こそ主役となるアイテムです。

【ASSOS】 RS Aero SF Gloves

Size : XS / S / M / L
Price : 7,600円(税抜)

【ASSOS】 Summer Gloves S7

Size : XS / S / M / L / XL
Price : 6,800円(税抜)

他にも、まだ指切りを使いたいという方のためのハーフフィンガーの定番グローブも揃っています。 特に、定番ラインナップのSummer Gloves S7は、親指の根元にあるパイル地が走りながら汗を拭うのにとても便利なのでぜひ使ってみてほしいです。

決して手に取りやすい値段ではありませんが、だからこそ是非一度お店でご試着してみてください。 良いものだって感じ取っていただけるはずです。

【MONDAYS】
Beauty BREADWINNER B-Road.

どんなアクティビティーにおいても言えることなのですが、女性が光り輝く場所があるのは本当に嬉しいこと。 綾ちゃんは先日のレースでも良い結果を残してくれたし、彼女やキョンちゃんを中心としたガールズのコミュニティーは本当に素晴らしくエネルギッシュに広がっていて、ほんと嬉しいです。(メンズも負けてられませんね!)

そうそう。つい先日も、そんなエネルギー溢れる女性からご相談頂いていたバイクがオーナーさんの元へと旅立っていきました。

そう、個人的にもとても嬉しいサークルズ初となる女性からオーダー頂いたBREADWINNER CYCLES / ブレッドウィナーサイクルズ 。 車種はもはやサークルズ十八番のB-Road

もともとロードに乗られていたオーナーさんですが、より様々な場所へという好奇心がオンオフを問わない様々なルートでのライドを求めるようになり、B-Roadをオーダー頂くことになりました。

はるばる神奈川からのご相談だったのですが、ご来店いただき身体の採寸をし、既に乗っているロードバイクの現状のポジションを確認した上で、BREADWINNERサイドとフレームのジオメトリー(設計)について打ち合わせ。

慣れないグラベルを走ること、また冬場の快適にライドも想定し、相談した結果、電動コンポーネント + 油圧ディスクブレーキ を組み合わせ、シフト操作やブレーキに不安なくライドを楽しめるようにアッセンブル。 もちろんフレームはそれに合わせてDi2内装仕様にてお願いしました。

B-Roadは最大で700x48mmのタイヤまで呑み込むのでそのチョイスに迷ってしまいますが、まず手始めに舗装路から未舗装路まで幅広く楽しめるタイヤとして、TERAVAIL / Cannonball 700x38c をアッセンブル。

いきなり太いタイヤとなると、やっぱり重量がそこそこ重くなってしまったり、走りも重くなるのでは? という心配もありますが、比較的転がりの軽いパターンで、またチューブレスセッティングにも対応しているのでこのタイヤをチョイスしました。

フレームBREADWINNER CYCLESB-Road
フォークENVEG-Series Gravel Fork
ヘッドセットCHRIS KINGInset 7 Matte Turquoise
ハンドルSIMWORKS BY NITTOWonderer Bar 410mm
ステムTHOMSONX4 70mm
シートポストTHOMSONElite Straight
ホイールCHRIS KINGHED Belgium Plus Disc R45D 700C 28/28
タイヤTERAVAILCannonball 700x38c Tan
メインコンポSHIMANOUltegra R8050 Di2
フレームポンプSILCAImpero Frame Pump(Match Painted)

カラーもこだわったポイントで、レギュラーカラーのグレーに、ロゴなどの塗り分けを全てホワイトで統一。 もちろん、SILCAのフレームポンプもマッチペイントで仕上げています。 とてもシンプルですが、オーナーさんらしさが詰まった1台になりました。 レギュラーカラー以外のペイントについてはその方法によってアップチャージの金額が異なりますが、是非お気軽にご相談ください。

グラベルバイクというジャンルでは、女性や小柄な方向けのサイズがしっかりとラインナップされていないこともあり、小柄な方こそ、自分自身の身体に正しくフィットさせることができるカスタムオーダーでバイクを作ることに大きな意味があると思います。

無事に完成しましたが、まだこれはスタートラインに立った状態。 オーナーさんは、神奈川を拠点にまた今までとは違った色んなルートを探索してライドを楽しんでくれることでしょう。

過去にサークルズで組み立てたB-Roadについては、是非下記のリンクもご覧ください。

BREADWINNER CYCLES / B-Road


– カスタムサイジング
– コロンバス / スプリントチュービング
– ダウンチューブ下に3つ目のボトルケージ台座を標準装備
– ENVE or TRPフォーク付属
– フェンダーアイレットオプション
– 9色のストックカラーチョイス
– ライフタイムワランティー

カスタムフレームセット価格:388,000円(税抜)

【オプション】
– Di2オプション:6,000円(税抜)
– インターナルブレーキルーティング:¥21,000(税抜)
– カスタムカラー:¥36,000〜

BREADWINNER CYCLESのオーダーフレームの納期は現在3-4ヶ月ほどとなっております。
オーダーをご検討されている方はどうぞお気軽にコンタクトよりお問い合わせくださいませ。

【VANS】オールドスクールがニュースクール?

最近朝活といえば、もっぱら若宮のパークでスケートに乗っているともやん。 まさに「練習は嘘をつかない」を体現する男、日に日に上達しているようです。 本当に尊敬します。

そんなともやんと話をしていて、これいいじゃん!ってひょんなことからこんなものを仕入れてみました。 えぇ。 自転車屋ですけどVANSです!

【VANS】 Old Skool Pro

¥11,000(税抜)

皆さんは、普段自転車に乗るとき、どんなシューズを履いていますか? 僕は実はトラックバイクがルーツだったりするので、その時の経験もあって普段はなるべく丈夫なスニーカーを履いています。 VANSとか、ADDIDAS SBとか。 お店で作業していたりするとソールの消耗も早いので、とにかく丈夫なやつがいいんですよね。

VANSの Old School / オールドスクールといえば、俗にいう「Style 36」としてデビューしたモデルで、今もなおブランドの象徴であるVansサイドストライプはこのモデルで生まれました。

そんなオールドスクールを、プロスケーター用にアップデートしたのが今回紹介する Old School Pro / オールドスクール プロ。 UltraCushと呼ばれるポリウレタンをベースにしたカップインソールにより抜群のクッションを備えています。

もちろんスケートに調子が良いわけですが、実はこのオールドスクールというのは元来BMX向けに作られたモデル。 ソールの優れたグリップは、BMXだけでなく、トレイルライドや、街ではトラックバイクでも使いやすく、何より丈夫なのがポイントです。

ビンディングシューズはもちろん便利だし、ランニングをする人ならトレイルランニングのシューズで自転車だってもちろんOK。こんなに暑い日が続くとBEDROCKで走りたくもなりますしね!

今回紹介するオールドスクールも一つの選択肢に過ぎませんが、普段から履きなれた靴でライドに出掛けるのも悪くありませんよね。 個人的にはこれ履いてマウンテンバイキングなんていうのが、ニュースクールだなと思う今日この頃!

各サイズ1点ずつの入荷ですので、気になる方は是非ご試着にいらしてくださいね!

その他にも、VANSのソールパターンを用いたグリップやタイヤなど、VANS関連の製品もアップしておりますので、要チェックですよ!