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チューブレスタイヤの規格

正しくチューブレスタイヤをセットアップをすることによって、その効果は絶大で、確実に走行性能を向上させるための近年では特に重要とされる機能です。 一番大切なことはビードがしっかりとシールされ、正確に装着されているかいないかによって、その自転車が正しく安全に乗車できるかが決まってきます。 適合性のあるリムとタイヤのスペック、相性を的確に知ることによって、その悩みの時間を節約することができます。 そして一番大切なこととして、しっかりと確実に装着されたチューブレスタイヤを使用することによって、サイクリストが抱える多くの様々な問題が解決され、ライドがより一層楽しくなることは間違いないでしょう。

チューブレスレディ/チューブレスコンパチブル

リム/ホイール:

  • リムビードをテープでふさぐ必要があります。リムフックの形状は認証なしのUSTリムと似ています。
  • USTタイヤのチューブレスまたはシーラント付きのチューブレスコンパチブルタイヤで使うことができるかもしれません。

タイヤ:

  • 空気を外に出さないためにシーラントと高品質のビードロックが必要になります。ビードは認証されたオフィシャルのUSTもしくは、認証されていなくても似た構造のものでも対応が可能です。
  • チューブレスレディタイヤは多くの場合UST式よりも軽く、構造的には一般的なタイトと同様なため、様々なトレッドパターンから選ぶことが可能です。
  • タイヤにはスクエアビードがついています。

ノーチューブBST(ビードソケットテクノロジー)

リム/ホイール:

  • タイヤを正しく固定させるため、リムビード、浅いセンターチャンネル、そして短いリムフックをふさぐイエローテープが必要になります。

タイヤ:

  • 装着にはエアーコンプレッサーが理想的ですが、ハイボリュームのフロアポンプであればタイヤにたくさん空気を素早く入れることが可能なため装着が可能になります。
  • 取り外し可能なバルブコアはシーラント注入をより簡単にさせます。
  • リムに確実なフィットを促すバルブステムがついたショルダースタイルのバルブナットを使用してください。
  • 確実にシーリングさせるためにリム幅とリムテーム幅を合わせてください。
  • 石鹸水をリムとタイヤにスプレーすることで、タイヤビードを低圧で装着させることができます。チューブレスレディビードがついたタイヤでも、40psi~50psi以上は膨張させないようにしてください。 なぜなら過度に加えられた空気圧はタイヤとリムに大きなダメージを与えるからです。
  • 天候によりシーラントの寿命が変わります。冷たく、濡れた気候ではシーラントが1年ほどは効果的になるのに対して、乾燥し、暑い気候では2~3か月毎にシーラントを加える必要があります。

UST

リム/ホイール:

  • エアタイトリムビード、深いセンターチャンネルと、タイヤを固定させるための四角いリムフックが特徴的です。
  • USTタイヤのチューブレスや、運が良ければチューブレスコンパチブルのタイヤが使用できるかもしれません。

タイヤ:

  • USTリム/ホイールに固定するための特徴的な形をしたビードでブチルラバーを重ねてあることから、エアタイトやシーラントの必要は基本ありません。
  • USTタイヤはその構造からチューブレスレディーに比べてやや重くなる傾向があり、製造するメーカーも多くないことからトレッドパターンはあまり多くはありません。
  • タイヤにはスクエアビードがついています。