“CORDURA”と聞けば最初に頭に浮かぶのはやはりコーデュラナイロン。
摩擦にも強いタフな素材で、そのカラーバリエーション多さから、耐久性やデザイン性が必要とされるメッセンジャーバッグのように、ハードに使われるバッグの生地としてはなくてはならないものになっています。
そんな”CORDURA”今回ご紹介するのはバッグではなく、実はジーンズ、
swrveがちょっと前からリリースしていて店頭にも何度か顔は出してくれてはいたのですがなかなか紹介できる機会が無かったアイテム。
今回サイズもきっちり揃って入荷したので改めての紹介です。
モデルは2型、swrveの定番レギュラーフィットジーンズとスキニーフィットジーンズです。
モデルこそ今までと同じですが違いはその生地、”CORDURA Denim”を使っているていうところ。
(どちらも170cm63kgで30inch着用です)
“CORDURA”って言うくらいだからコーデュラ社の製造する...なんて思ってる人もいるとは思いますが(僕もそう思っていました)、実際はインビスタ社というもともとデュポン社の小会社だったところが作っているもので、”CODURA”ってのは登録商標なんですね。
ま、それは置いといてそのインビスタ社が作るタフなナイロン糸を織り交ぜて作られたのがこの”CORDURA Denim”。
見た目こそ普通のコットン100%のものとかわりないですが耐久性の高さは比べものにならないようで、約4倍の耐摩耗性らしいです。
どうしても自転車に乗っていて気になってくるのは生地の色落ちや破れだとは思いますがこのデニムであればその心配も少なくて済みそうです。
耐久性が高いとなるとなんか堅そうな生地のような気もしてしまうかもしれませんが、このデニムはきっちりストレッチ、伸縮性も抜群です。
細かなディティールは従来通りなのですがちょっとおさらいしておきましょう。
生地がストレッチとはいえそれだけに頼っているわけではなく、
膝が立体的に仕立ててあります。
股にはクライミングパンツのようにマチが入ります。
こうする事で、より動き易く、また生地への負担も減るのでより長く穿けるようにもなります。
股のマチは丁度加重がかかる部分の縦の縫い目を無くす事になるので、サドルに座った時のストレスを軽減する事にもなります。
ベルトループの一部がリフレクター素材のものになっていたり
右足の裾を捲るとリフレクタープリントがされていたりします。
これが夜間走行の際、予想以上の効果を発揮します。
このライン、なんでだかこの”CORDURA”のシリーズのラインのほうが太いです。
他にも背面の腰部分が普通のカジュアルウェアよりも高くとってあるなど、
見えないところの工夫も抜かりないです。
そうそう、変わったのは生地だけじゃなく、上の写真にも写っているのですがポイントポイントで縫いが三本になってます。
生地も丈夫になったし、縫いも丈夫になって至れり尽くせり、ジーンズをいつでも気兼ね無くガンガンは穿く僕にとってはありがたいことこの上ないです。
こりゃ~新しい定番アイテムになる事間違い無しですね。
僕自身がすっと穿いているswrve regular trim fit jeansはお尻や膝の生地が色褪せてきているので次回はこちらも試してみたいと思っております。
あ、ちなみにこのシャツ気になった方いますかね?
今回の撮影時に僕が着ているのはOUTLIERのシャツですが、
こちらも一風変わったデザインで、自転車に乗った際肩周りが突っ張らないようになっております。
最近購入したばかりですがすこぶる調子良いです!
yanakku