ハルナツアキフユ。
季節を追うごとに同じ道でも景色が変わり、ホームコースとなるその道だけでも十二分に楽しめる自転車ですが、そのホームをさらに広げたい、走った事のない道を走りたい。
そんな気持ちを産んでくれる自転車をご紹介します。
RITCHEY Outback
ハンドメイド界の巨匠 Tom Ritcheyにより築きあげられてきたRITCHEY。
全てのモデルでインテグラルヘッドチューブを早くから採用し、シャープで美しいフレーム作りが目を惹きます。
その中でも昨今のタイヤの肥大化が著しいグラベルバイクシーンと迎合したRITCHEYが放つグラベルバイクはえも言えぬ佇まいで登場しました。
RITCHEY Outback Frame Set
¥200,000-
サークルズ ではありがたい事に700c、650bの両方でオーダーを頂き組み上がっておりますので一台ずつご紹介させてもらいたいと思います。
RITCHEY Outback Ver.650b Wheel
Handle | SimWorks Wonderer | |
Stem | SimWorks Rhonda | |
Seatpost | SimWorks Beatnik Seatpost | |
Wheel | Chris King R45 Disc x WTB(Gorilla Spun) | |
Tire | SimWorks Super Yummy 27.5×2.22″ | |
Head Parts | Chris King Dropset 4 | |
BB | Chris King Threadfit 30 | |
Compornent | Shimano GRX RX800 | |
Crank Set | Easton EA90 | |
我らがスーパーアルバイター”GAN-Chang”が跨がるは、650b仕様のOutback。
その仕様はどんな道も走り抜く為、考え抜いた形が落とし込まれています。
Chris Kingが提供するDrop Set 4はRITCHEYの作るインテグラルヘッドチューブにもしっかりと対応。
実は付属でヘッドパーツがついてくるRITCHEY製品ですが、そこはベアリングに対する信頼からChris Kingをチョイス。
RITCHEY Outback Ver.700c Wheel
Handle | Whisky No.7 Al Drop Bar F24 |
Stem | Ritchey WCS |
Seatpost | Ritchey WCS |
Seat | Ritchey WCS Stream Saddle |
Wheel | Chris King R45 Disc x HED. Belgium+ Rim(CK Wheel Dept.) |
Tire | SimWorks The Homage 700x43c |
Compornent | Shimano GRX RX800 |
美しいそのマットグリーンカラーは、Guac y Crema、日本語にするとワカモレ(アボカドをメインにペースト状にした物でトルティーヤチップスなどをディップして食べる美味しい緑色のアレ)と名付けられている。
メキシカンなカラーネームだとスパイシーな物を想像しがちだが、ワカモレはかなりマイルド。
実はこのOutbackもどんな道もアグレッシブに走っちゃうぜ!なルックスとは裏腹に、その実リアバックが長めに設定されている為、乗り味は安定し、オフロードでもマイルドな乗り味を提供してくれます。
多くのマウント
幅があるのはタイヤのみならず、昨今のハードパッキングにももちろん対応しています。
ダウンチューブ下に配置されるボトルマウントに始まり、新たにデザインされたカーボンフォークには片側3kgまで荷物を縛りつけるケージマウントが。
フェンダー、ラックマウントも当然のごとく配置されています。
フェンダーを纏ったその姿はなんだか凛々しい。
これからも訪れる春夏秋冬、どんな季節、どんな場所でも楽しめる気持ちを引き出してくれるそんな一台。
それはトルティーヤチップスでワカモレを掬い、ビールで流し込んでる時に思いつくような、そして本当に欲しくって作ったような自転車。
今ときめいているRITCHEY Outbackかもしれません。