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E-Generation

正直に告白しよう。

今まで、Circles は、「電動」ヴァージンでした。
失う機会、つまり「電動」をいつ迎るのか、
いろんなShopさんで電動を扱う中、
正直焦りもありました。
言い訳がましいですが、
ただ単に、タイミングや、ご縁が無かっただけです。
2009年にShimanoが、
自動変速機 Dura-Ace 7970「Di2」を発表してから
時間は経ちました。
そして今秋、価格も抑えた、
Shimano Ultegra 6770系のDi2がリリースされ、
各メーカーが2012年モデルに
6770系のDi2を使用した完成車をリリースしているのは
ご存知かとおもいます。
Giant TCR Advanced Zero    ¥399000 (Size M 500mm)
「電動」完成車の先陣をきって、
巨大機械工業 (英語読みで Giant )が発表した
TCR Advanced Zeroは、電動Ultegra搭載で
電動がより身近なものになったかとおもいます。
我々も初めてのドキドキ、ワクワクな「電動」。
一緒に少し、細かく見ていきましょう。
Giant Full Composite Overdrive 2 Column
写真の2つのフォークの太さの違いが分かりますか?
左が、TCRのフォークです。
よく見ると、コラムの付け根にかけて
テーパーがかっているのがわかります。
これは、新規格の「Overdrive2」
下ワン1-1/2 上ワン1-1/4の今流通している一般的な
テーパーしているフォークより太くなっています。
それによって重量を変えず、前モデルの34%
剛性UPを可能にしました。
Power Core (BB 86)
ペダリングをしっかり支えるカーボンバイクの心臓部
BBは、「Powercore」と呼ばれる、
一般的には、BB86と聞くとピンと来るかもしれません。
Shimanoが唯一リリースしている
プレスフィットBBが装着されているのが
この「Powercore」です。
Powersense
自転車を乗る人もたくさんの情報を得られる時代になりました。
コックピット部にコンピューターをひとつ付ければ、
スピードはもちろんのこと、
パワー出力、ケイデンスなどありとあらゆる情報がOn Timeで
表示されます。ANT+と呼ばれるWireless Systemがあれば、
これひとつでまとめられます。
Giant RidesenseはそのANT+搭載のフレーム埋め込み式センサーです。
バッテリーBOXも、チェンステイに取り付けるように
台座がついています
完成車ですから、もちろんチャージャーも付属
DT Swiss TRICON R1700  Giant Limited
最後は、ホイール。
完成車の多くは、
コスト面でホイールを「チープ」なものを付けてきますが、
さすが、ワールドリーディングカンパニーのGiantは違います。
DT Swiss TRICON R1700を完成車につけてしましました。
Rim.Hub.SpokeとAll Swiss Made。
それであって、チューブレス対応なんです。
(※完成車には、チューブドタイプのタイヤが付きます)
このTRC Advanced Zero は、
自転車の「今」が凝縮しています。
はっきり言って「買い」です。
ロードに乗りたい方、
ケチの付けどころがないいいBikeです。
初めてのBikeが電動Bike。
いいんじゃないですか。
ウィ~ン、ガチャ、と動く電動音に惹かれる方も
いるとおもいます。
店頭に展示していますので、是非確かめに来てください。
これから確実に増えますのが、
「E-Generation」電動バイク世代
そんな次世代な方はその先の自転車を
どのようにイメージしているのでしょうか?
興味は尽きません。
私も遅ればせながら、
「E-Generation」に成るべく購入を検討中でございます。
(Old Type な私は、リアルにはなれませんが近づきたいです)
こうやって文章を書いてると、
ふと、1999年に発表された、
MAVIC Mektronicのことを思い出しました。
Di2がワイヤー式に対し、Mavicは、10数年前に既に
ワイヤレスのコンポをリリース(しかも、フロントは手動!)
レース中に混線して動けなくなって販売したお客様に
叱られた苦い経験のある私。
そういった経緯があったかどうだか分かりませんが、
Shimanoは確実なワイヤーを採用し、
Mektronicがあったからこそ今の Shimano Di2、
リリース間近なCanpagnolo ESP 電動、
(Super Record 11s, Record 11sでリリース予定)
があると思うのです。
いつも新しい物がでるたび、
「もうこれ以上のモノはでないだろー」
と思っても、必ず新しいモノは生まれてきます。
それでは電動の次は何でしょうか?
そんなことをTCRを見ながら思ってます。
==SAL==
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名古屋の自転車屋、Circlesです。This is Circles Bike shop in Nagoya Japan.
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