以前にも紹介したハンガリーのハンドメイドパーツ職人、Yobiが昨年のHungarian Design Awardを受賞しました!!
表彰されたパーツがこちら、新作のSuperior Track Hubです。
このSuperior Hub、きれいなラージフランジのハブですが、なんと、
こうなるのです。
ハブボディとフランジが別体という、なんとも不思議なハブです。
フランジが刀の鍔のようになっていてハブボディにはめ込み、アウタープロップリングとよれるパーツで合体させます。
スポークホール数の違うフランジに交換できたり、カラーリングをアレンジしたり出来る画期的なアイデアです。
しかしこれはどちらかと言うとスピードや実用性の先にあるアイデアというよりも、Yobiのクラフトマンシップによるもの。
美しいシェイプのハブボディはもちろん、丸みを帯びた大きめなスペーサー、ボルト、アウタープロップロング、そしてフランジと、全てのパーツが単体としてもデザイン性に優れ、そしてそれらのパーツを組み込むとひとつの工芸作品のようにも見えるのです。
Yobiの工房は19世紀以前の古い建物の多いブダペストのダウンタウンにあります。
ハンガリーは大戦後、社会主義国家でしたがいち早く民主化し、その流れがベルリンの壁崩壊にまでつながったという事です。
どこか時代が止まったような街の建物や橋には装飾としての彫刻や鋳物がたくさん施され、普段のっぺりとしたビルばかり見ている目には新鮮で刺激的なのです。
(国会議事堂とドナウ川、そしてCharRies)
そんな街でものづくりしている彼にもそんな古くて新鮮な味があるようです。
自転車のハブでデザインアワードを取るわけですからやはりそれはすごいと思います。
そんな彼はもともとトラックレーサー、現在ハンガリーのトップレーサーをサポートしています。
Sanyiが乗るのはYobiとKalavinkaによるカーボンフレーム、そしてYobi Small Flange Hub
また、以前より定評のあるチェーンリングも、
Steamroller(130PCD)
軽さ、剛性、デザイン、それぞれがうまく機能している、それがYobi bike partsです。
★Yobi Bike Partsについてのお問合せはshop@circles-jp.comまで