今回はSIDIの創業60周年を記念してつくられたモデル「Sixty 」を紹介します。
そのラインナップの中でも限定色として作れらたのは、蛇模様をあしらった「Snake」カラー。
SnakeといえばMETAL GEAR シリーズですね。Wiki調べによるとハードの性能的に派手な銃撃や戦闘シーンを用いたゲームがつくれない中、ひたすら敵から身を隠すという逆転の発想を押し出した作品になったそうです。
実はCirclesではこのSixty、Snakeカラーしか仕入れていないんです。
魅力的なものだけを取り入れていくこの姿勢、まさに逆転の発想!?
webshopでも取り扱っておりますのでご注文いただければすぐに発送致します。
(今日のパンチライン)
話は戻って、SIDIはもともと登山用シューズを扱っていて、その後サイクリングとモーターバイクのシューズを作るようになったって皆さんご存知でしたか?
Sixtyをみて思うのが、SIDIのシューズとしてはスッキリしているなという印象。
前述の通りモーターバイクのシューズを作っているので、プロテクトにパラメータを振る感じがあり、ガッチリしているイメージが強いですが、このSixtyは従来のSIDIハイエンドモデルから「軽さ」を求めて、削ぎ落としたモデル。
どれくらい軽いのかQUOC Night(シューレース採用)と重量比較してみました。
SIZE 40、片側のみで比較したところ、NIGHT 256g 、Sixty 253gと紐靴を超えるほど軽量に仕上がっています。
軽さの秘訣は、Tecno-4 Pushという新しいダイアルシステムを用いている点。一つのバックルでもミッドループ全体にしっかりとフィットします。 ワンタッチで開け閉めができ、ダイヤルは一つですがしっかりと足を覆ってくれます。
ダイアルが一つになったことで軽量化にも一役買っているだけでなく、壊れにくいというメリットも。
実際、自分も学生時代はSIDIのシューズを履いてレースしていましたが、ダイヤルも丈夫で壊れにくかった印象が強いです。 落車してバックルが削れても動いてくれました。
SIDIは補修パーツの展開もしっかりしていて、すぐ交換できるので頼もしい。
ハイエンドモデルなのでソールは硬いがある程度しなってくれる印象。
ヒール部分においても、SIDIのハイエンドモデル「WIRE」に搭載されているヒールカップを補強する機能も無いので、ストレスフリーで長時間乗れてしまう。この辺りのモデルはやはりレースで使うのがベターになってきそうですが、むしろツーリングでも使って欲しいです。
色々な機能は省略してあるものの、シューズのホールドこそしっかりしているので純粋に力を無駄なく伝えてくれます。カーボンソールって初めは抵抗ありますが、確実に人を遠くまで運んでくれます。
【SIDI】 Sixty Snake
Size:39,40,41,41.5,42,42.5,43,43.5,44,45
¥42,000(税抜)
最近めっきりオフロードなCirclesでは「そろそろロード乗りたくなってきた」なんて声もちらほら出ています。
倉庫にロードバイクを眠らせている人もそうでない人も足元をしっかりかためて春の風を切っていこうではありませんか。