今名古屋ではBookmark Nagoyaというブックイベントが明日まで開催中です。
来年は声を掛けてもらえるよう(?)、書籍強化中です。
まず、Urban Velo Issue 24です。
昔の白黒の頃よりだいぶきれいになりましたが、いまでもバイクメディアのなかでもストリートよりなポジションをキープしています。
そして、今回Photo GalleryでフィーチャーされているのがRie SawadaさんのTrip to India.
そう、CharRiesことリエボウさんです。
彼女のflckrでは前から見ていましたが、こうして印刷物になると、彼女の写真の魅力である被写体との人懐っこい親密な距離感がより感じられていいです。
魅力的な写真では右に出るもののないRouleur issue23も来ました。
“The third man” Fiorenzo Magni (First, SecondはCoppi, Bartali)や三船雅彦さんの特集(あの存在感の大きさは記事からも感じられます)、NAHBSも。
そしてRouleurによる現代までの壮大なGiro de Italia本、その名も“Maglia ROSA”
写真自体は古い物や既出の物ですがディレクションはRouleur手法、その出来は推して量るべし。まずもって表紙がいいですね。
ヨーロッパの国土を走るのがロードレース。そんな想いを禁じ得ない写真本であります。
ならNYCのストリートを走るのはMessengerでしょ。
NYのド定番フォトブックがNYのメッセンジャー、現在はフォトグラファーのTak Sakamotoさんから。
印刷物というのはやはり手がこんでいますので伝わることも多い様な気がします。
電子化の世の中ですが、紙は文化のバロメーターと言いますし。
その言葉は次の様なzineを見ると更に強く思います。
以前からおいてあるものですが。
Miyuki “PAI” Hiraiさんのzine3種。
Wheel of Life 1300円
My Favorite Summer In San Francisco 1300円
Crank Holy Shit 1050円
ほかにもSanfrancisco Bicycle Messengers(表紙のシルクスクリーンも秀逸)もあります。
書店に行けばきれいな自転車雑誌が多く並ぶ現在ですが、こうした大きな流通には乗らない印刷物に僕らはどうしても惹かれてしまいます。