SIM WORKSのサイトで紹介され、静かなヒット作となっている”WENDY”ステム。
SIM WORKSのステムはこれまで31.8径のオーバーサイズシリーズでしたが、このWENDYは26.0径のいわゆるロードステム。
NITTOのUI-2をSIM WORKSがモディファイしたもので、
CPメッキ(これは塗装のしやすさという実用性とスチールの素材感が良く出る仕上げです)
と突き出し角82°というアイデアをNITTOにオーダーしたものです。
(お詫びと訂正:
webshop上の表記が72°と記載されていました。正しくは82°となります。大変申し訳ございませんでした。)
82°という角度は
こんな感じです。
フレームのヘッド角などの要素にもよりますがスチールのロードやピストにおいてはハンドル周りの一体感の出る角度だと思います。
レギュラーのUI-2は72°ですのでもう少し前下がりになります。
取り付けイメージ
スペーサーは同じくSIM WORKS “WITH ME SPACERS”,
そして好評のブラックシリーズもあります。
同じくブラックシリーズに加わったのがSIM WORKS JOHN-B BAR Black
31.8径のオーバーサイズ、軽量で剛性も高いクロモリ鋼のトラックレース用ハンドル。
クロモリは自転車の大きな流れで言うと一昔前の素材ですが、その素材が持つしなやかさ、主に細さから来るスマートさ、またNITTOの手作業による温かみのある質感は他のアルミやカーボンなどの素材では表現できないものです。
黒は良くも悪くも他のものを寄せ付けない存在です。またキュッとしまって見えますので、よりスピーディーなバイクを組みたい方、細身のシンプルな感じにしたい場合に最適です。
The Beatles Baby’s in Black
良くも悪くも他のものを寄せ付けない黒ですが、余計に魅力が感じられるものです。