皆さんの中で「きっかけ」という出来事はいくつあるでしょうか?僕はまだまだ自転車においても大きく言うと人生においても青二才な男です。とは言ってももうアラサーなのですが。(笑)
話が逸れそうなので本題へと参りたいと思います。以前、7月に開催(sfiDARE CRIT講習会&レース)された三重県桑名市にあるレインボースポーツでよりパワーアップしたsfiDARE CRITハロウィンナイトの模様をご覧ください!
キッズ自転車レッスン
まずはじめに子供たちにトリックオアトリート!といたずらをされては困ってしまうので、お菓子の代りに凸凹のミニパンプトラックが登場です!でもご心配なく。参加者は美味しくてかわいいマフィンをいただきました!めちゃくちゃ美味しかったです。
指導をしてくださるのは元競輪選手。楽しく丁寧に自転車での遊び方を教えてくれます。そのあとは、ちょっと子供たちにも刺激をと直線50mのタイムトライアルがスタートしました。最後にはハロウィンらしい表彰と嬉しいご褒美も。
sfiDARE CRIT講習会
レースの前にsfiDARE CRITでは、お約束としてコースの試走が行われます。14時40分頃からスタートし、おおよそ50分程度選手それぞれがコースを走ります。どのライン取りをしようか、どこでアタックをかけようかなど、レースに向けて作戦を立てる重要な時間でもあります。
今回のレースコースはカートのサーキットをそのまま活用して、1周約710mのコーナーが多くとてもテクニカルなコースでした。
そこで、僕はサーキットコース特有の浅いカーブや深いカーブにビビらず攻めて走れるかに重点を置いて走りました。試走を終えた選手は特殊なコースに合わせてそれぞれのギア比を調整していました。
sfiDARE CRIT予選
いよいよレース予選が開始されます!
時刻は16時過ぎ。A~D組まで各組約15名ほどに振り分けられ出走します。予選は8周回で行われます。僕はA組で14名の走者がいて、そのうちの上位5位までがスーパーファイナル(20周回)へと進むことができます。
6位~10位までの選手はAファイナル(12周回)、10位以下の選手はBファイナル(8周回)とsfiDARE CRITの特徴でもある1レースで終わりではなく、選手を飽きさせないマッチレース形式になっているのも人気を集める理由なのかもしれません。
気になる予選結果はというと、、、
スーパーファイナルに進めるかどうかの瀬戸際で勝負していたのですが、7周回終盤のコーナーで焦ってしまい、落車をしてスーパーファイナルに進むことができませんでした。(泣)
固定ギアのレースで初めてこのような怪我を経験しました。正直、自分だけが犠牲になってほっとしてます。自身のMASH AC-1もバーテープはボロボロですがバイクは守りました!(汗)
それでも痛さも含め、固定ギアレースの醍醐味を味わうことができ満足してます!トラウマにならなければいいけど。。(笑)
ピストのトリック教室
予選のレースもおちついたところで、ピストのトリック教室も開催されました。
トリックの基本中の基本であるスタンディングや、後輪をロックするスキッド。選手も自主的に参加し楽しい空気感がありました。そして @teppeiwabuchiや@sada_markers の日本トップクラスの技術も見る事ができました。
僕は全くトリックできないのでYou Tube観て地道に練習しようと思ってます。(笑)
sfiDARE CRIT決勝戦
それでは19時よりメインデッシュといきましょー!!まずは、予選で10位以下の選手で争うBファイナル(8周回)がスタートします。結構冷えてきたので選手の皆さん、怪我だけはしないように。。
ハロウィンナイトレースらしくなってきましたね!続いて予選で6位から10位までの選手が集まるAファイナル(12周回)が始まります。
僕もAファイナルに選ばれていましたが、転倒し万全な状態ではなかったので棄権をしました。次回のレースで爆発できるように準備をしますっ!
そして、男子選手だけではないのです。sfiDARE CRITでは女性選手も振るって参加者を募集中です!今回でも児玉 和代さんを筆頭に華やかな女性陣の活躍もキラキラとしておりました!
スーパーファイナル
最後となりましたが、スーパーファイナル(20周回)のお時間です。
コース内を照らすスポットライトが眩しいです。
観客席からパパを見つめるママやお子様、冷え込む中でベストショットを逃すまいとカメラを構えるスタッフなど。全員が注目する緊張感がたまらなかったです。では、レースの模様をどうぞ!
レースの結果はというと優勝は104サイクル代表、児玉 利文さんの息子さんである児玉 虎之助選手です。おめでとうございます!!
レース展開では、前半はもちろん児玉 利文さんこと通称トッシーが先頭をキープ、その後に東京五輪オムニアム日本代表に内定している橋本英也選手が前に出て、その後ろをぴったりと虎之助君やBLACK SOX BICYCLE CLUB代表の貞末選手ことチャンサダ君が目をぎらぎらさせながら追いかけるスピーディーな展開が終盤まで繰り広げられていました。
ラスト1周最終コーナーからのストレートで勝負は決まり、観ている観客をも引き込まれていくレース展開でした。本当に見ごたえのあるレースでいつか僕もこのメンツに食い込めるようにこれから頑張っていきたいです!
終わりに、世界中がコロナ感染症で揺らぐ中、sfiDARE CRIT JAPANの皆様の大きな努力により、このような素晴らしい現場で一緒になって楽しむことができ大変感謝をしております。
レースだけでなく、寒い中温かい出店ブースを提供してくださった方々にも感謝の気持ちでいっぱいです。
まだまだ予断を許すことのできない状況が続きますが、自転車だけにとらわれず人々がどう安全な日常生活を送ることができるのだろうかと自分なりに考えて日々の時間を過ごしていきたいと思いました。ありがとうございました。またいつか! by宇野ちゃん
Special Thanks / Photo By Daisuke Kitagawa&Kazuhito Kondo&Ryousuke Takei