NAHBSの記事の前に、
あの震災から一年が経ちました。
復興にはまだまだ時間がかかります。
あの3.11を忘れない為にも、
我々は亡くなった方々の分まで生き、
次の世代へ伝えていきます。
あらためて亡くなった方々のご冥福を祈ります。
さて、私、SALも他のスタッフに埋もれずNAHBSの記事を書きます。
Circlesスタッフが素敵なBike達を写真にあげましたので、
私は、少し商売気をだして挑もうと思います。
私にとって4年ぶりとなるNAHBS。
規模、出展数どれをとっても巨大になりました。
Showを見に来られた方も多国籍で(アメリカは多国籍ですが)
後で知ったんですが、日本の旅行代理店が、
NAHBSツアーとなるものを販売していたそうですね。
それだけ自転車への関心が高まった証拠ですね。
NAHBSに Original Six があるように、
CirclesでもCircles Six たるものがあります。
Hunter, Desalvo, Sycip, Retrotech, Blackcat, Cielo の計6ブランドで
Circles Six 略してC6 (スイマセン今作りました)
それ以外で、
私が楽しみにしていたのが、
4年ぶりとなる再会を果たした、
Circles でも扱ってます、
カッコよく上記で再会と書きましたが、
私の一方的なもので、4年前は、ビビって
ほとんど話していません。
来場者に何やら説明をする Bruce Gordon氏
フレーム作りもさることながら、
アクセサリーも手掛けるこの叔父さま。
今回出展していた様々なビルダーさんに影響を与えた
人であり、彼の作るカンチブレーキは、
各出展ブースのBikeに装着されていました。
これは、Paul Sadoff が手掛ける Rock Lobster に装着していたものです。
その Paul も Bruce Gordonから影響を受たひとりでありますし、
彼も、アメリカのフレームビルダーに多大なる影響を与えています。
ちなみに、こちらのカンチブレーキが
オリジナルのチタン製で世界で3ペアだけだそうです。
思わず、「譲って!」と訪ねると、
「これは作るのにすごく手間がかかるから~商品化はしないよ~」
と、笑顔で語ってたのが印象的でした。
そして、彼のブースでひときわ輝いていたのが、
Bruce Gordon “Rock ‘n Road Tire (700 x 43c) Made by Panaracer
この写真を見ると、オールドスクール的な匂いがプンプンしますよね?
そうなんです。このタイヤは、実は、1988年に、しかも、29erが、
一般的になる前に彼はこのタイヤとなる最初のモデルを台湾のブランド
に作らせました。
しかも、タイヤのデザインは、あのmtbのレジェンドでもある、
「Joe Murray」
あの、Shimano SPD pedal のテストライダーでもありました
彼がデザインをしたものです。
※左下に Jo Murrayのサインがあります。
29er=フィシャーの印象が強いですが、
彼もまた、29erのパイオニアではないでしょうか。
フレームビルダーである彼だからこそ、
こういった発想が生まれるのですね。
最後に、これ読めますか?
この漢字のステッカーも色んなブースで見かけました。
Bruce Gordon という人を漢字で表すとこうなるのだそうです。
シカゴ出身、鼻がデカイ、ユダヤ人。
では、最後に、
2009年のSan Diedo Custom Bicycle Showで
Bruce Gordon氏が自分のBike を説明している動画で
今日はおしまいです。
動画の中で彼が、ハンドルの説明する箇所か笑えます。
ハンドルなのに、「page 186~」
==SAL==