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靴と永く付き合うコト。

自転車のチェーンが油を欲するように、たくさん履いた革靴も栄養を必要とします。長くモノを使う為に必ず“メンテナンス”が必要になるのは自転車も、履いた靴も同じってコト。DSC_1404この“quoc pham”のシューズも、お店で取り扱う中で末永く付き合っていただきたいアイテムのひとつ。お陰様で愛用者が徐々に増え始めた今、僕がやっているメンテナンス方法を今回ご紹介します。もちろんquocpham以外の靴にも応用していただけます。

まず僕がいつも用意するものは、1.リムーバー液 2.ワックス 3.ブラシ。これだけです。20140621-101104-36664405.jpg20140621-101104-36664735.jpg紐をほどくと思った以上に靴は疲れた表情をしてしまっているものです。ピカピカにしてあげましょう。
まずは全体をブラッシング。ざっくりでいいので表面の汚れを取ってあげます。20140621-101105-36665056.jpg次に“リムーバー液”をティッシュやいらなくなったハンカチなどでいいので適量に取り、全体に付けながら磨いていきます。20140621-101106-36666018.jpg20140621-101105-36665690.jpgリムーバー液は古い汚れや以前塗ったオイルやワックスをしっかり落とし、革のしなやかさを戻します。
新しいワックスを塗る前に、これでまず革に呼吸をさせてあげましょう。
ご覧の通り、少し磨いただけでかなりの汚れが取れました。爽快です。w20140621-101105-36665370.jpgとんでもなく汚くなったインソールも…20140621-101106-36666353.jpg20140621-101106-36666711.jpgしつこかったですが少し綺麗になりました。w

綺麗になったら次はワックスを塗ります。僕が愛用しているのはドイツのシューケアメーカー“TAPIR”。その中でも登山靴やバイクブーツなどハードに使用する靴に向いた、防水性も備えた“レーダーフェット”という種類のワックスを使用しています。TAPIRのワックスは天然素材を使用していて革にも、人の体にもとても優しい成分です。オススメですよ。20140621-101107-36667054.jpg20140621-101107-36667765.jpg塗る量は少しで十分。適量のワックスを伸ばしながら磨いていきます。20140621-101108-36668563.jpg細かいところはつい見落としがち。隅々まで磨いてあげましょう。

そして最後のブラッシング。ワックス後のブラッシングをすることによって細かいステッチ部や、手先では行き届かない部分まで成分がしっかり浸透します。20140621-101109-36669100.jpg20140621-101109-36669563.jpgどうでしょう?黒なので少しわかりにくいですがとても綺麗になりました。20140621-184253-67373007.jpg日々できるケアのひとつとしては、木製シューキーパーを入れて保管するのもとても良いです。型崩れはもちろん、一日履いて溜まった湿気をしっかり吸ってくれるのです。毎日履いているかたには特にオススメですよ。
シューケアを怠ってしまうと、次第に革が弱くなり、数年履いただけでもヒビ割れなどが起こることも十分あります。手入れをしっかり行うことによって革の本来の質感、栄養を取り戻します。その分愛着も湧くってコトです。
是非一度お試しください。きっと永く愛用できる靴になるはずです。

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名古屋の自転車屋、Circlesです。This is Circles Bike shop in Nagoya Japan.
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