あれもこれもと結局前日まで準備でバタバタとしていました。小さかった頃感じた遠足前日のワクワク感とほぼ同じ気持ち。でも今回はきっとそんな小さなスケールではなくて、これは大人の大冒険なのです。
“RIDEALIVE2014”。心配していた天候には恵まれ、最高に気持ちの良い朝とともに皆がスタートを切れたことは間違いありません。僕はまず自宅から近くに住むA君と合流。
A君はRIDEALIVE当日まで準備をする為、何度も何度もお店に足を運び本当にこの日を楽しみにしてくれていました。一度ルート試走にも行った程の強者。数年前にサークルズで組んでくれた愛車のSURLY“1×1”を旅仕様にして今回参加です。
そのまま二人でまず尾張瀬戸まで向かいます。尾張瀬戸駅はサークルズの僕たちが休日瀬戸の峠に走りに行く際に集合場所として使ったり休憩をとったりする場所。着いたら早速参加者の方々に遭遇しました。どうやら好きな仲間達で集まったみたいです。
今回のライドイベントは参加者全員でのグループライドではなく、一人でも、好きな仲間同士でも、決められた目的地までの道中のライドはもちろん、その中で発見や遊びを冒険心を持って楽しむ2日間。
皆、普段のライドには決してない荷物の準備だったので、これから始まるライドに胸を高まらていたのがとても伝わってきました。
そしてライドが再スタート。まず瀬戸の戸越峠を越えます。この時山中は気温26度。透き通った空気と緑に囲まれたフィールドは早速冒険ライドの始まりを予感させます。峠を越えたら一気に下り、足助方面へ向かいます。登っては下っての繰り返し。決して平坦な道ばかりではありません。ですが本当に気持ち良い道ばかり。
それにしてもシングルギアのはずのA君の登りは速かった…w
足助に到着すれば僕たちは迷わずここへ向かいました。皆考えていることは一緒。予想通りの大行列。待っているほとんどの人がRIDEALIVE参加者です。w
ご褒美があってこそのライドですよね。美味しかったです。
“うなぎ川安”それぞれが自由に一服した後にまた走ります。ここからはディープな三河アドベンチャーゾーンへ入ります。暑い夏は涼しい場所を探したくなります。
山はひとつの避暑地。山があればきっと川があるはずです。休憩ひとつをとってもこんな場所で遊べてしまうのは、ここまで自転車に乗ってきた甲斐があったからこそです。皆ここぞとばかりはしゃぎました。もう童心に返ってますw
自転車だからこそ辿り着けた場所は、なんだか深く記憶に残るものがあるものです。また皆で来ましょうね。
ラストスパートはキャンプ村まで一気に登ります。
今回女性サイクリストの参加が多いことも一つ嬉しいことでした。皆マイペースながら一生懸命ペダルを踏んでいました。素晴らしかったです。無事キャンプ村へ到着。
早めに着いてキャンプ村内にあるMTBコースを楽しんでる人もいれば、一番良いと思える好きな場所にテントとハンモックを張ってのんびりしている人も。
それぞれ自由な時間がゆっくり流れます。走って疲れた後は美味しいご飯が僕たちを待ってくれていました。
今回のRIDEALIVEの一つのテーマでもある“食”。DAY1では“SUNDAY SPICE”さんからは手作りカレーを、“喫茶hiraya”さんからは冷えたビールや、熱々のハンドドリップのコーヒーをサーブしていただきました。
疲れた体に本当に美味しくて、楽しくて、たくさん皆で笑いました。いただいたご飯はきっと忘れられない味になったと思います。
僕たちも普段のライドでも美味しいものを求めてライドに出掛けることは多くて、きっとそれは自転車が好きな人だったらとても共通する遊びなのです。
美味しいご飯を皆で食べながら、コーヒーを飲みながら、その日進んだ道中での出来事を皆で話して楽しく食事をするってことが自転車ってやっぱり楽しいなーって感じたり、そういったコトって普段の日々の生活に置き換えてもとっても大切なんだって教えてくれたりもします。
8月30日。夏の終わりまであと少し。この夜は皆目一杯遊びましたね。
続いてDAY2レポートはスタッフシゲにバトンタッチします。ご期待ください!