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シッポサキマルマリ

 
題名を見て即座にアヒルと鴨のコインロッカー/伊坂幸太郎を思い浮かべたあなた、立派な伊坂フリークです。 僕はシッポサキマルマリという単語のみが一人歩きして、全く小説の題名が浮かんできませんでした。
 
ボブ・ディランの「風に吹かれて」が最初から最後まで奏でられる物語に登場することばの中でも強い輝き、いや、頭に残る語感であるシッポサキマルマリ。 小説に登場するのは尻尾の先がその名の通り丸まった猫ですが、今日の主役は似ているようで全く違うRINGTAIL/リングテイル
 
いや全然違うじゃんって?
 
 
リングテイルのロゴをご覧になった方にはうなずいていただけると思うのですが、ちょっと渦巻きからそういう模様の動物を想像してしまいませんか?
 
本物のリングテイルはカコスミルと言って、ネコ科ではあるものの近縁なのはアライグマ。 尻尾も真っ直ぐです。 ちなみにリングテイルの名の由来はその大きく真っ直ぐな尻尾の等間隔に走る輪状の模様。西北中米に生息し、RingtailとかRingtail catとか呼ばれているそう。
 
photo by PEEC Nature Center
 
そんな動物の名を冠するカリフォルニアのRINGTAIL/リングテイルより、タイダイ染めされたウインドジャケットが到着しました。
 

【RINGTAIL】Tie Dye Breeze Breaker ¥22,800_(税抜)

 
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Cordura®︎ ウルトラライトナイロンを用いたタイダイ染めのジャケットは丈夫で軽く、ポケットやサドルの下に忍ばせるにはもってこいの仕上がりとなっています。僕は173cm/62kgでMサイズを着用。 少し余裕があるので、中に厚着をせずジャージ一枚で済ませると割り切るならSサイズかな、というサイズ感。
 
 
タイダイ染めという言葉から想像されるド派手な色使いとは一線を画す、青空や曇り空から夕暮れまで様々な空の色の上澄みのような淡いカラーは #teamdreamsunsetchasingteam というハッシュタグを使っていろんな空の風景を眺める彼らならでは。 この模様や色使いは、一点一点紐で縛って手染めをしているため、色合いは似通っておりますが全ての模様が異なります。
 
 
また、ジッパーリボンにはアンティークの生地を使用。 アソートということでしたが、サークルズに到着したものは全てボディのカラーとマッチした綺麗な縦ストライプでした。
 

80gという軽さはそのままコンパクトさに通ずるもので、暑くなったら脱いでジャージのポケットへ、下り坂の前や肌寒くなってきた時間帯にはサッと取り出して羽織ることのできる便利さ。 まだまだこの時期では寒いかもしれませんが、これからだんだん暖かくなっていくと気温の上下が激しくなるので、そんな時のライドにうってつけのアイテムです。
 
 
2月はまだまだ寒い、と思っていましたがこの週末は最高気温も2ケタに乗るようになってきて、陽の当たるところはアウターを脱いでもいいような心地よさになってきましたね。 少し早いですが、空色のジャケットとともに春を感じてみてはいかがでしょうか?
  
 
RINGTAIL/リングテイル、そしてその立ち上げ人の一人でもあるSean Talkingtonが手がけるもう一つのブランド、TEAM DREAM BICYCILING TEAM/チームドリームバイシクリングチームのグッズと併せてどうぞ!!
 

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shiga
志賀 正太郎


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