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上野明日美の自転車買ったよブログ

 
こんにちは、はじめまして。

年始からアーリーバーズのスタッフとして働いている上野明日美です。
 
アリバではあっちゃんと呼ばれています。
 
こんなふうに文章を書くのは初めてなので少しどきどきしていますが、まずは自己紹介をさせていただきます。
 

バスケをすることが仕事だと思っていた銀行員時代

 
私は一言でいうとザ・体育会系のバスケばか。動物占いだと「まっすぐに突き進むゾウ」であり「サービス精神旺盛なコアラ」だそうです。
 
これまでの私は小学生から始めたバスケットボールが毎日の生活の中心でした。とにかくバスケが上手くなりたくて、社会人になってからもプロになることを夢みていたのでそれが自分の義務であり仕事であるかのようにほぼ週7で練習に取組み、さらに週末は始発の近鉄に乗って大阪までトレーニングに通う、という今振り返れば謎すぎる毎日を送っていました。もちろん私は金融機関に勤めるただの普通な会社員であり、バスケット選手としても本当にまったくの無名でむしろ運動神経自体もよくない方です。
 
そんな私がバスケから離れる日がくるなんて、あの頃は想像もできませんでした。でもあるとき、急にバスケは私の仕事ではない、と気付きこのままじゃいけない、とハッとしました。気付くの遅いです。ですがこうして私はバスケばかから一度卒業し、人生で初めてバスケをしない、という矢印の方向へ足を踏み出すこととなったのです。
 

 

新たな挑戦を

 
なにかに挑戦しないと、なにも生まれないしなにも変わらないと思っています。
前の仕事を辞めてからアーリーバーズで働くまでの約1ヶ月半、限られた時間ですがこんな機会は滅多にないので海外一人旅へ行ってきました。
向かった先はスリランカ、インドネシアのアジアとドイツはじめヨーロッパの数国。航空券だけ取って慌ただしく出発した不安な幕開けとなりましたが、たくさんの人に出会い助けてもらい、嬉しくて感動して、はたまた不安で寂しくて、、と理由は様々ですが何度か涙を流しながらもとても充実した旅をして帰ってくることができました。挑戦してみてよかった、と人生のなかでも大きな経験となりました。
 

 
興味をもって訪れた先で見る景色や今までと同じ生活だったら知り合うことのなかった人たちとの出会いがとても刺激的ですし、今までバスケという限られた世界しか知らなかった私にとって自分の世界観を広げてくれるものとなっているので、海外国内問わず色々な場所に行くことが今とても面白いです。
 
そんな私はさきほどの動物占いだと
 
・常に何かに打ち込んでいたい

・細かい計算はできない

・ロマンチストだけど現実的

・個人プレーが得意

という特徴があるようで、あたっていると思います。また周りからも言われますが取り柄は真面目なところです。 だけど真面目すぎて頭がかちこち状態なので、もっと柔らかいあたまになっておもしろいことを見逃さないようにすることが私の最近の課題です。
 

 

自転車買いました

 
これまではママチャリしか乗ったことのなかった私ですが、シングルギアのバイクを借りてまずは通勤デビューをしました。この日、乗り心地や風を切る感覚、出るスピードに感激したのを覚えています。ママチャリも今乗っているシングルギアも同じ自転車のはずなのに、まるで違う乗り物じゃないかと驚きました。
 
自宅とアーリーバーズの距離は往復20キロありますが、バスケ漬けの日々によってもりもりとついた体力のおかげで毎日元気に通勤できています。ちなみにこの半年の間でパンクも4回ほど経験したので、パンク修理もできるようになりました。
 
そしてそんな私ですが先日、自転車を買いました。買ったのはアメリカで2009年に創立したブランド、ALL–CITYのSPACEHORSEDISC。ロードバイクですが、軽い乗り心地と安定した走りに加えて太めのタイヤをつけることができるタイプなので、日常のライドはもちろんツーリングや山道へのライドまで幅広く遊べてしまうという元気いっぱいなモデルです。
  

 

SPACEHORSEを選んだ理由

 
今年2月、シングルバイクを借りている時に初めて遠出したのが蒲郡でした。ずっと行ってみたかったSUNDAY SPICE喫茶hirayaさんを目指して約50キロを走り、シビれる美味しさのカレーとライド後の体に染み渡るコーヒーを堪能しました。
他にもPFMの先輩たちと一緒に京都や三重を自転車でまわったり(ライドレポート-その1/その2/その3)と、県外にも自転車で遊びに連れて行ってもらいました。そしてその時に必ず湧き出てくるのは、もっと色々なところに自転車で遊びに行きたい!自分の自転車で!という思いでした。もっと遠くの県まで行きたいし、海外にも持って行ってみたいし、山にキャンプだってしに行ってみたい。だから気兼ねなくどこにだって連れていける自転車がいい、そう思いました。それをサークルズのスタッフさんたちに相談したところ、SPACEHORSEと出会うことになりました。
 

 
わたしの頑張りたいこと、やりたいこと楽しみたいこと、わがまま全部叶えてくれるというところが私がSPACE HORSEを選んだ理由です。また女性で乗っている人がまだ少なく、身長162㎝の私でも無理なく乗れるフレームサイズがあるところも選んだ理由のひとつです。自分がかっこいい!と思った自転車にちゃんと乗ることができる、それはすごく嬉しいことです。だから幅広いサイズ展開があることも魅力のひとつだと思いました。
 
そして自転車のそれぞれのパーツは今ポートランドへ出張中のシゲさんが提案してくださり、色はブラックで統一して、なんとも男前なSPACEHORSEが組み上がりました。組立はポートランド帰りのマコトさんにしていただきましたが、ブレーキワイヤーを通したり私の好きな色の留め具を選んでパッチンしたりと、私でもできるところは手を掛けさせてもらいました。どんな作業でも、自分で組んだ部分があるだけでますます可愛く見えてきます。
 
納車して初めて跨ったときは、今まで借りていたシングルバイクとはこれまたまったく違った乗り心地に驚きました。ドロップハンドルによる前傾姿勢はもちろんのこと、ペダルを踏む感覚やタイヤが太くなったことで地面から伝わってくる感覚もなにもかもが違います。そこに慣れなくて最初はよろよろと走っていましたが、それでもなんだか楽しくて、わくわくどきどきする感じについにやにやしてしまうのです。
 


 

\自転車のある暮らしが始まりました/

 
さきほど自分の自転車ができたから他県や海外にも行ってみたい、色々なことがしたいと書きましたが、自分の自転車ができたことでもうひとつ単純に楽しいことが、いつもの日常が彩り豊かなものになっていること、です。

今まで何度も通っている道もお店も、知っている場所でもそこに行くまでの手段を自転車にする、というだけで映る景色、見る観点、感じることや考えること、出会う人や遭遇する出来事も、全て変わってきます。その発見やその違いに気付いた時がまた面白いので、様々な場所に行きたくなるし色々な人に会いたくなるのだと思います。
1ヶ月半海外を周ったとき、発展途上国のアジアでも新興国のヨーロッパでも、どこに行っても人々が自転車に乗っている風景がそこにはありました。仕事、趣味、生業、移動・運搬手段など、どんなふうに自転車に乗っているか、どんな自転車に乗っているかはもちろん人それぞれです。でも世界共通の道具である自転車は魅力的で夢があるものだ、とそんな景色をみながら思ったのを覚えています。

食べたいものを食べに、会いたい人に会いに、みたい景色を見るために、そこへ自分の足を使って行くことはすごくかっこいいことだと思うので、私は自転車のことがもっともっと好きになると確信しています。

そして自分の自転車で走りたいから、というのが自転車を買った1番の理由である「RIDEALIVE2017浜松編~水辺の夏休み~」が7月22.23日に控えています。
 
私にとって初めてのライドイベントとなるので、参加者の皆さま、どうぞよろしくお願いします。
 
こうして新しく始まったわたしの自転車のある暮らし、これからこのSPACEHORSEと一緒にもっとわくわくするものにしていくことが、今からとっても楽しみです。
 

 
 

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名古屋の自転車屋、Circlesです。This is Circles Bike shop in Nagoya Japan.
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