どうもJUSです。
先日、トモヤンが組んでいた自転車をチェックしていたら、いつものごとくビシッと本所のフェンダーが取り付けられていて、「さすが! 上手に取付けるよな〜」 って感心してました。
本所フェンダーの取付けで特に難しいのは、取付け小物を付ける為のネジ穴の位置を自分で決めて穴をあけると言う所なのですが、その手間故にビシッと奇麗な弧を描く、あなたのバイクの為だけのフェンダーとして取り付ける事ができるのです。
実際に穴をあける作業で1番難しいのは正しくフェンダーアーチのトップ、そのド真ん中に穴をあけれるか? というところで少しのズレでもフェンダーがタイヤに干渉してしまったり、完成した時にねじれた様に付いてしまう場合もあります。
果たしてメカニックトモヤンはどのようなテクニックを用いてフェンダーアーチのド真ん中に穴をあけているのかを聞いてみました!
「なんだぁJUS、俺様のフェンダー穴あけ㊙︎テクを聞きたいって? しかたねーな、教えてやるよ。」
「㊙︎テクって言ってもすげー簡単だぜ。 まず、マスキングテープをフェンダーのアーチに合わせてまっすぐキレイに張る。 そしたらマジックでこんな風に両サイドにラインをいれるのさ。」
「そしたら、フェンダーからマスキングテープを剥がす。 そうするとこうなるよな。」
「あとは長さを測ってその中心に印をつければ完成だぜ。」
「それをマスキングテープを再度フェンダーに貼り直せば、センターがバッチリわかるだろ?」
「あとは印をめがけてドリルで下穴をあけてやればいいってわけさ。 マスキングテープを貼る事によって穴あけの時の傷防止にもなるし、滑りにくくなるからドリルの歯が当てやすいぞ。 あと、このフェンダーに対して目印マスキングを1枚作ってしまえば、フロント、リア関係なく全ての穴あけ位置で使えるから1カ所穴あけて捨ててしまわないようにな!」
「フェンダー付けはタイヤとのクリアランスが命だぜ。 近すぎてもダメ、遠すぎてもダメ。 確認しながら慎重に穴をあける場所を決めていこうな!」
「よし、いいじゃねぇか。 バッチリだぜ。 バシッときまったこの瞬間が1番たまんねぇんだよな。」
と、トモヤンが言ったかどうかは別として、僕たちメカニックはこのように1つ1つの作業を丁寧に、そして正しく確実にフェンダーが取付けられるように作業をしています。 皆様も是非、本所フェンダーの取付けに挑戦される際は【友田流】を参考にしてみてはいかがでしょうか!
SIMWORKS BY HONJOのフェンダーや、取り付けにあるとベンチなスモールパーツなど、バッチリラインナップしておりますので、ご自身で取り付けてみようという方は、是非こちらもチェックしてみてください。