究極のコンフォート・バーとは?
そんな問いかけに対し、シムワークスは様々な形状の幅広なドロップ・バーを提案してきましたが、
“モア・モア・モア” と終わり無きワイドを求める叫び声が世界各地から聞こえてくる中で、もちろん聞く耳を持たないという選択肢はありませんでした。
新しくリリースされた So Bar / ソー・バー と呼ばれる、快適性と安全性を重視して作り上げたコンフォートスタイルのドロップバーは、とにかく長距離ライド時において常にリラックスした状態でのライディング・ポジションを作りたいライダーには正にうってなのです。
【SIMWORKS BY NITTO】
So Bar
So Bar
Material : Heat Treated Aluminium
Width : 500mm (C–C at ends) / 490mm (C-C at Brackets)
Center diam. : 26.0mm
Bar diam. : 23.8mm
Reach : 95mm
Drop : 140mm
Flare Angle : 4°
Weight : 380g
Color : Silver & Black
Price : ¥9,800-(税抜)
上面のフラット部を緩やかにバックスイープ+ダウンスイープさせることによって、長時間のライド中に上面だけでも様々なポイントを握ることができ、またドロップ上面を地面に対し平行になるようステムとアッセンブルする事によって、ライド時に一番長く握ることになるブレーキブラケットをとてもリラックスした状態で手を添えれるようにと設計されています。
ちなみに、一般的なツーリングバーのクランプ径の多くは25.4mmのところ、このソー・バーは26.0mmを採用。 これにより25.4mmに比べてびっくりするほど強度が上がるのです。 もちろんこれに合わせるステムとしては、Wendy / ウェンディ や、 Gettin’ Hungry / ゲティンハングリー がおすすめ。 素材をヒーテッド・アルミニウム(熱処理をして強度を上げたアルミ)を使用しているため、大陸横断などのビッグチャレンジライドだって可能にするほどの実力を持ちます。
一般的にハンドル幅は、肩幅を基準に選ぶことが多いのですが、そのロジックに則ると、多くの日本人にとってこのハンドルは広すぎるというのは事実です。(実際、あまりにもアメリカからのリクエストが多くて作ったのがこのハンドルなのです。)
ただ、昨今のグラベル系のバイクに見られるように、ダートを走る上で、押さえつけられるという意味合いでも幅の広いハンドルを使うケースは昔に比べて確実に増えています。 もちろん、肩幅の広い人や、今までなかなか幅広の調子の良いハンドルが見つからなかったという人にとって非常におすすめしたいハンドルですが、グラベルライドや、ツーリングなどにおいてこの幅が有効的なケースもあると思うのです。
幅広ハンドルのもう一つの恩恵として、フロントバッグやラック・バスケットなども安心して取り付けられるという点も見逃せません。
先日紹介したObento Rack + GoodLuck Bag の組み合わせとも相性抜群。
個人的には林道ツーリングや、グラベルライドにおすすめしたいハンドルです。
とはいえ、まずはこの500mmという幅の広さがいかなるものなのか、ぜひ店頭で握ってみてください。