ハンガリーのブダペストで開催されたECMC2010(European Cycle Messenger Championships)に行ってきました。
大会のほうは自分のブログに書くとして、街や人や自転車などを紹介します。
ダウンタウンはどこもこんな感じ。
9割ぐらい古いビルディング(築50~60年、もっと古いのも)で、おしゃれな服屋もピザ屋も歯医者も全部こんなビルの中に入っています。
大きな通りはどこもこんな感じ。土日なので静かですが、平日は結構な交通量です。
ブダペストといえば
(このポスターいたるところにあります)
毎年行われるヨーロッパ最大のクリティカルマスが有名なので自転車が走りやすいかと思いきや、上の写真で分かる通りダウンタウンの路地は路駐(違法ではない)でいっぱい。大きなストリートには特に路肩などなく、たまにバイクレーンがあったりするくらいでアスファルトもぼこぼこだし、総じて走りにくい。
ただクリティカルマスの影響か元からそうなのか、車も自転車も歩行者も互いを全く敵視しない、なんというか、みんなやさしいのでビュンビュン走るメッセンジャーも子供連れのパパママも特にストレスなく走れます。
物理的には走りにくいけど精神的にはとても走りやすい。
名古屋はどうもこの逆のような気がします。
僕は自分の自転車を持って行ったのですが妻の自転車は向こうでレンタルしました。
ベイビーシート付きのクロスバイク
これがバイクレンタルのお店。Budapestbike
お店には地元のバッグメーカーのパニアバッグやウェアなども売っています。
そしてむこうでお世話になったのがこの人、
Yobiです。
家族で行った僕らのためにいろいろ連れて行ってもらったりしてくれました。
そんな彼のチェーンリングをいくつか持ってきました。
クリックするとWEBSHOPに飛びます。
もともと建築(確か)を学んでいてスプリントでハンガリー6位になるほどのトラックレーサーでもあった、物静かな風情(実際はよくしゃべる)の職人ぽい青年です。
現役トラックレーサーを何人もサポートしていて、実際に使ってみるとチェーン離れがよくスムーズな加工であることが分かります。
またチェーンリングに施されたシンプルだけど力強いデザインも魅力です。
曰く「ハンガリー人はストロングフードが好きなんだ。だからワサビも大好きだよ。」、
ま、関係ないか。
koszonom szepen, Yobi!(ありがとう、ヨビ)
あともう一人、ストロングガール。
Charrie’s
毎日朝方までメッセンジャー連中と飲み歩いていたタフガールはECMCの会場でもおいしいコーヒーを提供。毎日品切れでした。
あとは写真をいろいろ。
イズル