Special Thanks / Photo By Kenji Muto a.k.a @muto_photo
あれよあれよとするうちに、季節も秋へと移り変わり名古屋の街も金木犀の香りでいっぱいです。またこの時期からCross is coming ! という声もあちらこちらで聞こえてきますね。
自転車業界はオールシーズンフル活動ということで、張り切ってブログの方書いていきたいと思います!
行動してみるべし
僕が今回の企画を知ったのは、岐阜県は神戸町にある「104サイクル」という場所を訪れたのがきっかけです。104サイクルは自転車に関しての相談や修理、販売を日々行いつつsfiDARE CRITという大会の企画と運営も手がけている場所になります。
そもそもsfiDARE CRITって何?という声も聞こえるので少しだけ紹介させていただきます。
スフィーダレクリットとはトラックバイクである固定ギアの自転車によるクローズドコースのサイクルレースです。固定ギアはピストバイクとも呼ばれ、固定ギアならではのスピード感あふれるレース展開が特徴です。
現役競輪選手でもあるsfiDARE CRIT代表の児玉 利文さんが、アメリカはブルックリンで開催されるクリットレースの最高峰ともいえる、RED HOOKに出場したことがsfiDARE CRITの誕生のきっかけと言っても過言ではありません。
児玉さんが、RED HOOKで体感してきたものを学び、運営や考え方を日本に持ち帰りました。現在日本でsfiDARE CRITの活動が注目されています。
sfiDAREの魅力は現場で初めて分かる
今回のsfiDARE CRITは、岐阜県羽島市にある国営木曽三川公園の特設コースで行われました。
僕は自転車を車に積んで、実家の豊田市から高速道路を利用し最寄りの岐阜羽島JCTで降り、そこから10分程度で会場へと着きました。途中、市之枝コスモス広場では畑一面にコスモスが綺麗に咲いていましたよ。
さて会場を入ると、選手やこの日ためにブース出展をしてくれる方々が準備を進めている最中でした。
BUCYO COFFEEさんでは、今回のメインともいえるお肉の準備など、僕たちのお腹を満たすために仕込みをして、参加者のサポートに徹してくれています。いつもありがとうございます!
自転車点検は肝心よ
朝の8時から受付を行い、その隣のピットスペースで選手それぞれのバイク点検が行われます。
安全にレースを行うためにレース前のメンテナンスは超重要です!
レースにおいて怪我はつきものと言いますが、極力怪我はしたくないですから。
20分間を無駄にするな
9時よりコースの試走ができます。たった20分しかないのでコーナリングの感覚や、コース内での位置取りなどを急いで確認します。
個人的には初めてのレースでしたので、まずは経験者の後ろにつきどのようなスピード感で直線からコーナーへと移るのか、コーナーから直線への抜け出しはどう立ち上がるのかなどを見ていました。
今回のコースのポイントは、長い直線と複数のコーナーが鍵となる、フィジカルとテクニックを要するレイアウトでした。
レース本番
エントリー者数は男女合わせて約60人程。まずは1人ずつコース1周をタイムトライアルというかたちで計測し、その結果から次のステージへと振り分けられます。
男子はTT(タイムトライアル)の結果から、予選A・B組に分かれて一斉にスタートをし、4周回の順位レースを行います。
予選各組でTop10までにゴールできた選手は自動的にスーパーファイナルまで上がることができます。
惜しくもTop10までにゴールできなかった選手はゲーム終了。。とはならないのがsfiDAREの魅力の一つです!
予選Top10以外の参加者や初心者にも、Aファイナルという決勝戦を設けてくれています。僕もAファイナルまで戦い抜くことができました。でも気を抜くとあっという間に後ろの選手に追いつかれてしまうので、ドギマギして走る感覚も楽しかったです。次戦はスーパーファイナルで戦えるように頑張るぞ!!
お腹が空いたからお肉ちょーだい
選手全員無事にレースを終え、メインディッシュへといきますか!
あれ?BUCYO COFFEEさんがアタフタしてるぞ汗。
それもそのはず、YAKINI CRITなのだからお肉は外せません。
もうお肉に夢中すぎて肝心な写真が撮れてません。。割愛で泣
選手はもちろん観戦されるご家族やお友達も一緒になって、バーベキューを楽しむことができます。
その他、ビールやソフトドリンク。BUCYO COFFEEさん人気カフェメニューもご用意してくれてます。ごちそうさまでした!
YAKINI CRITを終えて
初めてのトラックバイクのレースでしたが、一瞬一瞬が刺激的で走る最中の身体と自転車を操る感覚は他にはないものがありました。
また、選手やスタッフ間の境界線もなく皆が楽しむぞという空気感が色々な場所で垣間見ることができました。
レースや競技という言葉だけに背を向けず、純粋に自転車に乗って楽しもうという精神がこの現場から感じることができました。
最後に企画・運営に力を注いでくれた方々に感謝をし、またこのような素晴らしいイベントに立ち会えることを願っています。
本当にありがとうございました。
sfiDARE CRITに興味がある方は、宇野ちゃんまでご質問ください。
できることなら一緒に練習会やレースへと出かけましょう!