以前、僕もZINEをおいてもらったことのあるEBISU ART LABO FOR BOOKSが長者町から東山に移転されるそうです。”ON READING/ELVIS PRESS”へと、名前も変わります。
エド・テンプルトンやバリー・マッギー、マーク・ゴンザレスなんかの作品集から、PaiさんのZineとかパンク、インディーズ系のZineが普通においてあるありがたいお店、移転して広くなるそうでまた楽しみです。
そんなわけで本日はCirclesで扱っている本などを紹介します。
まずはCOG MAGAZINE、No.9が届いています。
今月もワールドワイドにニューヨーク、パリそして徳島のShiokaze’10と世界各地のストリートバイクシーンが一望できます。特集も6days race、日本のガールズケイリン、ティツィアーノ・ズッロのフレーム工房など。
お次はニューサイクリング、
New Cycling 800yen
トレンドに流されやすい書店の面だしコーナーには並ばない本です。また普通の書店には置いてませんので取り扱いのある自転車店でお買い求めください。
これといって大きな特集はいつもありませんが、自転車に乗ること、触ることに関して並々ならぬ愛情にあふれた本です。これを読むと今乗っている自転車がかわいくなるのと、ものは大切にしようと思います。そしてCCPは一面広告になりました。
そしてそのニューサイクリングの増刊もあります。
ニューサイクリング ルネエルス特集 7000yen
こちらは定番のルネエルス特集です。
いくつか前のNAHBS(North American Handmade Bicycle Show)でも特別展示されていたようですが、なるほど現在でも、いや”現在まで”というべきか、有効なアイデアをステムやエンドなどのオリジナル製作も含めたオーダーメイドというかたちでやっておられたわけです。ただ古いから良いわけでは決してないのです。
ニューサイクリング”70年代読本” 7000yen
そしてつい最近発売された”’70年代読本”。
当然、資料・読み物として面白いのですが、ツーリングもレースもオーダーもフレームビルディングも手探りだった時代の文章や写真には情熱と勢いと行動力があふれていてすごいです。
最後にURBAN VELOです。
いろんな国の自転車と社会についての記事が多く、COG MAG同様、同時代性というのを感じます。
常々読みたいと思いながらも英語ゆえさっぱり読みが進まないのですが、これから家で過ごすことの多い季節、コタツで読みたい本です。
ニューサイクリングとURBAN VELO、定期的にほしいという方はshop@circles-jp.comまで
あと以前にも紹介した
THE CYCLO CROSS MEETING by Brian Vernor 3780yen
Brian Vernorの”サイクロクロス・ミーティング”です。
内容はさておき(最高です)、このジャケットデザイン、アメリカのアーティストTae Won Yuによるもの。
以前ワシントンのオリンピアのインディーレーベル、K recordsで多くのジャケットデザインを担当していたのがTae Won yuさんです。built to spillのアートワークも有名です。
このK records、最初に話したEBISU ART LABOさんも僕も大好きなレーベルで、しかも彼は自身のバンドでレーベルオーナーのCalvin Johnsonとも対バンしてます(うらやましい)。
ということでON REAING/ELVIS PRESSは一月中のオープンです。
話が最初に戻ったところでおしまいです。