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【WEBSHOP RECOMMEND】Earth Ride 西川昌徳を知っているか?

出会いはいつも突然。あれはGIRLS RIDEALIVEを北海道で成功させ小樽から札幌市内へ戻る道中のことだった。一緒にRIDEALIVEを運営してくれたサムズバイクのナミさんにある男からの入電。


男「今サムズの前にいるのです」
ナミ「もうすぐで帰るからそこにいなよ」
男「待ってます」
ナミ「あ、ちなみにサークルズのボスの田中慎也ももうすぐサムズに着くみたいだから先に喋ってて」
男「はい」

RIDEALIVEを目一杯楽しんでサムズに帰ると、そこにはすっかり意気投合したサークルズボスと男。そうこの男が西川昌徳なのである。

西川昌徳

世界各国を自転車で旅をし、自分の目、耳、身体で世界を感じ続けてきました。メキシコで拳銃強盗に合い、コロンビアでは全財産を奪われてなお、人を信じる力がこの上なく強い男、愛称:マー君 / まさやん。

帰国後フリーコーヒーをしながら自転車で日本横断をし(まさに出会ったのは出発地の北海道でした)、金銭の行き来がなくても相手の中に自分の価値を生み出すことができると信じ、コーヒーと自転車を組み合わせ、日本内外でフリーコーヒーを続けてきました。物事を続けるために人に惜しみなく与え続けるパワーがすごいんです、彼。

そうして、様々な旅の中で見えてきた価値を感じる心を子供たちと一緒に育みたいと思い、2018年夏、Mountain Bike Journeyが始まりました。

あの必然とも言える出会いを経て、自転車を通して子ども達に様々なことを伝えようとしてくれている彼のサポートとして、「自転車を本業としている私たちにできることってなんだろう」と考えました。

1 : マー君のやっていることを私たちの周りに知ってもらうこと

ボスとの対談形式のYouTube「テレビでごめん」に出演してもらったり

サークルズでフリーコーヒーの講演会をしてもらったり、オリジナル商品のモデルをやってもらったりしました。彼の周りには自然と人が集まり会話が始まり、人と人がつながっていきます。一度話せばその裏表のない真っすぐさに大人も子どもも関係なく惹かれていくのです。

2 : マウンテンバイクジャーニー東海のスタート・ゴールのサポート

ライド出発日当日に、子どもたちへバイクやバイクパッキング用のバッグなどが手渡されます。高すぎ、低すぎのサドルは膝を痛める原因になったり、荷物のバランスが悪いと荷崩れの原因になり走行中の危険に繋がるので、メカニックチームがサポートに入り、適切なパッキングの仕方やサドルの調整などを子どもたちと一緒に確認をしました。

またこの年は、スタートとゴールが名古屋に設定され、ゴール地としてサークルズが選ばれました。出発した時とは別人の顔つきで帰ってきた子どもたち、家族の皆さんの安堵した表情、マー君とほのちゃんのやり切ったという自信に満ちた笑顔は忘れられません。

ゴール後の報告会もアーリーバーズ店内で行われ、元気一杯コーラで乾杯!唐揚げもた〜くさん用意!サークルズだからできたサポートの一つでした。

3 : グッズのサポート

自転車旅には絶対欠かせないウォーターボトルや、マー君、ほのちゃんが旅で使うカバンや小物類の提供をしています。サークルズやシムワークスで製造している商品は、もちろんフィールドテストやフィードバックは繰り返していますが、彼らほど長く強く走り続けたり、使用し続けるのは難しい部分もあります。お金の代わりに彼らからは、実際に使って得てきた貴重なフィーリングをフィードバックしてもらうことで、一つのものを通じてお金のやり取りでない価値が生まれてくるのです。まさにマー君が実験してきたことがこうやって形になっているわけですね。

今回の旅では以下の3点を使ってもらう予定です。どんなフィードバックが来るか、今からとても楽しみです!

SIMWORKS Cohiba Roll-Ups

SimWorksから昨年デビューしたスタッフサック。100%リサイクルポリエステルを使用したEcoPak素材で、軽さと強さのバランスの取れた仕上がりになっています。軽いけれどペラペラではなく強度がある、というところにマー君は惹かれてくれたそうです。

KING CAGE Manything Cage

SImWorks Cohiba Roll-Upsを取り付けたり、ナルゲンボトルのような筒状のものを運ぶためのチタン製ケージです。彼らの行うツーリングにおいては、やはり軽いことは正義ですが、同等に強さも求められます。いくら軽くても破れやすい、壊れやすいということがあっては絶対にいけません。その点彼らがチョイスした私たちの取り扱う道具に不足はありません。

TANASCO Bottle 2023

とはいえ真面目な中にもユーモアは必須。ピリッと刺激的な春の旅になるよう、お供します!

北海道でのマー君との出会いから6年、お互いに家族も仲間も増えました。

世界の荒波を解きほぐすかのように行動し続ける彼と一緒に、自転車に跨って自分と世界を見つめる旅に出る若者たちをサークルズはいつでも応援しています!

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田中 江理

サークルズ、PFM、チェルキなどサークルズ近辺の写真担当。基本肝臓ぶん殴りながら生きてきましたが、健康的なことも好きなのでヨガや自転車も嗜みます。
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