40年前から現在に至るまで大人も子供も世界中の人々から人気を得ている映画「E.T.」。
その劇中で少年エリオットとその仲間達が乗っていたBMXをご存知でしょうか?
BMXにカゴを付け白い布に巻かれたE.T.を乗せて走る映像。映画を見たことのある人はもちろん、見たことない人でもあの有名なシーンはご存知のことでしょう。
実はあのBMXを作ったのは大阪の自転車メーカー「KUWAHARA」だったのです!
ハリウッド映画に日本の自転車が出ていたんですよね。
そして「E.T.」が初めて上映されてから40年。スピルバーグ監督が自ら配色やロゴの位置を指定したエリオット少年のBMXが「KUWAHARA E.T.40」として復刻されます。
映画の中の自転車が同じメーカーによって作られ、目の前に届き実際に乗れると思うと胸が熱くなりますね…!
KUWAHARA E.T.40
Spec
- Color : E.T. Legend
- 4130 Cr-Mo frame
- 4130 Cr-Mo fork 1inch Head Parts
- ・Sealed bearing hub with Kuwahara laser etching logo Black Anodized 36H
- 1pc Cr-Mo Crank with 44T Alloy Original Charing Black Anodized
- KUWAHARA “Lightning Grips” Black
- KUWAHARA “Slant Stem” Red
- ”R.S.Saddle” with Kuwahara logo
- DIA COMPE MX-121 Brake Levers & MX-1000 Caliper Brake Black Anodized
Price:¥88,000-(税込)SOLD OUT
1982年に作られたポスターも再現。
当時のモデルはパーツのスペック違いで「E.T. Original」と「E.T. Replica」という2種類のタイプがありましたが、どちらも素材はハイテン製でした。しかし、今回発売されるはフレームは自転車競技用などにも多く使われている4130クロモリ製にアップデートされています。
また、長くオールドスクールBMXを取り扱ってきた経験から、高品質シールドベアリングハブやDIA-COMPE製のブレーキ等の信頼性の高いパーツを数多く採用しています。
もちろん、ユニバーサルの公式アイテムの証でもあるロゴもバッチリ入っています!
KUWAHARAとE.T.の関係
日本の自転車がハリウッド映画に採用されることになったのか、KUWAHARAの公式ホームページに記載されているので文章をお借りしてご説明させていただきます。
数ある自転車メーカーの中でKUWAHARAが選ばれた理由を紐解くとそれは1979年、当時KUWAHARAは各国にBMXチームを作っていました。そしてアメリカでもKUWAHARA BMX Teamが発足され、シリーズ戦をキャラバンで転戦する中、クリントミラーやデイブ・カリナンといったトップライダーもチームに在籍しており、非常に好成績を収めていました。
KUWAHARA HPより
そしてこのBMXは日本国内で製造されたものでとても品質が高く、為替などの影響もあり当時価格で12〜15万円と少々高額なBMXでしたが雑誌で度々特集が組まれたりするほど人気がありました。
そんな中、映画製作前のスピルバーグ監督が自宅前でBMXに乗ってる子供達を見つけ、こう尋ねました。
「やぁ、みんな格好良いBMXに乗ってるね。君達はどこのBMXが好きかな?」
すると子供たちは答えました。「え、おじさん知らないの?そんなのもちろん、KUWAHARAだよ!!」
KUWAHARA HPより
日本でもKUWAHARAの知名度が一気に上がる
1982年の6月にアメリカで「E.T.」の上映が開始されます。公開されるや否や、その人気は凄まじく、それまでの興行収入を記録した映画の記録をどんどんと塗り替えていきます。「ジョーズ」、「スターウォーズ」、「スーパーマンII」、「ロッキー3」等を抜き、その後も1993年公開の「ジュラシックパーク」に抜かれるまでその記録を保持し続けました。
当然、いち早く映画を鑑賞した人達が「あの自転車が欲しい」「僕もE.T. BMXに乗りたい!」となり、KUWAHARAのアメリカ代理店だけでなく、日本のKUWAHARA本社にまで問い合わせの電話が入り始めます。
しかし、日本の本社では何が起きてるのかサッパリわかりませんでした。そう、実は日本ではまだが上映されておらず日本の上映は1982年12月からだったのです。
KUWAHARA HPより
そして12月に日本でも「E.T.」の上映が開始されるととてつもない人気で電話もファックスも鳴りっぱなし、卸問屋からは注文がどんどん入り、更には自転車に関することや映画に採用された経緯などに対して各新聞社や雑誌社から取材の依頼も殺到しました。
これまで売上の99.7%を輸出が占めていた為、「世界のKUWAHARA」として高い品質や性能で海外の方には多く知られていたのにもかかわらず、日本では全く無名でした。しかし、映画が上映された後には国内でも「E.T.のKUWAHARA」として、知名度も一気に高くなりました。
KUWAHARA HPより
ご相談、ご連絡お待ちしております!
ありがたいことにすでに何件もお問合せいただいており、現在サークルズ在庫分も僅少です。完売いたしました。
ご案内が遅くなり申し訳ございませんが、ご予約を受付しておりますので気になる方や購入を検討されてる方はお問い合わせフォームよりご連絡ください。
キャンセルなどにより在庫に余裕が出た場合はSNS等にて再度告知させて頂きますので引き続き情報のフォローをいただければと思います。
※製品画像は試作品につき、発売時の製品と多少異なる場合がございます。
納期に関して
弊社に2022年10月下旬〜 2023年2月頃に入荷いたします。
(コロナウイルスなど、昨今の状況により納期が遅れることも十分に考えられますので、ご理解下さい。)
その後組み付け作業に2-3週間ほどお時間をいただきたく思います。
車体の組み付け完了後、納車(発送)となります。
店頭でのお受け取りをご希望の方は、配送方法を「店頭受け取り」にてご注文下さい。
また、今回の車体に関してはまとまった入荷が見込めませんのでご納車に大きなタイムラグが発生する事が予想されます。
予めご了承ください。
車体の発送をご希望の場合
完成車の発送には別途送料6,600円(税込)を頂戴いたします。
梱包の都合上、前輪・シートポストとサドル・ペダル、場合によっては前輪やハンドルを車体から取り外した状態での発送となります。
しっかりと整備をして発送いたしますが、パーツを外しての納品となるため、ご乗車前にお客様の最寄りの自転車店にて組み付け作業や整備を強くお勧めいたします。
細かな状況としましてはご購入の後、改めてご連絡させて頂きます。誠に勝手ながら上記の旨ご了承ください。