先日SimWorksより発表されたTaco Pedal / タコペダル。みなさんもうチェックされましたよねッ?
販売時期に関するお問い合わせを多くいただいておりましたが、満を持して、Circlesでは5月3日(水)正午より、プレオーダーの受注を開始します!
Taco Pedalはプレオーダー(予約販売)という形でリリースいたします。デリバリーは5月末の予定となっております。
ってことで、タコスを食べながらこの記事でも読んでお待ちくださいませ。
タコスのようにダイナミックでシンプル、これがTaco Pedalだ!
Taco Pedal / タコペダルはメキシコ料理タコスにインスパイアされたシムワークスの新しいペダル。人気モデルBubblyペダルに匹敵する大きいサイズのいわゆる”デカペダル”
その特徴はペダルの側板をタコスの様に折り曲げることで踏み面を拡張していること。拡張された踏み面には着脱可能な10個のスタッヅが追加されており、ハイグリップな仕上がり。
製造はお馴染み、三ヶ島ペダル製。カップアンドコーンベアリング採用によりメンテナンス、調整が自在です。
このペダルが生まれた経緯についてはSIMWORKSのブログもチェックしてみてくださいね。
そして、私は一足お先にTaco Pedalを使わせてもらいましたので、(たぶん)世界最速のTaco Pedalレビューをどうぞ。
春の陽気に誘われて、向かう先は日本のパヴェ、中山道
踏み面がデカくて、ハイグリップなペダルを試すならグラベルでしょ!って感じの安直な考えで輪行して向かったのは日本のパヴェこと中山道の石畳。
江戸時代から続くその街道は石畳が敷かれ、鬱蒼とした森の中をくねくねと進む。路面は乾いていたものの、落ち葉、苔、階段、そして石畳と変化に富んだ地形。まあ、あれだ、最高のグラベルってやつだ。
Taco Pedal、気になるお味は?
今日の本題はこのタコスの味、、じゃなくてタコペダルの乗り味。
このペダル、まあとにかく食いつきが良いわけ。それはスタッヅのおかげなんだけど、程よいサイズのスタッヅは食いつきが良いだけじゃなく、とっさにペダルから足を離したい時の足離れの良さも兼ね備えてる。
そして踏み面の大きさもグラベルやMTBのトレイルライドにもってこい。
これだけ広いとどこを踏んでもペダリングができるし、足先の広いベアフット形状のシューズでもしっかり踏み込める。(つまりベッドロックサンダルや新しいClogとの相性は最高!)
食いつき良し、踏み面良し、だけど…
デカペダルの宿命、諸刃の剣、切っても切り離せないウィークポイント、それは地面にペダルヒットしやすいこと。
Bubblyを使っていただいている方は経験済みかもしれないが、面の大きいペダルはコーナリングなどで車体が傾いた時に地面にヒットしやすい。
実際、私も街中で2回、グラベル/林道で3回ペダルヒットをした。グラベルでは車体を傾けたわけじゃなく狭いラインを攻めすぎて当ててしまったところもあるけど…
ペダルの大きさに慣れてしまえば心配ないけど、このサイズ感のペダルを初めて使うなら攻めすぎ注意でお願いします。
かじり付かずにはいられない、ジューシーなペダル!
とは言え、トレイルを走るグラベルバイク、MTB/ATBとの相性は抜群。今回はドライしか走っていないけれど、ウェットやマッドな路面も食いつきの良さで安定した走りを見せてくれるでしょう。
滴る肉汁とフレッシュサルサの乗ったタコスのように、かじり付かずにはいられない、ジューシーなペダルです。
【SimWorks by MKS】Taco Pedal
Size : 105 x 110 x 33mm
Weight : 498g (pair)
Body Material : Aluminum Alloy
Plate Material : Aluminum Alloy
Spindle Material : CrMo
Color : Silver / Black
Price : 9,680円(税込)