梅雨。夏の前の風物詩ですね。
じめじめ
しとしと
もやもや
僕なんか、年々低気圧に弱くなってきて、雨の日の偏頭痛が体に応えます。
それでも日々の生活は続いていくものですが、偏頭痛だけはどうにもなりませんね。
やれやれ
それでも、雨が降っても自転車に乗って通勤をはじめ、ライドなんかにも行っちゃったりする。雨でしか見られない景色ってのがありますからね。
昨年から展開を再開した CLEVERHOODがこのタイミングで再入荷してきていますのでお知らせいたします。
彼らの必殺ポンチョ型であるRover Rain Capeと、新型Anorakの二型です。
削ぎ落とすことの快適性
CLEVERHOODはアメリカはボストンの南、プロビデンスに所在するサイクリング用アパレルウェアブランドです。その特徴は「レインウェア(雨具)専門メーカー」であること。
そして実物を見てもらえれば一番わかるのですが、彼らがデザインするものは実用主義と美意識が両立されたミニマルデザイン。足し算ではなく、引き算で余計なものを削ぎ落として作られており、専業メーカーの矜持(きょうじ)を感じます。
一言で言うと、美しいんです。
ミニマルなデザインでも機能性は十分にあります。耐水圧15,000mmの防水透湿で強い雨にも耐えうる素材を使用していますが、アウトドアブランドのそれとは違い、生地表面が(ピーチ加工により)非常にソフトに仕上がっているのが特徴的です。中間色でも非常にクリアな発色ですので、ファッショナブルでありながら、自動車ドライバーの視認性を高めるのに一役買っています。
前面と背面のロゴはリフレクタープリント。サイクリストの夜を安全にしてくれます。
フードはヘルメットの外でも中でもフィットするサイズ感。
また、グローブをしていても調整しやすいドローコードの配置など、使用していく中でわかる快適性。
サイクリングの必須要件である安全性能を確保しながら、それをファッション感覚を用いてデザイン処理していくお手本のようなデザインです。機能性を追求しようとすると色々なものを付け足してしまいがちなんですが、あくまでミニマルに仕上げていく姿勢に好感が持てます。
Rover Anorak
Anorakの特徴は裾のディテール。
脇にスリットが入り前裾に対して後ろが長めになっており、前傾になるライド姿勢時にバランスが取れるように設計されています。
前ポケットはサイドから手を入れるカンガルーポケットとジッパーでアクセスする2つの荷室を備えており、すぐに取り出したいものと濡らしたくないものなどを分けて入れることができます。
また風防がついたフロントジッパーは首周りから水の侵入を防ぐとともに、ベンチレーション(衣類内の空調)の機能も果たします。
【SPEC】
Color: Black, Red, Yellow, Green, Blue
Size: Short (Mens XS~S/Womens S~M)、Regular (Mens S~M/Womens M~L)、Tall (Mens L~XL,Womens L~XL)
Price: ¥25,300(税込)
Rover Rain Cape
Rover Rain Cape、この説明はいろいろ検討しましたが、公式の動画が一番わかりやすいので、動画を中心にご紹介します。
説明の前に、私見を述べさせていただきますと、私は自転車に乗るときにポンチョを常備していて、今までさまざまなポンチョを試してみましたが、(自分で仕入れていて手前味噌ですが、、)個人的にはデザインと機能性のバランスが現時点で最高到達点です。
Rover Rain Capeは超シンプルなポンチョです。
生地の裏に縫い付けられた指を引っ掛けるループ紐 (ThumbLoops) に指を通してハンドルを握れば、もう雨対策の完了です。
これだけで走行中のポンチョのバタつきはかなり抑えられますが、別売のRover Beltを背中に通せば、強風でも雨の吹き込みを最小限に抑えることができます。
【SPEC】
Color: Black, Red, Yellow, Green, Blue
Size: Short (~165cm)
Regular (165~188cm)
Tall (188cm~)
Price: ¥19,800(税込)
シンプルであるが故に考え尽くされた最小限のディテール。CLEVERHOODはいわゆるトレンディな製品ではないし、有名でもないし、必ずしも全員が欲しいと思うようなものではありません。
彼らは大それたマーケティングをせず、自分達のやるべきことをひたすらにやりながら、バイシクルカルチャーにコミットしている素晴らしい企業でもあります。
サークルズ的、雨の日スタイル
サークルズ一押し(というか、スタッフが勝手にしている)雨の日スタイルはCLEVERHOOD + RAL SHORTS + BEDROCK SANDALSという組み合わせ.
どうせ足元は濡れちゃうので、濡れるのを諦めて素足に BEDROCK SANDALS。CLEVERHOOD のアノラックは丈が長いので、ショーツも裾の方しか濡れにくく、濡れてもすぐに乾くRAL SHORTS が調子いい。
さらにこれに SimWorks by Honjo のフルフェンダーつければ、思いのほかパンツの濡れは最小限にできます。(個人的体感だと、この組み合わせはほとんどショーツ濡れないです。)
フェンダーまじでおすすめ。だいすき。
濡れてもいいところ、濡らしたくないものでメリハリつけると、雨の日のライドもそんなに億劫じゃなくなります。
そんな雨降りの日におすすめの商品をまとめたコーナーをオンラインストアで特集しました!ぜひ覗いてみてください〜〜!