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【リニューアル】ITADAKI PATCH で DIY に挑戦しよう!

いただきますをしてよく食べる。陽のリズムに合わせて夜になったら寝る。おもちゃを全部持って移動速度に顔が追いつかないくらい遊ぶ。元気の3大パラメーターをパッチにデザインして皆様のご多幸をお祈り致し候。

そんなお守りみたいなモチーフの ITADAKI パッチが再入荷しました!

カラーが新しくなりサイズは大きめの8cm、モリモリの立体感でより存在感のある仕上がりになりました。
ぜひお気に入りを見つけてください!

ちなみにSimWorksでもお馴染みSuperChillHuman Mashroomのイラストも手掛けるカリフォルニアの友人Nickはいただきますのパッチをとても気に入ってくれ、「そのデザインをタトゥーにしてもいいかい?」とメッセージをくれたので、もちろん!私もとっても嬉しいよと二つ返事でOKしました。

そのくらい気軽にタトゥーを入れていくのね〜と少々驚きつつも、いつでもお気に入りのものを身に着けている感覚なのかな?Nickありがとう!

我々ジャパニーズピーポーにとって気軽にタトゥーを入れるのにはまだちょっと抵抗があっても、パッチならバッグにエプロンにどこでも縫い付けられて気軽にカスタムできますね!

先日のCMWCではパッチ使いの上手なメッセンジャーたちがたくさんいて、もっとよくよく見せてもらえばよかったなとちょっぴり後悔。

ところで、みなさんは実際にパッチを縫い付けたことはありますか?
パッチってどうやってつけるのがいいのだろう。
方法がわからないから買ったことがなかった?気にも留めていなかった?
なにを隠そう私がまさに、いろんなブランドが出しているパッチを気軽に集めてくるものの、なんとなくイメージが湧かないので縫い付けまで手を出せず、タンスの肥やしになっていました。

きっと簡単なのだろうけど、どうやってつけたらよいのだろうか。
子供の頃の体操服みたいにアイロンでいい?それとも針と糸が必要?縫い方は?小学生時代家庭科部だったにも関わらず縫うごとにミシンの針を壊していた私でもできる?ハテ?

困ったときは詳しい人に聞いてみよう!

縫い物係、かわべに聞いてみた💡

先日PFMで行った浴衣のアロハPOP-UPでも大人気だった「桜三丁目」のゆーみんことかわべゆみ。服を作るところから着るところ、そしてその後のことも考えながら、着る人に伴走する服作りをしているクラフトガールです。PFMのユニフォームも、服作りに使った布を解体してつなぎ合わせて彼女の手で作られています。

桜三丁目 https://www.instagram.com/sakurasanchoume/
kawabeyumi  https://www.instagram.com/kawabeyumi/

そんなかわべにパッチをかわいく・かっこよく縫い付けるコツを聞いてきました。
助けてかわべ、おねがい!

パッチの付け方How to

ITADAKIパッチには裏面にアイロンのりが付いているので簡単に付けるならアイロンで大丈夫。ですが、動きの多いバッグ類は特にアイロンだけではいずれ剥がれてしまう可能性が高いので、糸での縫い付けをおすすめします!

今回は裏地によって付け方を変えてもらいました。

・ミシン縫い
・手縫い

の2パターンをご紹介します。

ミシン縫い

RALフレームバッグは裏地はありますがそこまで高い防水性能ではないので、ある程度生地に負担がかかってもよし、ということで、ミシン縫いを選択しました。

かわべ)
最初に軽くアイロンつけ。
アイロンを使う場合は、高温すぎると生地が溶ける可能性があるので、中温くらいで、当て布もした方が安心です。

かわべ)
私は糸を変えるのが面倒なので、全部に合いそうな黄色の糸をチョイス。
目立たせたかったら太い糸でもかわいいです。

かわべ)
基本はあまりバッグの縫い目を超えたりしない方がいいですが、超えるのもかわいいです。
形に影響しないか確認して縫い超えてみてください。

かわべ)
初めと終わりは返し縫いではなく、ぐるっと一周通り越して2,3cm重ねて縫っています。
ミシンで縫う場合、下まで貫通してしまうので、内側にあるポケットやベルトなどを一緒に縫ってしまわないように気をつけてください!

手縫い

針と糸さえあればOK!なによりも気軽な手縫い。
こちらはサコッシュとメッセンジャーバッグにつけてもらいました。
縫い方はたてまつりなどが手軽ですが、正直何縫いでも大丈夫。あなたのクリエイティビティー次第でレッツトライ!

ミシンと同様に、定番はフチをぐるっと縫っていきます。
下のように、ぐるっと縫わずに角だけ縫い付けてもかわいい。手縫いだからこそ手間なくできるアレンジですね。

メッセンジャーバッグの場合は裏地がターポリンで高い防水性能に穴を開けるのは気が引けるので、こちらもミシンよりは生地への負担が少ない手縫いにします。
かざりをつけた縫い方もかわいいですよ!これは「ブランケットステッチ」という縫い方です。

自転車や車、PCにステッカーを貼るように、難しく考える必要はなく、取れなければOKと思えば気軽につけられそうです。これでパッチ取り付け難民だった私も無事レスキューされました。みなさんも、ちょっと針と糸を用意して、眠っているアイテムやお気に入りのアイテムを引っ張り出し、あなたのクリエイティビティを発揮して気分を上げあげちゃってくださいね★

素材:ツイル、エンブクロス, アイロン接着用糊付き
サイズ:50mm x 70mm 〜 80mm x 80mm
日本製

価格:1,320円(税込) / 各デザイン

photo by 2komatべーやんかわべRieNick

桜三丁目とは

京都にアトリエをもつ服を作る人。パターンづくりから縫製、リペアまでかわべゆみが1人で行っている。
浴衣をほどき洗浄するところから作る浴衣のアロハは、Pine Fields MarketでPOP-UPを開催し大好評の中会期が終了した。
お気に入りの服をもっとお気に入りに。大事な服のちょっとした困りごとは桜三丁目へご相談ください。

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ちゃや みなみ

SimWorks所属、グラフィックデザインなどを担当。 疎な場所を移り住み、現在は群馬県みなかみ町に住んでいます。 世界の無駄を増やすハイパータマニクリエイター。餃子が好き。
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