「ツーリングライドを前提にどこへでも走っていけるバイクに乗りたい」という要望に応えるべく、ロードバイクのような軽快なハンドリングと、ランドナーのような積載した時の安定性を兼ね備えた Space Horse Disc/スペースホースディスクをベースに組み上げました。
ALL-CITY Space Horse Disc
HedSet | CHRISKING NoTread Set Two Tone |
Handle | THOMSON Road Drop |
Stem | THOMSON X4 |
Saddle | BROOKS C17 All Weather Black |
Seatpost | THOMSON Elite |
Rim | PACENTI Forza |
Spoke | SIMWORKS by HOSHI Peregrine Spoke – 14 Straight Gage |
Hub | VELOCITY Race Disc |
Tire | TERAVAIL Rampart |
Crank | WHITE INDUSTRIES G30 Crank |
Chain | KMC X11-TI |
Pedal | SIMWORKS By MKS Bubbly |
Others | CARRADICE Bagman QR |
遊ぶ準備、よし。
実は今回のオーナー様、今までロードバイクなどの所謂「スポーツ車」に乗ったことがなく、ツーリングや日帰りのサイクリングをしてみたいという興味が湧いて僕達に相談しに来ていただきました。 ですのでラックなどのロングツーリングに行くような装備ではなく、まずは近場から手軽に楽しめるようサドルバック、ハンドルバックなど簡単な装備を取り付けられる組み方をすることに。
サドルバックは CARRADICE/キャラダイス のサポーターを使うことで、重い荷物をしっかり保持すると同時に横フレも抑えてくれます。 さらにワンタッチでサドルバックを外せる構造ですので純粋にライドを楽しみたい時やバックを持ち運びたい時に便利です。
ライトはハンドルバーバックを取り付けることを考慮して PDW Light Nug のライトマウントをフロントフォークエンドに取り付けます。
地面との距離が近くなることでより明るく照らせて一石二鳥!
このフレームにはフレームポンプを固定するための「ポンプペグ」がヘッドチューブ裏に溶接されています。
いつか数日間かけてツーリングする日にはここにポンプを差し込んで、ツーリングに出かける。 そんな想像を湧き立たせ、いつでも旅に出かける準備ができていることを乗り手に教えてくれます。
ディテールも抜かりなく。
ALL-CITYの特徴でもある細部へのこだわり、ペイントの美しさは何度見ても見惚れてしまいます。
そんなフレームに取り付けられたCHRIS KING社のヘッドパーツとBBの性能はもちろん、ブラック、ゴールドのツートンカラーがフレームカラーとマッチ。 高級感がグッと増しますね。
WHITE INDUSTRIES のクランクはどこかクラシカルな雰囲気を醸し出す Space Horse Disc との相性が抜群。 そして精密に削り出されたチェーンリングはしっかりとチェーンを保持し、乗り手のいきたいところまで力を伝えてくれます。
自転車の乗りにくい梅雨が明けたらツーリングシーズンが始まります。
どこへ行こうか?どんな美味しいものを食べに走ろうか?どんな装備で、何を積んでいこうか。
遊ぶ準備、できてますか?
これまでサークルズで組んだバイクのフォトアーカイブ公開中。
バイクのカスタムイメージを膨らませてみてください。