製品レビュー

自転車洗浄 in my house！！【Part 2】

2022/4/17
早川喬雄

みなさんこんにちは！ノブです。
今日は前回に引き続き自転車の洗浄方法をご紹介していきます！

チェーンが汚れた状態で乗っているとどうなるの？

みなさんはチェーン洗浄がなぜ必要かご存知ですか？
「汚れてしまっているから」と言う方がほとんどだと思います。
では汚れたままの状態で乗り続けるとどうなってしまうのでしょうか。
答えは簡単、チェーンやスプロケット、チェーンリングの消耗が早くなってしまうのです。
理由としては砂埃やチェーンとスプロケットが擦れて出てくる鉄粉などが更に消耗を促進させてしまうのです！
またチェーンなどが汚れているとお気に入りの服の裾や自転車のフレームや他のパーツなどが汚れてしまいます。
この様にチェーンの汚れはデメリットしかないので可能な限り綺麗な状態を保ってあげましょう！

チェーンオイルを挿すでけではダメ！？

みなさんもオイルを挿さないとチェーンが錆びてしまうとういうことは耳にした事があると思います。
しかし、チェーンにオイルを挿すだけではあまり効果がないのです。
確かにオイルを挿す事で錆の防止はできます。ですが、チェーンを洗浄する前にオイルを挿してしまうという事は、汚れの上にコーティングをしているのと同じ事なのです！！
ですので洗浄がとても大切なのです！
ではどの様に洗浄したら良いのかをご紹介します。

ドライブトレインの洗浄方法！

ドライブトレインとは？

まずチェーンを洗浄をする上で知っておいてもらいたいドライブトレインについてお伝えします。
ドライブトレインとはクランク（チェーンリング）、フロントディレーラー（前変速機）、リアディレーラー（後変速機）、スプロケット（後ギア）などの自転車を駆動させるのに必要なパーツの総称をドライブトレインと言います。これらのパーツを繋ぐのがチェーンなのです。

そのためチェーンを洗浄したとしても、チェーリングやスプロケットなどが汚れたままだとせっかく綺麗にしたチェーンが直ぐに汚れてしまいとても残念な気持ちになってしまいます。こんな状況は避けたいですよね…

ドライブトレイン洗浄の基本！

洗浄に必要なもの！

洗浄に必要な物はさほど多くはありません！
パーツクリーナー、チェーンクリーナー、ドライブトレインクリーナー、ブラシ（歯ブラシなど）、汚れても良い布、などです。

今回は家で誰もが出来るように簡単な方法をご紹介をさせていただきます。
僕も実際に自宅で作業しましたので、そこで気付いた注意点やコツなどもお伝えします。

Step 1

パーツクリーナーで大まかなゴミを取り除きましょう！
それらを先に取り除くことでこの後の洗浄がスムーズにになります。
ちなみに、スプレータイプのケミカルを使用する際は火気厳禁です！引火してしまう可能性もあるので十分に注意をしてください！また、換気をしながら行いましょう！

Step 2

次にドライブトレインクリーナーでチェーンリング、スプロケットなどを洗浄して行きます。クリーナーをかけた場所をブラシなどで擦って汚れを落として行きます。
この時にチェーンにも掛けておくと、この後のチェーン洗浄の時に汚れが落としやすいです！

ここでの注意点としてはやはり液体が垂れてしまう事があるので床などにタオルなどを引いて置くと床が汚れ辛いのでオススメです。

Step 3

ドライブトレインクリーナーで綺麗にした後は前回も登場したマルチフォーミングクリーナーで仕上げの洗浄に入ります。
使用方法は前回の記事でご紹介しておりますのでそちらを確認してみてください。
仕上げの洗浄を行ったらチェーン以外は完了です！

Step 4

ここまできたら残す箇所はチェーンのみです。
チェーン洗浄はとても簡単です！チェーンに先ほど付けておいたドライブトレインクリーナーをチェーンクリーナで流す感じでブラシなどを使って落として行きます。
その後マルチフォーミングクリーナーで仕上げの洗浄をしてあげたら洗浄は完了です！

洗浄は…

Step 5

そうです。洗浄が完了したからといって安心してはいけません。
このままではチェーンにオイルが無い状態でサビの原因になるのです！！
「また今度でいいや」と思ったら最後…気づくとサビが浮き出てきている事でしょう。
それぐらい錆びるのは早いです！なので洗浄したらなるべく早くオイルを挿してあげましょう。
せっかく掃除したのに直ぐ錆びて交換ってなってしまっては苦労が水の泡です…