ここ最近、休みの日でも午前中でさくっと戻ってくるのに走りに出かけるのは木曽三川の更に西にそびえる養老山地をまたぐ二ノ瀬峠。愛知県内でも名古屋市より西に住むサイクリストにとっては定番の峠。ここを時間の頃合いを見ながら2、3本登って帰ってくると昼前には余裕を持って帰宅できる素敵スポットなのです。
先週の休みも午後から予定があったため、小雨の降る中二ノ瀬峠へ走りに出かけました。
実は僕、数日前から週間天気予報とにらめっこし、雨マークがなくならないのを確認しながらニヤニヤしながらこの日を待っておりました。別に雨のライドが好きってわけでもないですが、梅雨時期のしとしと降る雨の中ならちょっとした装備があればストレス無く走りにいけるのは事実。そして少し前までは防寒用としても活躍していたSearch and StateのRiding Vestを雨のライドで試してみたかったのです。
当日、朝目を覚ますと運良く良い具合で雨が降っていたということです。
僕はRiding Vest、そしてRiding Jersey、Riding Shortを見に纏い、全身Search and State姿で、二ノ瀬峠へと向いました。
(わかりずらいミラー越しの自撮りで申し訳ないです。)
ちなみにソックスはSaveOurSoles、シューズはQuocPhamのTourerとお気に入りのセットアップです。
帰路につく頃には雨はあがったのですが、往路、峠を2本走っている際にはパラパラと降る雨の中、防水性、透湿性ともに高いパフォーマンスを直に感じながらのライドとなりました。
Search and State
S1-V RidingVest ¥29,500(税抜)
高い防水性と透湿性をもったSearch and StateのRiding VestはスイスのScheller社がつくるC-Changeとよばれるメンブレンを使用しています。不思議ではありますがこのメンブレン、松ぼっくりの傘のように内部の湿度に応じてその構造が広がったり縮んだりすることにより、透湿性が変化するため幅広い天候とライドスタイルに対応するのです。雨とは言え、そこそこの気温での登りも着たままで快適に登りきることができました。もちろん下りでも快適です。また、生地の特徴としてはその柔らかさとストレッチ性の高さも一つであります。この日は結果ベストを脱ぐことはありませんでした。
そしてその生地の高いパフォーマンスのみならず、その他のサイクルウェアではあまりみることのないフロントのジッパーがダブルジッパーというのもこのベストの肝であります。多くのサイクルウェアはより軽量で収納を用意とするためにジッパーを細く、軽くすることを重要視する傾向があると思いますが、Search and Stateのベストやジャケットは敢えて質感の良いダブルジッパーを採用しているのです。ウェア全体の良いアクセントになるのはもちろん、多くのアウトドアウェアがそうであるように、上下の開け閉めで体温調節がとても容易、しかもある程度下から開けておくとジャージのバックポケットへのアクセスもとても簡単です。くわえてこの状態だと風の一番影響を受ける胸元や肩の冷えを防ぐ事が可能です。やはりダブルジッパーという点は要注目なのです。
また、Sesrch and StateのRidingJerseyやRidingShort、その他のどのアイテムも高い機能性を備えているのはもちろんなのですが、それ以上に上質な生地を使用した快適な着心地が魅力の一つでもあります。
(これはそのまた前の週、足助町目指して走っている途中、釣りをしていたShigeのもとへ立ち寄った際のもの)
ジャージは軽く、通気性も高くポリエステル100%ながら柔らかな肌触りが特徴です。ビブショーツも同じく柔らかな肌触りが魅力ですが、それとは相反するフィット感の高さも特筆すべきポイントです。ラインナップカラーがブラックとネイビーってのも魅力です。どこか普段着と同じような感覚でウェアを選べますしね。
さて、明日の木曜日は先日shigeのブログにもあったように#GETSICKDAYをGCRASUKEのお膝元、豊田市足助町を起点として開催。明日ももちろんこの仕様でライドです。お時間ある方はご一緒いたしましょう。
そして僕の今年のライド目標の一つは自宅から足助を抜けてさらに東の地を開拓すること、いざ東の山へ!で、温泉入って帰りはのんびり輪行なんてのが気分です。