日常生活において衣服に求められる”機能”=”LIFE SPEC”を追求して生み出されるDEEPER’S WEARのアイテム群。それらは伸縮性、撥水性などの機能性を持たせたもので天候や地理、はたまた年齢といった枠組に囚われることなく、その人それぞれの環境に順応する日常着として作られています。
もちろんそれは、自転車を一つのツールとして、通勤やお買い物、休日のちょっとしたお出かけまで、生活に結びつかせて使用している僕らにとっても、とても使い易い日常着、作業着として使用できるものなのです。
今回入荷したHIGH KICK JEANS(ハイキックジーンズ)はSWRVEやLEVI’S COMMUTERといった、より自転車に乗ることに特化した、股下のガゼットやロールアップした際に現れるリフレクターといったギミックは設けらえてはいませんが、その生地の特性とカジュアルウェアとしての形状はそれらを十分に補えるものとなっています。
DEEPER’S WEAR
HIGH KICK JEANS / ハイキックジーンズ / HK150001R
サイズ(inch) / 28, 30, 32, 34, 36
(※ウエストサイズ少し小さめなので普段よりも一つ上のサイズ選択がオススメです。)
このジーンズの一番の特徴はその生地にあると言えるでしょう。コットンがメインの生地ではありますが、その伸縮性が其の他のものを遥かに上回ります。これはもう言葉で言い表すのは難しいのですが、とても気持ちが悪いのです(これは褒め言葉です)。初めてこのジーンズを履いて自転車に乗った時思わず口にしてしまった程。見た目や質感はジーンズなのですが、兎に角よく伸び、布団に入る時に履いていてもそれほどストレスにはならないです。ちなみに履き続けて3か月ほどとなりますが、膝が出てくるなどの型崩れは現れていません。
そしてストレスにならない理由は実は腰回りの作りにもあります。
後ろ側の中心にセルビッジ、耳と呼ばれるものが見えますが、ここがポイントとなってきます。これは見た目を考慮したものではなく、ウエスト自体にも、少しでも伸縮性を持たせるためのもの。伸縮性のある生地と言っても、それには伸び縮みする方向があるので、それを考慮した上での形となっているのです。
このハイキックジーンズ、通常ラインナップされているのはHK150001という昔ながらの少し太めの品番と、HK150009というそれよりも少し細めの品番となりますが、今回入荷したのはHK150001を元に膝下から裾へのラインを少し細めにしたスペシャルモデル。(そのため品番はHK150001Rとなっています。)
先にもお伝えした通り、DEEPER’S WEARのアイテムは自転車に特化しているわけではないので、そのライン自体はオーソドックスなものとなっています。しかし、僕ら自転車乗りにとってあまり裾幅にゆとりがあると、どうしてもチェーンリングへ干渉してしまいます。それ故今回のこのスペシャルモデルは僕らにとってとても嬉しいものなのです。そしてこれは少量生産の為、当店Circlesか、もしくは不定期でオープンしているALL YOURS WEEKEND SHOPでしか手に入れる事が出来ないものとなっています。
ちなみにこのDEEPER’S WEARの仕掛け人である木村氏自身もサイクリスト、名古屋に来た際は必ず顔を出してくれます。
まだまだスタートして間もないDEEPER’S WEAR。僕らもお付き合いを始めてまだ間もないですが、今後、よりDEEPな関係を築けていけそうな予感がビンビンしております。その他のアイテムも色々と入荷してきますので皆様ご期待下さいませ。