この時期の生暖かい、どんよりとした空気は外へ出かける気分を少し重たくさてしまいますが、いざ走り出し山間部が近づけば、気分は軽くなってくるものです。 少しずつ標高を重ねていけば、空気は冷たく気持ち良いものとなってきます。 峠の頂上まで着いた時には大量の水分を消費し、疲れも現れますが、それ以上の満足感も得ることができます。
こんな日が1年の間ずっと続くとたまったものではありませんが、1年の中のほんの一部の時期だと考えると、それもまた楽しめるものになるってものです。 もちろん、雨に降られる事も多くなりますが、それもまた気持ち良く楽しいものだと思えてしまったりもするのです。 (あまりにも強いとげんなりしてしまいますけどね。逆にテンションが上がりすぎてしまう人もひょっとしたらいるかもしれませんが…)
だからと言ってなんの装備も無しに出かけてしまうとそれはあまり楽しいものでは無くなってしまうので、そんな時は高い耐水性を持ったベストを備えて出かける事をオススメします。
走り方にはよりますが、サイクルジャージとレーサーパンツスタイルでしっかりと走る際、通常の長袖のレインジャケットでは体温が上昇してきた時、ジャケットの中はサウナ状態で暑くて着ていられたものじゃありません。 かといって何も着ていないと体はどんどん冷えていってしまいます。 そんな時には体の中心部分を守ってくれるベストが丁度良いです。 もちろん腕は濡れますし、時間が経つにつれて体の中心部も濡れてきてしまいますが、それぐらいが程よかったりするのです。
そんなこの時期に僕が頻繁に使用しているのはSerach and State / サーチ アンド ステイトのS1-V Riding Vestです。
Search and State
S1-V Riding Vest
¥29,500(税抜)
このライディングベストは高い防水性と透湿性を備えた生地を使用したベストです。 ダブルジップを採用しているところも大きなポイントで、ベンチレーションの無いこのベストの換気を効率良くしてくれるとともに、ジャージのバックポケットへのアクセスをスムーズにしてくれます。 もちろん、このベストのみ止水ジップを使用したポケットも備えられておりそれは大変役立つのですが、雨足が強くなってくると雨が侵入してくるので、サイクルジャージのポケットに必需品を移すのをオススメします。
もう一つ、オススメのベストがこちらです。
7mesh
Resistant Vest
¥27,000(税抜)
Color : Ember(オレンジ), 2 Ball Blue(ブルー)
GoreTex®のWindstopper®を採用したこのベストは、実は高い耐水性を持っています。もちろん完全防水ではありませんが、この梅雨時期や真夏の雨の日のライドには大いに活躍してくれるベストです。背面には透湿性と伸縮性を持った生地が配されているので、その箇所からは雨は侵入してきますが熱くなった体をほど良く冷やしてくれます。
どちらも高い耐水性を持って入るのですが、その形状は完全防水というわけではありません。でもこのくらいの時期からの雨の日のライドにはとても活躍するアイテムです。
梅雨のライドを楽しみたい方はぜひこのスタイルをお試し下さい。