RaphaのFestive500。今日から始まりました。厳しいこの時期だからこそ、しっかりと乗り込んで、一年を祝い締めくくりをする最高の方法です。今日ご紹介するバイクのオーナーさんも、きっと寒さに負けずにライドをしていることでしょう。
オーダーのきっかけは僕自身も出たRapha Gentlemen’s Race Kyoto。そのRGRが開催された後に公開されたコースをご自身でトレースされた方で、あの独特の空気を持つコースをライドする中で、ロードライドのルーツ、サイクルコンピューターやパワーメーターに気をとられてしまいがちですがライドが本来持つ冒険的な側面に触れ、もっと純粋にロードライディングを楽しめるようなバイクを求めてのオーダーでした。
選んで頂いたのはBreadWinnerの”Continental”。
名前の通り、RaphaのContinental Rideのために作られたバイクが原型になっており、その原型のバイクはIraとTonyによる合作であり、今日のBreadWinnerが出来たきっかけともいえるバイクです。
フェンダーアイレットが付属し、ロングリーチのキャリパーブレーキで30cまでのクリアランスをもつバイクは、シーズン問わずより遠くへ。ライドする楽しさを教えてくれることを約束します。
従来まで1インチのヘッドチューブを採用していましたが、より厳しい条件下でのライドに対応するように、1-1/8ヘッドチューブにリニューアル。現在出回っているアヘッドステムをシムを使わずに確実にクランプする事にも繋がりました。
タイヤはやはり間違い無いセレクトだろう、PanaracerのGravelking 700x28c。32Hで頑丈にハンドスパンされたホイールは走りに絶対的な安心感をもたらします。ちなみに、VeloOrangeのロングリーチキャリパーを使っていますが、ここだけの話、Gravelkingの700x32cも呑み込みました。
レーサーバイクのようなストイックな走りは必要ない。けれど、より長くより遠くへトラブルを恐れる事なく”強く走りきれる”バイクは、乗り手に「明日は何処へ走りに行こうか」という気持ちにさせてくれます。
Frame | Breadwinner Cycles | Continental |
HeadSet | Chris King NTS | Pewter |
Crankset | Shimano Ultegra | FC-6800 50/34T |
Brake | VeloOrange | Grand Cru Long Reach |
Brake Lever | Shimano | ST-6800 |
FD | Shimano Ultegra | FD-6800 |
RD | Shimano Ultegra | RD-6800 SS |
CS | Shimano Ultegra | CS-6800(11-28T) |
Rims | DT Swiss | RR440(Rear:Asymmetric) 32H |
HUBS | Chris King | R45 32H |
Spokes | Philwood | 14G Silver |
Tires | Panaracer | GravelKing 28c |
Handle | SimWorks | Misirlou 390mm |
Stem | Thomson | X2 90mm |
Seatpost | Thomson | Elite |
Saddle | WTB | Silverado |