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Mr.Pink LTD…

 
名古屋も久しぶりの雪に見舞われたこの週末、そんな中ネットやSNS上でその登場が話題になったのは、ALLCITY/オールシティから2017年1台目のリリースとして発表されたMr.Pink LTD/ミスターピンクリミテッド
 
 
オールシティのフラッグシップモデルであるミスターピンクは、ロードレーサーでもなければ、ツーリングバイクでもない、ミディアムリーチのキャリパーブレーキに対応し、32cまでのタイヤクリアランスを持ったモダンなスポルティーフと呼ぶのがふさわしいバイクです。
 
【Allcity】 Mr.Pink LTD FrameSet ¥140,000(税抜)
 

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どんなところがリミテッドかと言いますと、今までのモデルではスチールフォークを装備していたミスターピンクなのですが、リミテッドエディションではこのフレームのために設計されたウィスキーパーツ製のロードプラスカーボンフォークが標準されているのです。
 
32cまでのタイヤクリアランスを有するミディアムリーチのカーボンフォークにはフェンダーマウントまで備わっています。 ミディアムリーチ対応のカーボンフォークといえば、思い浮かぶのはセブンのオリジナルフォークか、ワウンドアップの2択だっただけに、新たな選択肢として非常に期待できるものです。
 
メインチュービングにはコロンバスのゾナを用い、フォークのアップデートにより大幅な軽量化に成功しているのですが、ミスターピンクのコンセプトを崩す事なく、軽やかな走りを実現しています。
 
Photo By The Radavist
 
特徴的なカラースキームは、90年代に活躍したモトローラサイクリングチームのエディメルクスからインスパイアされたもの。 スチールフレームに対して、カーボンフォークを組み合わせることで得られる重量や走りのアドバンテージは確実に大きいのですが、マスプロダクションの中でこういった純粋にロードライディングを楽しもうというコンセプトをしっかりと自分たちらしく表現しているオールシティには好感が持てます。 日々バイクを使い切っている彼らからの視点で作られるバイクには今後も要注目です。
 
そこそこハイテンポなオンロードライディングもこなせて、ダートや砂利道のような未舗装路も安心して走りきれるバイク。 この一台で日常と遊びの境界線をなくして使い切るのであれば、思いきってフェンダーをアッセンブルするのもよいですね。 さぁ、あなたはどんなアッセンブルで組みますか? お気軽にご相談下さい。
 
限定数の生産となっているこちらのフレーム、サークルズにはサイズ49cmのフレームが入荷して参りました。 入荷数も少なく、既に46cmを除いたすべてのサイズが完売となっている模様なので、ご検討されている方はどうぞお早めに。
 

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Ikeyama Toyoshige
池山 豊繁

Circles / SimWorks / CWD 学生の頃のメッセンジャー・サークルズでのアルバイトを経て、今に至る。 サークルズスタッフ最年少を公言していたが、今ではニュージェネレーションも加わり古参の存在。 でも身長は最小です(#163cmですがなにか)。 CXレース経験もありますが、今はのんびり瀬戸のグラベルを走ったりするのが専らで、過去の面影はどこへやら。自転車で釣り場にアプローチするBikeToFishingのスタイル研究にも余念がない。
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