約3週間のポートランド滞在の後、ロサンゼルスに向けて一路南へ。 飛行機という手段を取れば2時間もかからないくらいで到着するのですが、1500kmの道のりを車で移動することにしたのです。 とは言ってもノンストップではなく、立ち寄りたい場所があったから。 そうして最初にフリーウェイを降りたのは、オレゴン州 ユージーン。 ここをお膝元に構えるメーカーといえば、、、
やはり、BIKEFRIDAY / バイクフライデー を素通りするわけにはいきません。 「世界中を旅する冒険者たちに、なくてはならないベストパートナー」と言う意味が込められているバイクフライデーは今年で25周年を迎えました。
ハンドメイド・カスタム・フォールディングバイクという独自のカテゴリーと言っても良い分野で、長く使い続けることを考えた上で作られる自転車は、耐久性に重きを置き、また繰り返し折り畳むことや、世界中を旅することも考慮に入れ、クロモリ・スチールを積極的に取り入れています。
選び抜かれた全ての材料はこのユージーンの工場で適切なサイズ・形にし、それらを一つ一つ丁寧に曲げたり、溶接して自転車として完成させていきます。
溶接ブースのすぐ隣には塗装ブースを構えており、出来上がったフレームやラックがテンポよく塗り上げられていきます。 決して嗜好を凝らしたカスタムペイントではなく、シンプルなカラーチョイスの中から好みの色を選ぶというのが彼ららしいのです。
そうして出来上がったフレームは、それぞれカスタマーのニーズに応じてアッセンブルされ、完成していきます。 ユージーン近辺の方のオーダーの場合はそのままバイクフライデーにピックアップに来ることが多いそうですが、それ以外の地域や国には、綺麗にパッキングされたダンボールにより、世界中へ配送されていきます。
もちろん丈夫に作られているのですが、長く使い続ける中で起こりうる万一の事態にも、できる限りそれを直してカムバックできるような体制が整っているところも特筆すべき点。
もちろんそれはフレームの補修だけに留まらず、コンプリートとして納車したバイクのメカトラブルやパーツのグレードアップなどにも対応しているのです。(お持ちのバイクフライデーでお困りのことがあればお気軽にサークルズまでご相談ください。)
多くのラインナップを持つバイクフライデーだけに、どんなバイクを選ぶべきかというのは非常に難しいポイントです。
まずは、どんな所に行きたいか? どのような乗り方をするか? 生活にまつわる、ありとあらゆるお話をしましょう。
その中でどのモデルにするか? パーツアッセンブルはどうするか? といったことを決めていきます。 カラーはお客さんのお好みで。 自転車の購入の行程の中で、1番ワクワクする時間です!
そうしてモデルや仕様が決まれば、身長や手足の長さなどを採寸し、あなたの体型にしっかりとフィットするよう、バイクフライデーにオーダーをします。 約3ヶ月程の納期で出来上がった自転車は、海を越えてサークルズに届きます。 それを1台1台丁寧に組上げていき、あなたのもとへと旅立つのです。
こうした一連のステップを経て、1人1人のライフスタイルに合った1台が作られます。小径で、しかも折りたたみの自転車でこのようなことができるのは、バイクフライデーならではのことです。 まずは是非一度、オーダーについて説明ページをのぞいてみてください。