暑いですね〜。夏はやっぱり流しソーメン!ってロサンゼルスではもう常識、かどうかは知らないけどそれより写真左端の男、カイルを知っていますか?
カイルは、LA の自転車店 Golden Saddle Cyclely、通称 GSC のボス。 ボスって言うと親分感あるけどそんな肩で風切る感じじゃなくて、みんなの居場所、心の拠り所を創って見守ってくれてる、そんなめっちゃ良い奴。
Smog Cutter Bar は昨年、そして一昨年と彼とシムワークスがコラボレーションしたハンドルバー。 最初は限定で、なんて言ってましたけど今回でもう 3rd ロット、リラックスしたバイクが好きな彼の提案に、ピタッとフィットしたライダーは多い模様です。
今回の再生産分に関しても数量限定での生産(ごく少量)となっているため、販売方法を限定化しGSCとサークルズのみでの販売となりますので、前回、前々回と手に入れることができなかった皆様は、ぜひこの機会をお見逃しないようにお願いいたします。
【SIMWORKS】 Smog Cutter Bar / GSC Limited
Material : Heat Treated Aluminum
Width : 480mm (center – center at ends)
Center diam. : 31.8mm
Bar diam. : 23.8mm
Reach : 78mm
Drop : 128mm
Weight : 366g
Color : Stealth Grey Anodized
Price:11,800円(税抜)
日東の M106 SSB のシェイプ、つまりショートリーチ (78mm)&浅めドロップ128mm)。でもこいつはだいぶワイドな480mm (芯々)、フレアは無し。そういうとこはなんか荒くれ者な感じはしますね。
企画の発端は2018年のこと。 Speedvagen が彼らのレディメイドラインナップの新しいスタイルを策定すべく、#WorksShopBuildOff と称するオンライン公募企画を催して、そのデザイナーとしてカイルに白羽の矢が立った、っていう逸話があって、その作品がこのトラックバイクなのです。
カイルによるとそのコンセプトは「今まで乗った快適なトラックバイクの、それより更に快適なトラックバイク。 ストリートのキッズから嘲笑われちまうよなギヤ比のトラックバイクね。 そこいらのシクロクロス車よりもワイドなドロップバーがついてるトラックバイク」と。 同じく M106 が原型の SimWorks Wonderer Bar で最も広い 450mm のハンドルバーが撮影時このバイクには装着されていましたが、ホントは Smog Cutter はこのバイクの為にデザインされていた、という訳なのです。
まだ手に入れられていないのならこれが三度目の正直。カイルから依頼がないと作らない製品なので、今のうちにゲットしておきましょう。