【オーバーホール/Overhaul】
分解検査と訳すると分かりやすいでしょうか。
時計やカメラ、車、バイクなどあらゆる機械品を今後も問題無く使う為に全て分解、点検する作業の事を指します。
今回はオーバーホール作業で分解、再構築を経たバイクをご紹介します。
元々はドロップハンドル、変速機付きのだったロードバイクだったのですが、オーナー様の使用用途として不必要な部分や体に馴染まなかった部分もあったので、思い切ってオーバーホールとパーツ交換をして頂きました。
かなり古いバイクでしたので(調べたら70s位のイタリアンメイドでした)古いパーツも多く、消耗が激しかったので多くの部分でパーツ交換を施しました。
また、トラックバイクにも興味のあるオーナー様でしたのでこちらもトライしていただく事に。
Surly Cross Checkの多様性のルーツがこの自転車にはあったので惜しみなく使わさせて頂きました。
シングルスピードのギア比も先日のブログ同様しっかり走る場所を考えて設定。
ハンドルポジションはドロップハンドルの深い前傾姿勢からSimWorks Little Nickに変更して少しばかりのアグレッシブさは残しつつ、街中での使用を意識したコミューター仕様へと変更しました。
今回のバイクはかなりの変更を伴っておりますが、ブレーキやバーテープ、タイヤなど必要最低限の交換で済む場合もあります。
もちろんポジションは変えずに乗って来ていただいた状態でリフレッシュしてご納車させていただく事もしばしば。
長年付き合って来た自転車もこれからも末長く乗っていきたい。
そんな思いをサークルズ は大切にします。