6年ぶりのポートランドの感想「街がでかくなった気がする。」
運よく?手に入れた飛行機の窓側席から夜間に見たポートランドの街並みは、前に訪れた時より光の輪が広がっている気がした。
でも、ちょっと調べてみると人口自体はコロナ、物価の高の影響もあってか6年前よりは増加しているもののここ数年は、減っているようだ。
だってホットコーヒー1杯700円するんですよ。
覚悟してきたけれど予想以上だった。
「夏は最高!」って本当だった
この街に滞在した6年前の3ヶ月間、この街は冬だった。
毎日毎日、雨ばかり。
その時、周りのみんなが口を揃えて言うんだ「夏は最高だぞ、マコト!!」と。
6年を経て、それが本当であることを知った。
昼間は夏を感じられ、それでいて朝夕は肌寒いくらい。
乾燥しているから日陰は涼しいし、外でホットコーヒーを飲む気になる。
なんていい季節だ。
そんな最高の街には、会いたい人たちがいて、さらに MADEのために会いたい人たちがこの街に集まってくる。
このタイミングでこの街に来れたことを心から感謝します。
搬入開始まで56時間、搬入終了までは68時間
日曜日にシッカリとリフレッシュし、時差ぼけ代わりの筋肉痛をゲットした僕に与えられている任務は、展示用バイク3台の内、2台組み付けと1台のお色直し。
ショウの開始まで2日と少し、
楽勝だな。
慣れないChriskingの作業場とは言え、6年前借りたことのある場所であり、車輪は組み終わっている。
無問題。
そう、無問題のはずだった、パーツさえ届いていれば・・・
何もこんな時に来なくてもと思う台風の影響もあってか、我々の荷物9箱がロサンゼルスから一向に動かない。
どうしたことだ。
止まり始めてから毎日、電話をかけるも「明日届きますと」毎日繰り返す。
壊れた留守番電話かテメーは。
あっ、いや、御免なさい。
お願いですから1秒でも早く届けてください。
そんな願いが届いたのか、パーツ到着。
残り4時間半
荷物が届いたのは、搬入終了時間の4時間半前。
僕の頭の中には、ドリフ最終盤音楽が流れていた。
それでも、晴れの舞台へ送り出す我らがdoppoシリーズを丁寧に一台づつ組み上げる。
開幕まで14時間
本日の搬入には間に合わなかったが当日持ち込みでこの問題はクリア。
なんとか組み上がったバイクを持って明日の本番が楽しみだ。
僕たちの作ったバイクを早くお披露目したい。
2016年サクラメントのNHABSでデビューしたdoppoも今回2度目のモデルチェンジを行い、より道具として使いやすく、ライドの相棒なりやすくなったと思う。
ラインナップも増え選ぶ楽しみもできました。
2016年のデビュー時もサクラメント行くことができ、大きなリニューアルを迎えるその場に居合わせている。
シッカリやらねば。
doppoは、どんな自転車?
doppoは、シリーズその全車種を通してレースバイクではありません。
ハンドメイドでありながらもカスタムメイドではなくストックサイズで展開することでより多くの方に間口を広げ、みんなで自転車に乗る楽しみや、一人黙々とペダルを踏む時間を感じてもらえるように制作している。
この想いは異国ではどう伝わるのだろうか?
自転車は、全世界共通だと思っているが、この国は、歴史も違えば文化も違う。
ああ、緊張する。
明日から開幕する、MADE。
doppoシリーズは、どんな旅立ちを迎え、僕は何を思うのかただただ楽しみで、眠れなくなりそうだ。
詳細は、始まってからのお楽しみ。
手前味噌ですが、かなり活かしてると思いますので乞うご期待!!