NAHBS開催地のシャーロットを後にし、まさかの雪に見舞われたウエストヴァージニアを抜け、450マイルの長旅の終着点は、かつては鉄鋼の街として栄えたピッツバーグ。初めての東海岸、シャーロットまで来たのだから友人に会いに行こうというのは、旅に出る理由として十分です。
Circlesでも取り扱いのある”Urban Velo“Guysに会いに行ってきました。
「Hi!! Jeff and Brad!!」
※デイリーライドという視点から、幅広く人や自転車に迫るバイクマガジンはwebshopでもご購入頂けます。
彼らの心強いアテンドで色んな所に訪れましたが、そんな中でも印象に残った2つのスポット。
キーワードは、「使い切る」、「自分でやりきる」。
1件目は”Bicycle Heaven“。Old SchwinnやBowden Bikeが展示されているミュージアムです。
とにかくその物量にただただ驚いていたのですが、とても良かったのは、ただのミュージアムではなくジャンクパーツの販売や、修理も併設してやっていた事。
コッタードのクランクや、こんなのまだあるのかというパーツ等が山のように置かれていて、これなら修理も困らないだろうなと思いました。たとえ古い物でもしっかり直して使い続けていこうという強い意志を感じられた場所です。
2件目は”Kraynick’s Bike Shop Inc.”
Bike Shopですが、最新のコンポやクールなパーツがズラリと並べられている所ではなく、、、
こちらもオールドパーツやジャンクパーツ、そしてありとあらゆる細かな部品までもを扱っています。とにかくここの凄い所は、パックヤードにあります。同時に6台のバイクを整備できるピットスペースが無料で解放されているのです。
訪れた時も3名のサイクリストがちょうど出入りしている時で、車輪組みをしていたり、ブレーキの調整をしていたり、わからないところはKraynickさんに質問して問題を解決していく。
「細かいパーツが足りない!」なんて時には、
「奥のコーナーを探してごらん、きっと使えるパーツが見つかるよ。」といった具合にDo It Yourselfに解決していました。
まさに仏様のような存在。そしてそこをきっちり使ってなんとか自分の手で直そうというサイクリストが多い事にも感動の連続でした。
サークルズでもピットサービスをやっています。
先に挙げた先人達にはまだまだ遠く及びませんが、1day(1,000円)とYearly(12,000円)の2プランをご用意しています。
先日も、車輪組みに挑戦したり、
アリバのマッツンが仕事終わりにマイバイクを整備したりと上手に使ってもらっています。
もちろん自分自身でやりきるというのが前提ですが、いざやっていく中でわからない事があったり、トラブルはつきもの。
土日はお店も忙しいとなかなかアドバイス等できませんが、平日であればしっかりと教えられると思います。
是非お気軽にご利用下さい。