ケッタと私(2)。
真摯に物事に向かい合うことがいかに大事かを“ChrisKing”は知っています。
彼らChrisKingのチームが作り上げるCieloというバイクフレームのそのモノ自体や走りの質を語ることはとても簡単すぎてしまうのです。(そしてレビューを含む他人の意見等々はあなたにとって最良の自転車を所持するにあたっては全く持って無用の長物であるということを断言しておきます。)
そして僕にとってと一番大事なことは、Cieloチームが自転車を漕ぐということを嫌というほど知っている ”スーパーサイクリスト”たちであり ちゃんと自身の手を使って生産をする ”モノ作り”の人たちが、”方法”を知っている人に対してどんなモノをどう作るべきなのかを、そして丁寧に見つめながら作られたモノが方法を知る人達によって使われるとその先がどうなるのかを彼らがきちんと理解しながらにしっかりとフレームを生産しているということをまず最初に伝えるということなのです。
自社工場で作るオリジナルのエンドやブリッジなどのスモールパーツ、それらを精巧に溶接する技術とそして社会環境を信じて使用される水性塗料。また過去からのChrisKing Precision Componentsを通して出来上がった人々との繋がり合いなどはすべて必要不可欠な要素であり、それらのソフトとハードの関わりあいによって生まれてくるフレームは僕の信じる限り世界最高水準のマスプロダクションハンドメイドフレームのひとつだと断言出来ます。
僕のバイクは3年前NAHBSに展示されていたショーバイクのSportif Classicがベースなので、(役得で特別仕様の塗装が泥よけにふってあります。)とにかくこういった圧倒的な表現力を持つフレームを組み付ける時はそれぞれのもつ才能を削りあわせない様に注意したいものです。
もちろんコクピット周りはSimWorks。メインコンポはやはりワイヤーアルテグラ。(プリウスやレクサスはやはり多意味で重過ぎる。カローラの良さを知らずして日本のインフラ性能を語れやしないというところでしょう。フェラーリは僕にとっては論外。ドイツ系が出てきてくれる近未来は見たいものです。)ベアリング系はもちろんChrisKing。タイヤは質実剛健なパナレーサー。
自転車って深く考えれば考えるほどみっともなくなることが多いので自分の自転車はあっさり魚介系うっすら塩ぐらいの味付けで良いかと思っとります。
Frame | CieloCycle Sportif Classic | 55cm |
Headset | ChrisKing Nothread OS | (Silver) |
Hubs | ChrisKing R45 | (Pink) |
Rims | MAVIC OPENPRO 32H | (Silver) |
Tire | PANARACER TUERER 700x28c | (Black/Brown) |
Handle | SimWorks Misirlou | 430mm (Silver) |
BarTape | BROOKS | (Honey) |
Saddle | BROOKS B-17 SPECIAL | (Honey) |
STI | SHIMANO Ultegra 6700 | |
Brake | GrundCru LongReach | |
Fender | HONJO H-35 | Smooth |
Crankset | SHIMANO Ultegra | 170mm / 50-34 |
FD | SHIMANO Ultegra 6700 | |
RD | SHIMANO Ultegra 6700 | |
Pedal | SHIMANO Ultegra |