早いものでアメリカ出張組が帰国してから丁度一週間が過ぎました。
彼らがいろいろな経験をし、知識を吸収し、そして楽しんでいる最中、それを羨ましくも思いながらもいつもよりい少ない人数でお店を回し、少し疲労感がありつつも、僕は僕で休日を楽しむため気の向くままライドに行っていました。
向かった先は足助、先日シムワークスよりグルメセンチュリーライド足助2016が正式に発表になったこともあり、昨年のルートを辿りながらも、自分なりのアレンジを加え、先週、先々週と2週に渡り走ってきてわけです。
ご存知の人もいるかとは思いますが、僕は山間部を走るのが好きなので足助の百年草を起点するルートは非常に好みであるのです。緑豊かな山間を、冷たい空気を肌に感じながら走るのは至福の時間です。冒険というのには少し大袈裟なのかもしれませんが、季節を感じ、新しい道を自ら切り開いていくのは楽しくて仕方がないのです。
3/3、先週の木曜日、スタート地点あたりの気温は5度前後でしたが、既に梅が咲いている箇所もちらほらとあり寒いながらも日差しが暖かく感じられました。しかし徐々に標高を上げていくとグルメセンチュリーライド足助2015のチェックポイントであった段戸湖は薄っすらと表面が凍っていました。
そして、気になりつつも未だに足を踏み入れた事のなかった未舗装路に入っていくと薄っすらと雪が残っていました。そしてそこは思った通り、最高のグラベルロードだったのです。少し登りがあり、後は下るだけ。しかし、その長い下りも幾つものカーブが続いたり、気持ちの良い直線があったりと景色や路面も変わりとても楽しいものでした。
そしてその長いグラベルを抜けると一つの集落が現れたのです。人気もなくとても静かな場所でしたが中には食堂らしき場所もありました。この辺りの山間部は冬の間は外部の人が中々立ち寄る事が少ない場所なので、この時期はお休みしているところが多いです。きっとここもそうに違いないという希望を抱き、4月に入ったらもう一度訪れてみようと思います。
その後は三河湖畔を通り、最終的には昨年のGCRのルートの極上ルートに沿って百年草に戻り、ひとっ風呂浴びて帰路につきました。本当は全て自走で行きもしたいところではありますが、いろいろな未体験ゾーンへ足を踏み入れなながらのライドだと足助を起点とするのはかなり調子が良いのです。
先々週は百年草の裏手から、宿泊施設を目指すも道を間違えながら、お盆に行われる夜念仏が無形文化遺産の平勝寺を通り、神越渓谷を抜け、国道420を経由し、三河湖の南側の未舗装路を通るルートを取りました。国道420の北側もまた幾つものルートが取れそうなので、楽しみは一杯です。
ちなみに昨日はといえば…
名古屋市内で用事を済ませ、夜はRIDEALIVEのメインイラストや、グルメセンチュリーライドのフラワーデコレーションまだ多岐に渡りお世話になっている、アトリエみちくささんが、より濃いオーナーの色を出したTumbleweedさんにて開催された、回転草的工作室「男性専科」にて初のフラワーアレンジメントに挑戦、普段使っていない感覚を呼び起こし、悩みながらも完成させましたが、納得いくものが作れるようになるのはまだまだ先の事になりそうです。とは言えとても楽しかったので、次回開催の際にも必ず参加しようと思います。
山へは行かずとも、このようなカタチで緑に触れるのも良いもんですね。