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キングハブのオーバーホールは1人でできるもん!

とにかく今日も暑かったです。

名古屋は本日最高気温34℃を超えたとか超えてないとか。

サークルズピットも毎年恒例灼熱状態ですが、みんな元気に頑張っております。

さて私JUS、最近生まれて初めてコンデジなる物をゲットいたしまして、ナベタクに色々と聞きながら使い方を勉強しております。

そんな新しいカメラを使って写真を撮ったので、今日はCHRIS KINGハブのオーバーホールの流れを写真多め、文少なめで紹介していきます。

以前にもCHRIS KINGハブのオーバーホールはブログ等でご紹介しておりますが、今回は専用工具が無くても出来るハブのオーバーホールをレクチャーしていきます!

キングハブユーザーの方は是非ご自身でチャレンジしてみて下さい!

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まずは2.5mmのアーレンキーで「アジャストメントクランプ」のボルトを緩めます。

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フリー側には5mmのアーレンキーをさして、アジャストメントクランプを反時計回りに回して外していきます。アジャストメントクランプが手で回らない場合は2.5mmのアーレンキーはボルトの横の穴にしっかりと入れて回していきます。写真1番右の「アクスルエンド」もこの時にまとめて抜いてやればOKです。

⚠️2.5mmアーレンキーがしっかり奥まで入っていないと、ボルト横のこの穴が広がってなめてしまうので注意しましょう。

⚠️組み付けの時は2.5mmアーレンキーはささずに手で締め込んで玉当たりを調整して下さい。

あとはそのままズボッとシャフトとフリーを抜いてやります。

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ここまでは簡単に分解できますが、少し細かいパーツが出てくるので順番通りにならべたり、順番に写真を撮っておけば組み直す時に「アレ!?これどこだっけ?」がなくなりますよ!

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次にいよいよベアリングのお手入れ。外見はすごくキレイに手入れされているホイールですが、中身はやはりジャリジャリです。

まず「スナップリング」と言うベアリングの外側のパーツを取ります。今回のオーバーホールではここが1番難しい所だと思います。精密ドライバーのマイナスや先端の細く尖った工具を使うとグイッと外れます!

⚠️この時あまりグリグリやりすぎるとスナップリングの下にある「シール」と呼ばれる黒いゴムが破れてしまうので気をつけましょう!

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ちなみに僕はスナップリングを外す時には自作の工具を使っています。それ用の工具が無ければ自分の使いやすいように作ってしまうのも面白いかもしれませんよ。あくまで自己責任ですが。

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もちろんシェル側のベアリングも同じ仕組みなので同じ手順で外していきましょう!

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さぁ!後はパーツクリーナーなどを使って徹底的に磨いていきましょう!

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磨き終えたらお待ちかね!グリスアップ!!クリスキングハブのベアリングには専用の「Ring Drive Lube」がありますのでこちらを注油。

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後はグリスや潤滑剤などをシャフトなどに塗りながら組み付けていけば完成です!!

万が一部品を壊してしまったとしても安心して下さい、CHRIS KING社製のパーツはしっかりとスモールパーツが用意されています。

もちろんサークルズでもご用意しておりますので、お困りの時はご相談下さいね。

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JUS
伊藤誓悟

中、高、大学とラグビー部。大学の時左アキレス腱が断裂してくれました。リハビリで自転車に乗り始めたのがきっかけで、気づけば僕はここにいます。 前職はスポーツジムのインストラクターをへて整体師。CRC専属のトレーナー&メカニックとしてチームメイトが日本で、いや、世界で活躍できる様にサポートするのが僕の野望です。 カラオケでの尾崎は絶対に自分が一番です。
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