ディーパーズウェアのライフスペックミーティング、怒濤の4日間が無事に終わりました。そして昨日の朝はCRCライドに彼らを交えてのライド。
ついつい皆さんとのサドルトークに花が咲き、温度計を確認していませんでしたが、朝の戸越峠は少しひんやりとし、秋の深まりを感じた朝でした。
昨日のウェアチョイスはSearch And State/サーチアンドステイトのライディングジャージ(半袖)にライディングジャケットの組み合わせ。私が着ているジャケットは惜しまれつつも終了カラーとなったサンドストーン(レディースモデルはまだあります)ですが、実は新しいカラーが加わっています。
【Search And State/サーチアンドステート】 S1-J Riding Jacket Sage ¥34,800(税抜)
朝晩冷える時間帯、ライダーの身体に受ける風をしっかりと遮りながらも、日が昇り、気温が上がって行く中でも快適に着れる一着です。その秘密は使用している特殊なメンブレンにあります。Scholler社のC-Changeというメンブレンは、身体から発せられる蒸気に応じて生地の透湿性が変化するという優れた機能を持っています。
冷え込んだときや、長い下りで体温が低下する状況においては、生地が収縮してしっかりと風をシャットアウトし、春先や秋口の気温が比較的安定している時期や、ライド中身体が温まってきた時には熱の放出性が高まるので、快適にライドをすることができるのです。
実際に、昨日のライドではずっとジャケットを羽織っていましたが、登りで身体が温まっても、ジップを空けて風を取り入れるだけで快適に登れただけでなく、内側に蒸気が籠って結露したり、ジャケットの中が蒸れるというストレスもありませんでした。
また、内側にシーム処理こそ無いものの、非常に高い防水性を備えており、長時間雨に打たれ続ける事が無ければレインジャケットと同様な効果を得られるというのもこの生地の特徴といえます。
【search And State/サーチアンドステイト】S1-V Riding Vest ¥29,500(税抜)
同じ生地を用いたベストも、まさに今の時期に活躍する一着。ジャケット・ベストともに背中にはジップ付きのバックポケットがマークされ、補給食や財布などを収めることも容易です。サイクリングウェアでは珍しいダブルジップを用いる事で、着たままでもジャージのポケットへのアクセスがしやすいということもポイントです。
とてもシンプルなつくりの中にも用いる素材にこだわり、ライドを快適に過ごすための工夫がなされたジャケット。これを羽織ってライドに行くのがとても楽しみに思えてしまう、個人的にはこれほどに洗練されたジャケットは他にはなかなか見つからないと思っている一着です。そして、この新しいセージカラーも直感的に着たいと思ってしまう良い色味ときたものだから、さぁ困った困った。
気になる方は是非袖を通しにサークルズテーラードまで。
皆さんのお越しをお待ちしております。