“PARLEE”
知る人ぞ知るカーボンフレームメーカー。アメリカはマサチューセッツにあるメーカーです。
もともとレース用のボートを製作していた創始者が、そのノウハウを活かして10年以上前に始めたカスタムカーボンバイクの先駆け的存在。
フルカスタムジオメトリーのZ1というモデルは、0.1°刻みでアングルを調整でき、チューブ長も1mm単位で好みに調整できます。また、ライダーの理想のパフォーマンスに合わせて、カーボンチューブもUD(Standard:スタンダード)、SL(Light:軽量)、XL(Stiff:堅い)、CL(Comfort:快適)の4種のチューブから選択でき、それに応してラグも適正なものにカスタマイズするという、最高のカスタムバイクです。
ストックフレームであるZ5というモデルは、XS,S,M,ML,L,XLという細かいサイズ設定に加えてFlex-Fitという独自のセミカスタムジオメトリーを採用し、それぞれのサイズにヘッドチューブが2.5cm長くなるTall Sizeを用意することで、ストックフレームながら、レースやロングライド等様々な用途に応じてお好みの選択ができます。
Z1、Z5どちらも電動、メカ式どちらのコンポにも対応しており、Z1についてはBB(Standard,BB30,PF30)、シートポスト径(31.6mm,27.2mm,ISP)等もお好みに応して選択できる柔軟性を持っています。
オリジナルのカーボンFDクランプも付属します。
そしてカスタムメーカーらしい、カスタムペイントについても特筆すべき点。
PARLEEのWebsiteにある、Custom Finishes Configuratorでペイントのデモンストレーションができ、あなたのお好みの1台に仕上げることができます。
鉄フレームの印象が強いかもしれませんが、良いと思うものには柔軟な私たち。
サークルズではPARLEEのお取り扱いをしております。
Z1(フルカスタムジオメトリー):¥889,350〜
Z5i(Flex-Fit採用ストックフレーム):¥451,500
Z5SLi(Z5iの軽量モデル):¥553,350
Custom Finish(Paint):¥45,570〜
僕はZ5iでオーダーしました。
サイズはSでヘッドチューブは通常の長さをチョイス。
Frame | PARLEE | “Z5i” |
Fork | Enve Road 1.0(Tapered) | |
Headset | Canecreek 40 | |
Hubs | Chris King R45 | |
Rims | EDGE 68mm(TU) | F:20H R:24H |
Spoke | Sapim CX-RAY | |
Tire | Continental Sprinter Gatorskin | 700-23c |
Handle | EDGE | 380mm(Standard) |
Stem | EDGE | 110mm |
BarTape | Lizard Skinz | 3.2mm |
Saddle | Fizik Gobi | |
SeatPost | Thomson Elite | |
STI | Ultegra 6770 | |
Brake | Ultegra 6800 | |
Crankset | Dura-ace 7900 | 170mm 53-39T |
BB | Chris King | Press-Fit30 |
FD | Ultegra 6770 | |
RD | Ultegra 6770 | |
CS | Dura-ace 7900 | 12-25T |
Pedal | Speedplay Zero Stainless |
やはり芯のある硬さというか、踏めばその分素直に進んで行く感覚です。特にBB回りの剛性はすごい。かといって、ガチガチに硬い訳ではなくロングも十分に乗れる印象です。この仕様で6.7kg。自分でもビックリな数字です。暴れ馬っぽい見た目に相反してハンドリングもすごく良く、自分のイメージのラインをしっかりトレースできます。カラーはConfiguratorと何度もにらめっこして決めました。カーボンっぽくない爽やかなカラーリングがテーマです。こいつを引っさげて今月の平田クリテに出ようと目論んでいるのはここだけの話。
店頭にて展示しておりますので気になる方はお気軽にご相談下さい。