とりあえず、こちらでの生活も落ち着いてきた。
もちろんここでのミッションは様々あるが、遊ぶことも重要である。
ってことで、火曜の夜といえばの、お決まり行事。
The Athletic / ジ・アスレチック のジェレミー・ダンの呼びかけで毎週集まっているバスケットボールナイト。 いつからかこちらに来るときは必ずバスケットシューズも持って来るようにしている。 そしてここへ行けば色んな人に会えるし、様々な情報を手に入れることだってできる。 これこそ、The Athletic Communityと言われている所以なのだ。
それで早速、翌日にナイトクリテリウムがあるよって情報を教えてくれたので、仕事帰りに寄ってみた。
平日のど真ん中ですが、夕方仕事を終えたサイクリストたちが、街からも比較的アクセスしやすいマウントテイバーという公園に続々と集まって来る。 ナイトクリテリウムとは言っても、陽が長いおかげで全然明るい。
ちゃんとレディースカテゴリーもあって、しかもみんな普通に速い。
東海地方でいうと、平田クリテリウムのように、当日エントリーで気軽にチャレンジできるレース、ただ登り下りの複合コースなので、ちょっとまた違った感じ。 公園には犬の散歩をしてる人や、ランニングをしている人、ビール片手にヤジを飛ばす人など、みんな共存しているのが印象的だった。
すると、見覚えのあるジャージが目の前を駆け抜ける。
BreadWinner / ブレッドウィナー のアイラ・ライアンもこのレースに出ていたのだった。 うっかりこんなところで再開。 よく見ればシクロクロスに跨っている。 カーボンのレーサーばかりの中に、乗り慣れたスチールのフレームでしっかりと集団でレースを展開していた。 彼の中では既に#crossiscomingなのであろう。
工房から仕事を終えて直接レース会場へ。 レースが終わったら約1時間の道のりをライドするのだとか。 彼こそまさに#workhardridehomeを体現している男である。
上位カテゴリーには、ジェレミー率いるTeam Wooly Mammothの姿も。 一目見たら忘れないその特徴的なチームキットが何人も揃って走るのは壮観だったし、何より見つけやすいおかげで写真も撮りやすかった。
ジェレミーは昨晩バスケをしたにも関わらず、きっちりと完走していた。 こちとら筋肉痛で通勤ライドもままならなかったというのに。 とにもかくにも、日々の暮らしの中に、しっかりと遊ぶことも組み込んでいる彼らに負けずに、仕事も遊びも目一杯向き合って行こうと思う。 自転車という、実用的で、そして最高の遊び道具でもある乗り物でご飯を食べさせてもらっているのだから!