3連休のど真ん中な本日、以前納車したバイクがピットイン。
納車後の初期点検ということで一通りチェックしました。
Chris King R45とMavic Open Proの手組みホイールを使って頂いていますが、
ハブに初期ガタが出ていたので調整を。
フロントは5mmアーレンキーx2本と、専用のHub Cone Adjustment Toolを使用します。
リアは5mmと2.5mmのアーレンキーを使って調整ができます。
非常にシンプルな構造で、専用ツールを揃えて頂ければ、ご自身でも調整が可能です。
どんなハブでもそうですが、ガタが出た状態で使うのは良い事ではありません。Chris Kingのハブはガタが発生する度にきっちり調整する事で、ハブシェルやベアリングそしてそれを受けるパーツの収まりがバチッときます。自分がロードやクロスのトレーニングでかれこれ3年使っているClassic Hubは最初の半年の間に何度か調整をしてからすこぶる調子が良いです。
ハブをバラしてクリーニングする際も専用のHub Service Toolというものを使うことで、ベアリングやハブシェルに負担をかける事無くスムーズにばらしができます。もちろんこのService ToolもChris Kingのオリジナルのもので、皆さんはあまりベアリングを外したりする機会は無いかもしれませんが、びっくりするくらいにストレス無く外せるのです。如何に良いものを良い状態で長く使い続けられるようにしようかという創意工夫が感じられます。
というわけで、初期ガタ含め、何度か出てくるガタを調整する事でより長く、快適に使えるハブなので、Chris Kingのハブを使っていらっしゃる方、是非一度持って来て下さい。ご自身でメンテナンスしたい方はやり方もお教えしますのでお気軽に!