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【AYA BIKES】
新たな1歩を踏み出した《前編》

「世界中を旅してみたい」

 
いつからかそんな夢を抱くようになった。 自転車に乗るようになり、フレームを作れるようになった今はいつか自分で作った自転車に乗って旅をしたいと夢見ている。

初めての海外は15歳の時にテニス留学で訪れたオーストラリア。 その当時中学生だった私は夏休みを利用し2週間、冬のシドニーで世界のテニスを学んだ。 今思うとよく1人で行ったなと思うのだがその頃はテニスが好きでもっと強くなりたい、その気持ちだけが私を突き動かしたのかもしれない。
 
ホームステイ先からテニススクールまでは少し距離があった為自転車とバスで通っていたのだが、その時ホームステイ先で借りたのがMTB。 自転車に乗る時は必ずヘルメットを被らなければいけないオーストラリアだが、道幅も広くほとんどの道路に自転車専用道路があってとても走りやすかったのが印象的だった。 あれからもう随分時が経った今でも忘れられないし、これからもふとした瞬間に思い出すのだろう。
 
Circlesに入る前、前職の有給消化中だった時にふとそのことを思い出して海外に行きたいと思った。 でも里帰りしたいこともあったのでバイクパッキングで名古屋から西へ向かうことにした。 仕事を辞めて有給を使い旅に出る、ゲストハウスの人曰くよくあるパターンなのだそうだ。 旅の日程は3/11〜3/17の1週間で名古屋〜山陰〜九州〜四国〜姫路。 理想をいえば全て自転車で走りたかったがそんな体力もなかったので、輪行し電車も利用した。 たまたま青春18きっぷが使える時期だったので、上手く利用すればより遠くへ足を運べると思ったのもある。
 
 

なかなか訪れる機会のなかった山陰地方

 
早速1日目から名古屋〜鳥取まで輪行、乗り換えも5回ほどあったし電車を間違えることもあったが8時間かけて鳥取駅に到着。 変わりゆく風景を眺めながらと鈍行でのんびり行くのも悪くない。 鳥取砂丘に着いた時はもう陽は暮れてもう1日が終わろうとしていたが、まだこの日の寝床を決めていなかった。 鳥取市から少し離れた米子に雰囲気の良いゲストハウスを見つけすぐさま電話、ラッキーなことに滑り込みでチェックイン出来た。
 
 
この日の宿は、解放 Guest House 勝造自転車もそのまま中に入れさせてくれた。 店主にどこ行くのかと聞かれたので「特に決めてない、とりあえず西の方へ…」と言うと、「自由だね〜でもいいと思う、僕も一緒だ。」なんて会話をしつつ、建物内を案内してもらう。 安くて、気楽で、自由で個性溢れるのがゲストハウスの良いところ。
 
 
2日目は海岸沿いを走り、水木しげるロードや、峠を越え日本庭園で有名な足立美術館に立ち寄る。
 
 
足立美術館は決して行きやすい場所にあるわけでもないのに、多くの観光客が訪れていた。 見るまでは日本庭園がこんなにも美しいとは今まで感じたことはなかった。 一つ一つの日本画を見ながら昔の人は凄いなとただただ感銘を受けるばかりだった。
 

 

順調に走り進め、松江市に入り市街地を走っていると自転車のマークや文字を良く見かけるようになる。 自転車道もしっかり整備されていてとても走りやすい。
 
 
映画「RAILWAYS」でも全国的に有名なった一畑電車は全区間で車両内に輪行せずとも自転車を持ち込むことが出来る「レール&サイクル」というサービスがある 。 せっかくなので乗ってみたが、ヘルメットもかぶったまま乗車しても特に何も言われることもない。 こんな自転車に優しい街がもっといっぱい増えて欲しい。 出雲大社で旅の安全を祈願してこの日を終える。
 

 
出雲を出発し下関へ向かう3日目。
 

 
しばらく日本海沿いを走っていたのだが、いくらペダルを回しても同じような景色にさすがに飽きてしまったので一気に山口まで輪行。
 

 
電車から降りた先に道の駅には早くも桜が満開に咲いていた。 弁当やお菓子、お酒などをいただきながら花見を楽しむ人たちを見て幸せな気分になる。
 

 
日本海側から山を越え瀬戸内海へ向かう途中いくつか峠を越えたので一気にペースが落ち時間を要してしまった。 このままだと夜通し走ることになる。 それはさすがに出来ないと思い、輪行で下関へ向かった。
 
 
そうして宿に到着したのはすっかり夜が更けたあとのこと。
 
この日の泊まったのは、築43年の割烹旅館をフルリノベーションしたゲストハウスuzuhouse。 屋上から関門海峡を望むことができ、無数の星が光り輝く夜景を眺めながらゆっくりとした時間が流れる。 この怒涛の3日間の疲れも手伝ってか、心地よい眠気がやってきて、気付いたらぐっすりと眠りについていた。
 
 
《後編》へ続く!

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